上手だね、日本語

  • 2016.05.28 Saturday
  • 11:28
今日は 第13回オーロラ日本語スピーチコンテスト全米大会の日。

今年のコンテスタントは 12人↓



アメリカ中から選ばれた彼らは、日本語を勉強して数年。
毎年のことだけど こんなに上手になるの?と感心させられる。
今年もどんなスピーチが聞けるのか?
とっても楽しみ。

ここで 一位になると7月に日本で行われる世界大会への出場権が得られる。

UCI(カリフォルニア州立大学アーバン校)の教室 準備中の会場の様子↓



スピーチは3時過ぎまで続きます。

ご近所の皆さん、是非 おいで下さい。

日本の品格

  • 2016.05.11 Wednesday
  • 09:31

地下鉄に乗ろうと改札口で ポケットを探った。
あれっ?スイカ(前払い現金カード)が無い?
さっきまで乗っていたタクシーの中で病院の診察券を探すために
バッグの中や洋服の両ポケットなどをひっくり返して
ゴソゴソ物探しをしたから その時に財布に入れたかな?
バッグのどこかに入れたかな?

焦る!
が。。。
財布の中には無い!

時は朝の通勤ラッシュの真っ只中。
歩くのが遅い私より数歩前を歩いていた連れは
すでに改札を通ってホームへ行ってしまった。
早く探して追いつかないと。。。

もしかしたら タクシー?
落としたかな?
診察券を捜している時に スルッと座席に落ちたのかな?

あーーあ、ドジだねえ。相変わらず。
スイカカードには まだ1200円位残っていたのになあ。
それより何より それが無いと 切符を買うのが面倒だよ。
そんなこんなで バタバタあたふた 改札の前でやっていると 携帯電話が鳴った。
きっと連れが業を煮やして 電話かけてきたに違い無い。
もしかしたら既に乗り継ぎ駅に到着して 電車を降りてみたら私がいないのに気がついたのか?
と慌てて電話に出ると
「XXタクシーです。スイカカードを落とされましたか?」
タクシー会社から電話だった。
「今 電車に乗ろうとして カードがないのに気がついて探していたのです」
「XX駅ですね。運転手がお待ちしています」
助かったー。
失くしたと思って諦めたカードが無事に戻ってきた。
凄いなあ。日本のタクシー。

そのタクシー会社に 携帯電話番号と住所と名前が登録されいるから できることだけれど
アメリカではありえない。
アメリカでこういう状況で物を失くしたとしたら絶対に出てこない。
ありえない!
だって私の落としたスイカカードには名前が入っていなかったし
現金と同じに使えるカードだし
落ちていたことを知っているのはタクシーの運転手さん一人だし。。。

断言してしまってもいい。
アメリカではクレジットカードのようなものを落としたらすぐに使われてしまう。
戻ってくることは 99.99%ない。

良く日本へ旅行した外国人が感心するんだけど
落し物が 財布が ちゃんと届けられて手元に戻ってきたって。
この日本社会の良心 凄いね。
それを普通にできるってことが 品格ある国民ということを証明している。

今日はドジをしたおかげで この日本社会の品格を実感!
日本人としてほんとに誇りに思う。

さて、タクシーの運転手さんから カードを受け取り
慌ててホームへ降りていくと 散々に待たされて
いくつもの電車を見送ったという連れはブンブンに怒っていた。
平謝りするしかなかった私。
すんません!






屋久島パワーに癒される

  • 2016.05.09 Monday
  • 22:01

屋久島に行く前アレルギー性の鼻炎に悩まされていた。
鼻水が垂れる くしゃみを連発するなど 花粉症特有の症状に悩まされて
あまりにも我慢が出来ない時は 鼻炎薬を飲んでいた。

それが 屋久島に行ったのをきっかけにぴたりとその症状が 改善。
緑の森が放出する綺麗な空気吸い込み、山の頂に大量に降る雨が急勾配の岩山を駆け下りるという清らかな水を飲んで毒素が排出されたのか?
はたまた野生動物とのふれあいなどで
身心ともに癒されたのか?

屋久島から本土に戻って3日目というのに くしゃみとか鼻水という不快な症状の再発は今の所無いようだ。

さすがだね。
屋久島パワー。

山に降った水を蓄える岩にびっちりと生える緑の苔

緑茶ハイ

  • 2016.05.07 Saturday
  • 15:51
緑茶ハイ?

「ただお茶よりいいと思った」
と 静岡に向かう新幹線で おっとっとが買ってきてくれたのがこれ。
緑茶ハイ




お昼も過ぎて お腹もすいてきた頃なので すぐにプルトップの口を開けて飲む。

うむむ!なんだこれ?
なんの味もしない。。

見るとアルコール分は4%。
糖質0とある。
二口目を飲む。
やっぱり無味。

「まずいねえ」
と言いながら缶をよく見ると!「 振ってから飲め」の文字。
「少し降って抹茶の風味をお楽しみ下さい」
どうりで 上澄みを飲んでもなんの味もしないわけだよ。
しかし、飲み進むうちに抹茶の味がどんどん濃くなっていき 美味しいじゃないの?

さすが静岡 お茶どころ。
4%のアルコールもちょっと効いてきて いい感じ。
緑茶ハイの回し者でもなんでもないけど 静岡県人としては 押しちゃいます!

365日雨が降る?

  • 2016.05.06 Friday
  • 17:19

屋久島では 海岸線の人間たちの住む場所に 雨が降らなくても
いくつかある山の頂きの何処かでいつも 雨が降っていることから
1ヶ月の内34日(1ヶ月34日も無いけど)は雨が降るといわれている。

そんな屋久島の今日は 雨。




いつもは潮騒しか聴こえないが 今日は 屋根に打ち付ける雨音の方が 勝っている。

一週間ほどの滞在中 中1日を除いてほとんど晴れた。
そんな天候に恵まれた屋久島を去る日が雨とは。。。帰らないで と誰かが言っているのだろうか?

夕方の飛行機で 大阪まで帰る予定で空港へ。

送ってもらう車の中で「雨だと欠航もあるけど 大丈夫かな?」と島の友人がいう。
確かに 朝から雨脚は激しかったが。。。

空港に着き 案内板を見ると、運行は なんと 天候次第という。
ここと本土をつないでいるのは今時珍しいプロペラ機。




そして天気が悪いと滑走路には風が吹き荒れるというパイロット泣かせの飛行場だ。
待合室で待っていると「鹿児島からの便が只今こちらに向かっておりますが 天候を見ながらの着陸となります。
もし視界が悪く着陸出来なかった場合 到着便はそのまま引き返します。
その場合 当空港からの鹿児島行きは 無くなります。ご了承下さい」とのアナウンス。

果たして 今日中に 本土へ着地できるだろうか?

しかし、この雨が屋久島の森を育む。

急勾配の河川の水は淀むことなく海へと流れ込む。豊富な水は 限りなく美しく透明だ。

急勾配の山に降った雨水を森の中に蓄えるのは 苔だ。
岩に 木々の足元に 苔たちが びっしりと育ち降り注ぐ雨水を蓄える。



夜間通行禁止

  • 2016.05.05 Thursday
  • 17:47
屋久島は鹿児島沖60キロに浮かぶ直径25キロ、周囲139キロの小さな島だ。

海の中から岩石が浮かび上がってできたという珍しい島で
火山島ではなく 島全体が巨大な 一個の大きな岩だそうだ。
海からそそり立つ海抜1900メートルの岩の塊。
海と緑の森がこんなにも近い場所を 私は知らない。
ハワイの島々も自然が豊かだとは思うが あちらはトロピカルなのに対して こちらは 和風のそれである。

島の南側は 亜熱帯、森の奥深く九州地方で一番高い山という宮之浦岳(1936メートル)の頂上は亜寒帯。
日本列島の全てがこの島にはあるとも言われている。
1993年 世界遺産となった。

ご縁があってこの島で一週間程過ごしている。
崖の上のポニョではないが、崖の上に立つ家の周りには 海と森があるだけ。
森の木々は風があれば風にそよぐが 眼下の海から聞こえる潮騒に風の音すらかき消される。
波の音の他になんの物音もしない。

梅雨の時期は 家の中までカビるというから かなり大変らしいし
夏の暑い時期の昼間の暑さは半端ないらしいが
今の季節はこの島のベストシーズンかもしれない。
今回、少し雨にも降られたが、頑丈な家に守られているので
自然は 脅威とはならず なんとも心地良い限りだ。

今日は ちょっと蒸し暑いが お天気も良く 島一周の冒険に出た。

島の南東にある家から出発し 西北にある永田浜を目指し 島を左回りにドライブ。
途中、栗尾から永田浜は夜間通行禁止の立て札が。
なんで?
と思ったら。。。納得の理由が直ぐに見つかった。

走っていくと 道はどんどん狭くなり 山にへばりつくようにどんどん登って行く。
片側は海へと垂直に落ちていく緑色の崖。

こんな道を夜に走ったら どんなことになるか?
昼間でも ハラハラドキドキ。
森の精よ。どうか私をに襲いかからないで。。。何もしませんから。見守ってください。




緑深い小道には 屋久鹿や屋久ザルが 普通にお出ましになり。
宮崎駿の「物の怪の森」がそこに。

ホストファミリー体験

  • 2016.05.04 Wednesday
  • 09:28
2016年 今年も 全米高校生日本語スピーチコンテストが もうすぐ。

全米から日本語を勉強している選りすぐりの高校生たちが アーバイン(カリフォルニア州オレンジカウンティ)に集結し
アメリカ一を競うコンテストが 5/28(土)に開催される。

その参加者にお宿を提供する日本人家庭を募集中。

参加する高校生たちは 各地のコンテストを勝ち抜いただけあって 流暢な日本語を話す。
日本人でない子供たちが 数年の学習でこんなに上達するものか?とびっくりポンだ。

今朝 カリフォルニアのお友達からSOSが来た。
高校生にお宿を提供するホストファミリーが不足しているという。
高校生に5/27(金)、5/28(土)2晩のお宿を提供スピーチコンテストを楽しんで 日本とアメリカをつなぐちっちゃな架け橋の一端を担う。

国際交流というのはこういう地道なボランティアへの参加から 成り立つと思う。

コンテストの様子などは 過去記事をご覧下さい。
http://americajijo.jugem.jp/?eid=77

http://americajijo.jugem.jp/?eid=876

ホストファミリーをやってみたいという方 ご連絡お待ちしています。

tkmitsuko@gmail.com
まで。





真っ黒 屋久島ラーメン

  • 2016.05.03 Tuesday
  • 13:50
2016年ゴールデンウィークの屋久島は 多分普段もこんな感じであろうと思われるが 非常に 平和だ。

日本中の観光地は大賑わいを呈しているらしいが 世界遺産のブームも去ったのか 熊本地震の影響でキャンセル2000人というのが 影響しているのか 至って静か。

この日は 宮之浦方面へ 探索。

志戸子のガジュマル園へ
入場料 大人200円
熱帯植物ガジュマルの北限だという。
海に面した小道にひっそりと園の入り口がある。




このなにげなさが 素敵。
海はあくまでも透明。
この島では 海と森が繋がっている。





2時をだいぶ過ぎた頃 お腹が減ったので 宮之浦まで戻り ラーメン屋さんに飛び込む。
竹炭を練り込んだ黒麺の屋久島ラーメンを食べる。

チャーシューの中に 緑色の魚のすり身が。
鯖節の切り身も浮かんでいる。




お店には相棒の「及川輝博」のサイン色紙。相棒ファンとしてはちょっと 嬉しくなったりして。

アハハを飛ばす

  • 2016.05.02 Monday
  • 11:06

おおぼけの笑い話でウケ狙い母と私とアハハを飛ばす(高木みつこ)


<うそをついてでも面白くしましょう>

以下 枡野浩一著「一人で始める短歌入門 」より

面白い短歌というのは、「面白い出来事をそのまま詠んだ」から、面白いのではありません。
「普通の出来事を面白く詠んだ」とき初めて面白い短歌になるのです。
伝えたい本当の気持ちが、短歌を詠むことで「うそ」になってはしまっては台なしです。
しかし、本当の気持ちを伝えるために、うそを上手に利用することも考えてみましょう。
_____



「歌を詠む」とは、リアルを上手に再構築すること=上手に嘘をつくこと、これこそ創作の醍醐味だね。___高木美津子





calendar

S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< May 2016 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM