川柳 課題「衣」

  • 2015.07.13 Monday
  • 14:30

 川柳 課題 「衣」

まだ独身誰か羽衣(はごろも)盗んでよ(子猫)
子供のころに読んだ日本昔話に「天女の羽衣」というようなお話があった。
「美しい天女たちが 舞い降りて川で水遊びをしているのに
出くわした一人の男がいた。
彼女たちのあまりの美しさに男は目を見張る。
見るとそのそばの松枝に 彼女たちの羽衣がかけてある。
男は 羽衣をひとつ盗んで隠してしまう。
水遊びを終えて 天に帰ろうとするが
羽衣を盗まれた娘は 天に帰ることができずに
途方にくれる。
何食わぬ顔をして 男が現れて その娘を 
家に連れて帰り 嫁にする。
しばらくの間 二人は睦まじく暮らすが
ある日、隠しておいた羽衣を 天女は見つけてしまう。
天女は 大喜びで 羽衣をまとい さっさと天に帰ってしまったとさ」
というような内容だったような。
最近、結婚しない若い人たちが増えているという。
羽衣を盗まれてしまえば 女は観念するのだろうか?
なーーんてね。
それにしても、昔話って 結構残酷な話が多いなあ。

お茶づけ女とステーキ男 あや著

  • 2015.07.08 Wednesday
  • 14:28
 「お茶づけ女とステーキ男」あや著

 

あらすじ__

アメリカ男性と結婚した日本生まれ 日本育ちの日本人あや、

彼女と夫は 日本で知り合った。

たちまち 彼のとりこになってしまったあやだった。

結婚を決意したのも 直感だった。


が、その後、夫とは いろいろな面ですれ違っていく、

挙句の果ては、夫からドメスティックバイオレンスを受けるようになる。

離婚をしたいと思い始めても なかなか決心のつかなかったあやを 

離婚へと後押ししたのは 結婚生活に悩むあやを

カウンセリングしてくれたドクターの言葉と

同時期に教会で聞いた「Act on it!(行動せよ)」という

聖書の言葉だった。

 

離婚を決意し、子供2人とともに ドイツ駐在の夫の下を去り

アメリカカリフォルニアで離婚の申し立てをするあや。

離婚の申し立ては 夫の同意を得られず 訴訟に発展。

 

あるときは、友人の助けを借り あるときは 自らの直感に 

導かれ 次々と襲ってくるさまざまな苦難を乗り越えていくあや。

 

10年という長期間に渡った離婚訴訟はアメリカの社会を映し出す。

アメリカという異文化の中で 自称お茶づけ女あや(日本人女性)が

ステーキ男である夫、つまり、異文化アメリカ社会を敵に回しつつ

見事に戦い抜き 自我を確立していく。

 

・・・という物語。


実話を基にしているので 臨場感が半端でない。

疑い深くなっていた夫とのドイツでの生活を棄て、

子供を連れてカリフォルニアに逃げるというエピソードから

物語は 始まるのだが 最初から はらはらどきどき。

読み始めたら 先が気になるので 止まらなくなり 

結局一晩で 読み終えた。

 

あやは強い人だった。スーパーウーマンだ。

自分と比べること自体間違っているが

同じ日本人、同じくアメリカという社会で暮らすという

共通点はあるにはあるが・・・

ちびっとはまねしてみようかと思うけれど

ふにゃふにゃの自分とは かけ離れすぎていて・・・。

凄過ぎる。


離婚裁判のくだりは アメリカ社会の現実がそこにあると

実感した。


 

ととろ図書館で貸し出し中

http://totorolibrary.jugem.jp/


JUGEMテーマ:読書

ポートランド(オレゴン)好きかも

  • 2015.07.07 Tuesday
  • 16:07
 ポートランドに魅せられて

 

ブードゥードーナッツに行くつもりが 隣のオイスターバーに

迷い込み、そのあまりのおいしさに絶句してしまった。

詳しくは 

「ブードゥードーナッツとオイスターバー」↓に

http://americajijo.jugem.jp/?eid=965

 

だから、その夜の夕飯は どうしてもシーフードのレストランで

食べようということになった。

そこで、Yelp(アメリカ版食べログ)にて検索。

ロケーションのよいおいしそうなシーフードレストランに当たりをつけて

予約の電話をかけると 繁盛店はさすがに満員との返事。

残念!

でもめげずに次の候補を見つけ出し また電話する。

と、ラッキー!

今度は予約が取れた。

どんな店なのか?果たしておいしいのか?

そのネット上の評価とアップされているおいしそうな写真だけが頼りだ。

生牡蠣の盛り合わせがあるらしいとわかる。

後は ふたを開けてみるしかない。

 

予約は 7時に取れていた。

時間より少し前に ダウンタウンについた。

そのあたりは 昼間行った場所とはちょっと違う雰囲気だった。

レストランに入る前に 辺りをぐるっと一周見て回る。

高層ビルに囲まれた現代的なエリアだった。

目指すレストランも なかなかおしゃれなお店で

ちょっと気取ったいでたちで行った方が

しっくりくるような気がした。

 

が、旅行中だし、着の身着のままのわれわれ、

そんなことにそこで気がついても後の祭り。

どうしようもなく・・・いざ、行かん!

と、中に入る。

雰囲気いいねえ!なかなかおしゃれ。

 

めったにないというか彼女たちと水入らずの食事は初めてだし

楽しく食べたいから 雰囲気も大事。

 

それぞれに飲み物(ワインなど)を頼み、

シーフードサンプラーという魚介類の盛り合わせ、

生牡蠣 12個のセットをオーダー。

次女が ステーキを頼み・・・

もう一皿くらい何か頼んだ気がするが

あまり記憶に無い。

というのは ここでも 生牡蠣がすばらしくおいしくて

それ以外のものを あまり覚えていない。

飲み物は、オレゴン産の白ワインを頼んだのだけれど、

それも かなりおいしかった。

かって帰りたいくらいだったけれど 

荷物になるので 即却下。

 

とにかく、その夜は、おいしいお料理を娘たちと堪能し、

おしゃべりし 十分に楽しんだ。

 

そして、お支払いのとき 気がついたことがある。

なんと消費税が 無い。

なんてお得なんでしょう。

 

ポートランドには 消費税が無い。

消費税、普段は あるのが当たり前で レストランに入っても

お店でものを買っても なにしろ支払う段になると消費税が付いてくる。

あーー、こんなに高くなっちゃうんだねえ と、

いつも 後から 頭を殴られる気がするのだが

ポートランドでは それが無いので 消費税分をおまけしてもらっているような

そんな錯覚を起こす。

 

ポートランド、住みやすいだろうなあと実感する。

 

ウーバーというタクシーのような交通機関を使ったとき 

娘と運転手の人が 話していたのを聞いていたら

昨今、アメリカのテレビ番組に登場したポートランドは

住みたい町、住みやすい町の候補になっていて

本当に移住する人が たくさん居るのだという。

現地の人たちは もう十分に人口が増えて問題も出てきていて

もうこれ以上は 増えなくていいというのが 本音のようだった。

ポートランドで出会った人たちは 総じて親切だったし

消費税が無いし、生牡蠣はおいしいし、本当にいいところだった。

 

ポートランド、好きかも。


 


ポートランドが舞台のテレビ番組は

https://en.wikipedia.org/wiki/Portlandia_(TV_series)

ブードゥードーナッツとオイスターバー(ポートランド)

  • 2015.07.06 Monday
  • 15:08
「ポートランドに行ったら ブードゥードーナッツがおいしくて楽しいよ。

絶対行ったほうがいいよ」

と、飛行機で隣り合わせた11歳の男の子が 目を輝かせながら言った。

「どんなドーナッツなの?」

というと

「めちゃくちゃおいしいんだよ。M&M’s(マーブルチョコ)が

乗っていたりしてさ」

という。

「そう、じゃあ、行ってみるね」

と返事はしたけど、ドーナッツねえ・・・別にドーナッツには

それほど興味は無い・・・と思っていたが

2日目の午後、次女とポートランドのダウンタウンをぶらぶらと

観光していたとき、

「せっかくだからやはりその有名な観光スポットに行こう」

ということになった。

 

お昼もかなり過ぎた時刻だった。歩いている間に公園を通り過ぎたが

ホームレスをちらほら見かけた。そのあたりは そういう場所だったらしい。

が、知らないというのは いいことかもしれない。

真昼のことだし、娘と一緒だから 心強かった。

「このあたりは あんまりよくない場所なんじゃないの?」

と、娘に言うと、

「大丈夫だよ」

と、娘はちっとも怖がっていなかった。

娘にくっついていくと、その有名店はあった。

なんと、お店の前は 黒山の人だかり。

100人近い人が並んでいるのではないかという有様。

大変なことになっていた。

見ただけで いくら有名だからといってもこの行列の最後尾に並び 

ドーナッツのために 待つ気にはならなかった。 

あっさりと有名店をあきらめた娘と私だった。

 

しかし、かなり歩いて 疲れたので一休みすることに。

ふとみるとドーナッツ屋の隣に「オイスター・バー」の看板が。

朝ごはんを食べてからずいぶん時間が経っているし

かなり歩いたので おなかペコペコだし うれしい!

「バーでなにか飲んで ちょっとつまもうか?」

と、入ってみると なんともパンクな姉ちゃんウェートレス。

黒い網タイツはいて 黒白のミニのドレス、

そして、目の周りは真っ黒という化粧、二の腕には刺青が。

ブードゥードーナッツもかなりパンクだから 

そのあたりは そういう場所なのかもしれなかった。

しかし、そのときの私は、おなかが空きすぎで 疲れていて

そんなことを考える余裕は無かった。

 

席に座って、メニューを見る。

オイスター・バーだからね。やっぱり生牡蠣食べなくちゃ。

あの飛行機の少年もポートランドでは「シーフードがおいしい」と

いうようなことも言っていたし。

で、飲み物は白ワイン、娘は 赤ワインを頼んだ。

 

おなかがすごーーーくすいていたからか?

その生牡蠣のおいしかった事!涙が出た。

アメリカで あんなにおいしい生牡蠣 あるんだねえ。

3種類の牡蠣が2つずつ6個出てきた。

今思い出しても よだれが じゅるっとね。

何にも解らずに飛び込んだお店でおいしいものに出会うってのは

うれしいね。めったにあることじゃない。

ポートランドが 大好きになったよ。

続き↓ 「ポートランド 好きかも」

http://americajijo.jugem.jp/?eid=966

 

今、Yelp(食べログのようなもの)で調べてみたら

星三つ(星5個が満点)だから そんなに人気店というわけではないようだ。

Yelpは、あんまり当てにならないかも。

ちなみに お店の名前は「Dan & Louis Oyster Bar

有名店 ブードゥードーナッツ↓http://voodoodoughnut.com/about.php

飛行機で隣り合わせた少年は↓

http://americajijo.jugem.jp/?eid=960
 

初めてのAir B N B(エアービーエンビー)

  • 2015.07.05 Sunday
  • 12:31

ポートランドのダウンタウンから少し離れたところにある一軒家が今回の宿だった。

 

娘が手配してくれた宿は「エアービーエンビー」の一軒の家だった。

それ何?

若者たちには すっかり普及しているらしいけれど

私にとっては、初めて聞く言葉だった。


 

早速ウィキペディアで調べてみると、民宿のような宿泊形態で 

ゲスト(泊まる人)に 住んでいる家が貸し出されるサービスらしい。

20088月に始まったとか 詳しくは ↓

https://en.wikipedia.org/wiki/Airbnb

 

住人がいながらにして1部屋を貸すこともあれば、

1部屋を他のゲストと共有することもある。

BNBは、ベッドアンドブレックファースト(ベッドと朝食)だという。

朝食が出るのが一般的らしい。

自分の家をまるごと、ホテルのように貸すこともあるという。

 

出かける前の娘たちの説明で バケーションハウスのようなものだと

聞いていたので 人気の無い別荘にでも行くようなものかと

勝手に想像していたら、大間違い。

別荘などではなく まったく普通の家だった。

 

なにしろ初めての体験だから ちょっと面食らった。

家の鍵は 入り口の周りのとある場所に隠してあった。

靴を脱いでくださいとのホストからの伝言で 家に入って靴を脱ぐ。

日本人だから 家の中で靴を脱ぐのは習慣だから 別にかまわない。

いいんだけど その家の場合、床が板張りだった。

偏平足がひどい私は 固い床は足が痛くなる。

「スリッパないのかなあ?」といったら

「ホテルじゃないんだからね。スリッパ持ってこなかったの?」

と、娘に言われてしまった。

そんなこといまさら言われても こういう形態の宿だってことを

知らなかったんだから、スリッパなど思いもよらなかった。

ホテルに泊まる場合は スリッパが備えてあることも多いし 

スリッパが無い場合でも、部屋は 絨毯のところが多いし 

それに ホテルでは 靴を脱げとは言われないから

足が痛ければ 自分の靴で歩き回ればいいのだから問題は無い。

 

というわけで、この旅で またひとつ賢くなった。

教訓)Air B N Bに泊まるときには スリッパを持参のこと。

 

直前まで 住人がそこに居たのではないか?という雰囲気。

誰かの家にお邪魔しているような・・・

台所などはきれいに片付けてある。

 

スリッパは思い浮かばなかったが タオルが果たしてあるのだろうか?

ということは 考えた。

そこで 細長いフェイスタオルは持っていった。

しかし、タオル類は ちゃんと洗ったのが用意してあり 

それに関しては もって行かなくても 大丈夫だった。

必需品=私の場合はスリッパだな。

 

というわけで、住人が居ない他人の家に泊まるという

不思議な体験をすることに。

 

そして、その家は 1ベッドルームだった。

三人で泊まるのに ベッドはひとつ。

どうするの?と思ったら、

娘二人は リビングルームのソファーベッドに一人ずつ休み

私は、ひとつしかないベッドに寝ていいと娘たち。

ちょっと遅れたけれど 母の日のプレゼントだっていうことだった。

持つべきものは 娘だわ。

なんてやさしいのかしらと感激しつつ

お言葉に甘えて そうさせてもらったけど

一人だけベッドに寝るのは 本当は ちょっと気が引けた。

 

それにしても 自分で予約してAir BNBなどに泊まることなど絶対に無いだろうなあ。

いろんな経験させてもらうなあ。

 

とにもかくにも、ありがとうね。娘たち。



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