ギネスの紙飛行機
- 2014.09.23 Tuesday
- 15:50
今度の土曜日、(2014年9月27日)は
アーバイン・グローバル・ビレッジ・フェスティバルだ。
「生まれたり育ったりした国は違っても、お互いに対する理解が深まれば、
誤解から生まれる行き違い、それに伴う暴力沙汰(戦争)などは、
回避できる。お互いをもっと知り合おう」
というアーバイン・グローバル・ビレッジ・フェスティバルの趣旨に賛同し、
毎年ブースを出している住山氏率いるJFNOCのボランティアの一員として、
今年もまた、日本国のブースでお手伝いすることになっている。
今年の日本国ブースのテーマは、
「紙飛行機を折ろう。そして、日本のおもちゃと和服紹介」。
会場を訪れるさまざまな国の子供たち(大人たちも)に、
日本の紙飛行機を折ってもらうという企画。
「簡単、簡単、紙飛行機なんて誰だって折れるでしょう?子供の頃、よくやったし」
と思ったら、住山氏が、企画会議の席で
「これが、ギネス記録を持つ紙飛行です」と 紙飛行機を差し出した。
そこに集まったボランティアの面々も、
「せっかく紹介するなら、良く飛ぶ飛行機を」と、興味津々。
「何?ギネス記録?どれどれ」とさっそく、ユーチューブで調べると、
ビデオで 折り方が丁寧に説明されている。凄い!
が、実は、かなりいい加減に見た。
その後、2回目のミーティングに参加。
いいかげんなまま、「これがギネスの紙飛行機です」なんて、
いいかげんなやつをみんなに見せて、飛ばしたりして・・・。
この飛行機、いいかげんなわりに 飛んだ。
だけど・・・いいかげんなままなのが気になって、
もう一度ユーチューブを見直すことに。
やっぱし、ちょっと違っていた。
はっ、はっ、はっ、私って 超いいかげん。
斜め読みならぬ 斜め見だったから 案の定 しっかり間違ってる。
ちゃんとしたのを作らなくちゃ!
というわけで、その日、真夜中にもかかわらず 紙飛行機作り。
ところが、何度確認しても飛行機の頭の部分の折り方が 理解不能。
「悔しーい!」
私、99%はいいかげんで終われる性格なんだけれど
時々スイッチが入る。
そうすると、できるまで止まらない。
そのときが そうだった。
突然、完璧を目指す性格が頭をもたげ、
それから小一時間 紙飛行機と格闘!
真夜中のこととて 日付も変わり・・・
たかが 紙飛行機。されど、紙飛行機。
ギネスの一言で こんなに熱中できるとは。
紙飛行機、きっと本番でも みんなの注目を浴びること請け合いだ。
お近くにお住まいのみなさん、
この週末は、アーバインのお祭りに是非 足をお運びください。
「アーバイングローバルビレッジフェスティバルとは?」
アーバイン市(カリフォルニア州オレンジカウンティー)の恒例行事で、
2011年にニューヨークのワールドトレードセンターを襲ったテロの悲劇の後、
中東系の住人に対する嫌がらせなどが起こった。
そのとき、お互いの国の文化を紹介し合うことで、理解しあい、
仲良くしようという趣旨で このお祭りがアーバイン市によって企画されるようになり、
その後、毎年この時期に 開かれている。
シティーセンターの後ろにある大きな公園に
各国のブースが立ち並び、それぞれに工夫して各自の文化をアピールする。
世界中の食べ物の屋台も出る。
野外ステージでは、コーラスや踊りなど さまざまなものが披露され、
キッズのコーナーでは 日本の折り紙なども一日中実演される。
↓2012年のグローバルビレッジの様子は「アーバインの秋祭り」
http://americajijo.jugem.jp/?eid=611