流れ流れてLA(ロサンジェルス)に

  • 2014.03.01 Saturday
  • 16:24
3月といえば、ひな祭り。ひな祭りといえば、雛人形。
雛人形といえば、箱に入れられたまま クローゼットに
積まれて何年も日の目を浴びていなかった我が家のお雛様。
 
誕生日が3月3日なので おひな祭りは自分の日みたいなもの。
特別な日だから、毎年3月が近づくたびに 飾ろうかなと
思うのに 近づくと自分の誕生日なのに忘れてしまう。
我ながら なんとものんきなやつでして・・・。
 
が、今年は どういう風の吹き回しか 先週、お雛様を飾った。
我が家は 去年の夏から末っ子が大学に行ったため空の巣。
そこに娘たちの姿は無い。
にもかかわらず 何年も飾っていなかったお雛様を出した。
(ちょっと待って!もしかしたら、だからこそ今年お雛様なのかも)
気まぐれというか なんというのか とにかく出してみた。
 
お殿様は 確か向かって左側だったかな???
わからないなあ。
確認のため 雛人形の飾り方を ウェブで調べてっと。
 
雪洞(ぼんぼり)の和紙が劣化して 破けちゃってるねえ。
日本だったら 人形店に持っていけば 
きっと修理をしてくれるんだろうなあ。
仕方ない。破れちゃってるけど 飾っちゃえ!
 
長女と同い年の我が家のお雛さまたち、かなり年期が入っている。
母が用意してくれたその雛人形セットは 木目込み人形の二人雛。
営業職で引越しの多い我が家の事情を考えて選んでくれたものだ。
私の性格も考慮に入れてくれたらしく 出すのもしまうのも
あっという間にできる優れもの。
 
飾りながらいろんなことを 思い出した。
娘たちが 成長する過程で何度も出したりしまったり
あんなこともあったし こんなこともあったなあ。
気がつけば、その時々の我が家を 見守ってくれている優しいお顔に
なんだかしみじみ 癒されている自分がいた。
 
やっぱりいいねえ。日本だねえ。
 
でも、この方たち 人形師に命を吹き込まれたとき、
アメリカくんだりまで 流れてくるなんて 
思ってもいなかったに違いない。
お互い、思えば 遠くへ来たもんだねえ。
・・・しみじみと お人形を飾りながら 
感慨にふけった私。
 
<その他の記事>
「セントパトリックスデー」
もうすぐ セントパトリックスデーですね。
3月17日は緑の人にならないと・・・
JUGEMテーマ:家庭

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