「美味しいものは自分で作らねば・・・」
- 2013.12.21 Saturday
- 15:37
先週 長女の誕生日だった。で、考えた。
「何かプレゼントを??何がいいだろうか?」と。
そして、思い出した。
昔、彼女が小さい頃のこと、彼女の誕生日のケーキは チョコレートケーキと
決まっていた。プロのレシピで作るガトーショコラは ちょっと苦いけれど
我が家のお決まりメニューだった。
そうだ!しばらく作っていなかったけど あのガトーショコラを
作って 彼女に届けよう。
というわけで 長年 放置していた料理本とメモ類を探し出し
作ってみることに。
実は、このところ何年もの間、我が家のパテシエは 私ではなく
末娘ということになっていた。
彼女が、パテシエデビューの折 監督したのは 確かに私だったのだが
何度か作るうちに あっという間に、彼女は腕を上げ
ケーキやらなにやらをすっかりマスターし、驚いている母を尻目に
ウェブで日本のレシピを引き出し 私の出る幕はすっかりなくなっていた。
ケーキ作りは 最初にきっちりと材料を図ること、あわ立てのときの忍耐、
そして、手順どおりに作る。正確さが命。
時間と余裕がないと なかなかできない。だから、食事の支度で
手一杯の母としては このパテシエの出現には、とっても助かっていた。
そして、すっかりパテシエの地位を彼女に明け渡していたのだが・・・。
ところが、その我が家のパテシエは 今年9月、家を出てしまい
パテシエの座は 空席になり 再び その座に返り咲く時期が来て
いたのかもしれない。
で、久しぶりに 作ったガトーショコラがこれ。
ココアの分量が足りなかったため 色が薄いし やわらかすぎたのだが
お味のほうは ばっちり。
次に挑戦したのは クッキー。アメリカのクッキーは やわらかい。
日本で食べる甘さ控えめのカリカリのバタークッキーは
こちらでは売っていない。
美味しいものを食べようと思ったら作るしかない。
面倒だけどね。
そして、次々と挑戦し作り方を思い出して波に乗ったパテシエは
焼きチーズケーキに挑戦。
そういえば、このケーキのレシピが載っている料理本 年季が入っているなあ。
作り方も とっても丁寧。白身と黄身を別立てする。
めんどくさいけど その分 ふわふわで 美味しくなる。
そして、このケーキは、冷蔵庫に寝かせておくと 熟成して
どんどん美味しくなるんだったなあ。そういえば。
いろいろ思い出してきたぞ!