2月「お」からはじまる川柳
- 2013.02.28 Thursday
- 15:34
(落ち着いて おおぼけかます 老人力)
数年前に 日本で「老人力」という言葉が流行った。
「老いることは 決して 悪いことではない。
わすれっぽくなるのも いいことだ。
目が悪くなったり 耳が遠くなるのも そのほうが生き易いのだ」
と、老人になることはちっとも悪いことではなく
むしろいいことなのだと 思わせてくれる内容だったと
記憶している。そのときは なるほどなと思ったが
今、思い出そうとしても さっぱり覚えていない。
これも 老人力かな?
センチュリアンというのは 100歳以上の人のこと
人生100年の時代に入ったらしい。
(大一番 心臓急に 弱くなり)
これまでの人生、かなり長い道のりを歩き、
いろいろな経験をし、恥も数え切れないほどかき、
もう怖いものは無い・・・はず。
それなりに大人のつもり。
「心臓に毛が生えている」と言われるようなことも あるのに、
ここ一番というとき 意気地が無いのが 自分でも 不甲斐ない。
たとえば・・・
どうして 50センチのパターを外してしまうのかな?
勝負が懸かると 蚤の心臓。
あーーあ、しっかりしなきゃ。
(お知り合い どこで線引く 異国の地)
海外の日本人社会は 狭い。
全体の人数が少ないので「友達の友達は、友達だ」と
瞬く間に繋がっていく。
その速さたるや たとえれば 光の速度に近い。
ご縁が広がる利点もあるが 時には困ることも。