アメリカの景気は上り調子
- 2012.11.29 Thursday
- 12:48
今月始め、大統領選挙があった。
共和党のロムニーもかなり頑張っていたので接戦が予想されたが
オハイオ州を制したオバマが再選を果たした。
?選挙後 一体何が変わったのだろうか?
これから アメリカはどうなるのだろうか?
政治音痴の私には 皆目検討もつかない。
そんなとき、オバマ当選のその後について 日系無料紙の
女性編集長が お話をしてくれるというので 張り切って出かけた。
実は、「今度の勉強会でK編集長にお話をしてもらいましょうよ」
と、勉強会の主催者S氏にお願いしていた。
(私がお願いしなくても S氏は そのおつもりだったらしい)
さて、K編集長のお話は・・・
?オバマ再選後のアメリカの議会の形態は?
答) 以前と全く変わっていない・・・のだそうだ。
何も変わらなかったのに
今回の選挙によって使われたお金は60億ドル。
凄いねえ。1ドル80円と計算して4800億円。
あまりにも桁が大きすぎて わけがわからないけど、
ともかくすごい金額が動いたわけだ。
にもかかわらず 何も変わっていないのでは 拍子抜けする。
?選挙が終わった今 この大金が どこに消えたのか?
答) メディアに流れた。
そうねえ。オバマもロムニーもお互いの悪口を
テレビを初めとして インターネットやらラジオやら
あらゆるメディアを使って 言い合っていたよね。
テレビコマーシャルのお値段ときたら半端じゃないものね。
いくらお金があっても 足りないくらいだろうね。
今回の選挙でとりあえず儲けたのは メディア各社だったらしい。
?勝敗の鍵は?
答) ヒスパニック系の人々の票を どうやって取り込むかにかかっている。
当選の鍵を握ったオハイオでも ヒスパニック系住民の力はすごく
オバマ当選には一役も二役も かったと言う。
今後共和党が大統領選挙に勝つためには、彼らに気持ちをどう掴むかが
重要な要素だ とか。
投票率は?
若年層がオバマを指示するだろう。若い人が投票すれば、オバマは安泰。
と、いううわさだったが 蓋を開けたら、
答) 投票率としては 減少していた
にもかかわらず若年層の数が増えていたので
相対的には 影響はなかったらしい。
オバマには追い風だったみたい。
ハリケーン ウェンディもオバマには 追い風になった。
運がいいね。彼は。
そして、最も重要な経済について。
どうやら アメリカの景気は上向いている という。
ワシントンのシンクタンク(信用がおけるとして重要視されている人)
が、そのようにのたもうたのだそうだ。
理由は、
この頃 アメリカのの自動車産業は活気を取り戻したらしいのだ。
アメリカの主要産業は何と言っても、自動車だからね。
腐ってもフォード、GM、その他モロモロ。
そして、今 不動産の需要が飛躍的に伸びているのだとか。
リーマンショック以来の長い長い冬の時代がとうとう
開けるのかと思うと 感無量。
嬉しい!
長〜い 長〜い、円高、ドル安も
そろそろ 終わるのか?
そういえば、今朝のニュースで
「オバマさんは、金持ち共和党と協力体制に持っていくべく、
共和党に理解を求めた」
というようなことを言っていた。
泣いても笑っても どうせ任期は後4年。
再選されてしまえば、こっちのもの。
その間に 共和党と協力して どれだけのことを 成し遂げられるのか?
オバマは アメリカ初の黒人大統領として新たなるレジェンド作りに
走り始めたらしい。
ということは、ロムニーを指示した人々も オバマだからと
そうがっかりしなくてもいいのかも。
何もロムニーでなくても良かったってことかもね。
オバマさん、お手並み拝見 期待してるよ!