ロイヤル・ペインズ

  • 2012.07.31 Tuesday
  • 17:13

「ロイヤルペインズ」は人気テレビ番組のタイトル。

こんなお医者さんが いたらいいのになあ!!


この番組。アメリカでは 3年前からやっていて

シーズン4が今放映されている。

主役は、敏腕救急外科医 ハンク・ ローソン。

 

<第一話のあらすじ>


一緒にバスケットボールをしていて急に具合が悪くなった若者を

自分の勤める救急病院に搬送し ハンクは執刀する。
同じ時、運悪く  病院にとっての重要人物が
危篤状態になり  緊急手術が必要となる。
若者を放って置いてその VIPの手術を担当するようにと
病院側から 指示されるが、ハンクは拒否。
無名の患者の執刀を続ける。

ハンクが執刀した若者は助かるが、
 病院へ多大な寄付をしているその有名重要人物は、

不運にも 死亡。

病院側は その罪をハンク一人に 背負わせる。
過失を問う委員会にかけられ 病院を解雇されるハンク。
結婚を間近に控えていた婚約者は 将来に不安を感じて
ハンクに見切りを付けて去って行く。


職を失い 同時に婚約者も失い 部屋にこもって
自暴自棄になるハンク。

そんなハンクを励まそうと無職のお気楽浪人の弟 ヘンリーが現れる。
兄弟なんだけど 違いすぎる二人。
ヘンリーは  気晴らしに お金持ちの集まる超高級リゾート地

ハンプトンへ一緒に行こうとハンクを誘う。
嫌がっていたハンクだったが 無理やり ヘンリーに連れ出される。


楽しいことをしようとハンプトンにやってきた二人。
ヘンリーのアイデアで さっそく大金持ちの巨大なお屋敷の

プライベートパーティーに潜り込むが・・・。

そこで事件が起きる。
パーティーに参加していた美女が 突然意識不明に。

美女は ハンクの機転とその知識で事なきを得る

 

パーティーを主催していたボリス(ドイツの大富豪)から

たいそう感謝されるハンク。

そのハンクの腕を見込んだボリスが コンシアージドクター(お抱え医師)

にならないかと ハンクに提案。自分の屋敷のゲストハウスをハンクらに

提供。弟ヘンリーは ハンクのマネージャーになり、

ハンクのハンプトンでのドクターとしての再出発が始まる。

〜〜〜


番組の舞台はアメリカ東海岸の超高級リゾート地。

毎回、目を見張るような豪華なお屋敷や お金持ちが

登場し アメリカの豊かさを垣間見ることができる。

すごいねえ。本当に。こんな世界があるんだねと感心しつつ、

ハンクのドクターとして機転やその腕も見ごたえがあり、

ハンクとヘンリーの兄弟愛や彼らを取り巻く人々の人間ドラマも

面白い。

ミステリアスなドイツの富豪ボリスもなかなか味がある。

なぞに満ちていて 怖い、迫力ありすぎ。


お勧めだよ!


JUGEMテーマ:興味深い話題・出来事など

日本人魂

  • 2012.07.30 Monday
  • 15:03
 オリンピックが始まっても ちっとも盛り上がらず。

 

開会式は 見てみると想像以上になかなかよかったと

思ったのだが 友達は口をそろえて 

「なんだか地味な開会式でつまらなかった。女王陛下と

ジェームズボンドは良かったけどね」

と、あまり賛同してはくれなかった。

 

私は 地味でもそれなりに味があって素敵だと思ったのだが・・・。

 

オリンピックの開会式といえば、4年前の中国を思い出すが

なんだか過剰に派手で 人間の数に 圧倒された。

彩りもきれいだったし、さすがに中国ならではの演出だった。

だけど、なんだか 無理している感があったような・・・。

国のプライドをかけて 一生懸命やったのは理解したけど・・・。

 

ポールマッカートニーの出演で 「ヘイ!ジュード」が

聞こえてきたときは ビートルズファンの私にしたら

さすがイギリスと思ったわけだけれど 友人は

「いまさら あんなしわくちゃなポールを見たくない。

幻滅した」とけんもほろろなご意見で、

彼だっていい加減いい年なんだから 皺くちゃなのは

自然なことだけれど、そこまで言われてしまうとは、

可愛そうに。

「そういえば 声が出ていなかったかもね」と

気弱な私(ほんとかい?)は、思い直したりして・・・。

 

そして、オリンピックの本命である各種競技は 

どんどん始まっていて 結果がぽろぽろと出始めているようだが

なにせ アメリカの現地放送は アメリカ選手しか写らないから

とーってもつまらないわけで・・・

オリンピックだっていっても いまいち盛り上がらない私。

もう、アメリカに住んで17年にもなるけど

やっぱり日本人の活躍を期待するし 見たいと思う。

 

日本人なんだなあ。私。


JUGEMテーマ:気になること

我が家のリサイクル

  • 2012.07.29 Sunday
  • 15:37
9年物のパティオテーブル(外用ガーデンテーブル)は

だいぶ前から ぼろぼろになっていた。

カリフォルニアの太陽に 容赦なく照りつけられて

時々 雨に打たれ そして、また 強い太陽光に

さらされて、を繰り返した挙句 劣化して 

テーブルにコーティングされたニスは 当の昔に

表面から剥げ落ちて テーブルトップが ぐずぐずになっていた。

9年も雨風にさらされれば 無理もない。

 

壊れてぼろぼろになっていても なんともできなかった。

そのテーブルは 大きくて 重かった。

パティオテーブルに限らず アメリカの家具は とにかく重たい。

どうして もっと軽くて丈夫にできないのだろうと

不思議に思う。そのほうが 扱いやすいと思うのだが・・・。

もしかして、軽い=安っぽいと思われているのかもしれない。

 

特に 外用の家具は 重たいものが多いようだ。

風が吹いたときに 飛んでしまうと困るので 

重たくできているのかもしれない。

 

今朝、夫は、起きるなり 庭で何かを始めた。

ガチャガチャと道具箱の音がして なにやら大工道具を

出している様子。

 

このごろ 彼は家庭菜園にはまっていて 

トマトなどの苗を鉢植えにして 

毎日せっせと水遣りをしているので 

今朝もそんなことをしているのかと思っていた。

 

私は ウィークエンドだし のんびりしようと

録画してあったオリンピックの開会式を見ていた。

オリンピックが始まるというのに 昨夜までちっとも盛り上がって

いなかったが ちょっとだけ見た 開会式に興味津々。

夕べは ちゃんと見ることができなかったので 

もう一度しっかり見ようとテレビの前に腰をすえて 

そのおしゃれな演出に 感心していた。

 

お昼をだいぶ過ぎたころ、そろそろおなかもすいてきて

「お昼にしようよ」と夫に声をかけようと外を見ると

ぼろぼろだったテーブルは 見事に分解されて

足の部分は補強され 端っこを切り落とされた上板は

上手に組み替えられて 一回り以上小さなテーブルが

出来上がる寸前になっていた。

 

夫の大工仕事をする姿は 最近見たことがなかったので

びっくりだった。やるねえ!なかなか。

 

そして、ちょっと遅いお昼を食べて

夫はまた日曜大工にもどったようだった。

そして、またまたテレビ観戦にもどってしまった私。

 

次に見たときには 再生されたテーブルの上には

ずーーと使われないで ガレージにおいてあった

ガラスのテーブルトップが 置いてあり

とてもおしゃれなガーデンテーブルが出来上がっていた。

 

すごーい!

 

そこにまごまごと長女が到着。

 

お夕飯は みんなで 出来上がったばかりのテーブルで

食べることに。

だいぶ長い間、ぼろぼろテーブルで 食べていたけど 

これからは ガラスのテーブルトップでおしゃれにね!

 

お父さん、お疲れ様でした!



JUGEMテーマ:家庭



御用達!!

  • 2012.07.28 Saturday
  • 15:04
 足の専門医に行ったのをきっかけに 自分の体の声に

耳を澄まして 敏感にならないといけないと反省した。

我慢して がんばってはだめだ。痛かったり苦しかったら

休むことが必要だと肝に銘じた。

 

今日はカイロプラクティックへ行った。

長年 首の痛みに悩まされているので

時々 体や首のゆがみを矯正してもらっている。

 

カイロに行き始めたのは 15年ほど前になる。

首の懲りが激しく 痛くて回らなくなっていたとき

出くわした友人が、

「そんな状態を我慢していてはだめだ。

カイロのいい先生を紹介するから すぐに行くように」

というので 半信半疑で行ってみたのが最初だった。

 

それを思い出したとき 笑ってしまった。

私の痛みに対する無神経さは そのころも同じだったのね。

 

無神経というよりは 治療に行くということに慣れていない。

「肩こりなど 医者に見せても 治るものではない。

病気じゃないから 時が経てば 自然によくなるよ」

と、極めて原始的な考え方といったほうがいい。

 

首の痛いのも昔からなので 慣れっこになっていて

治療するものだと思っていなかった。

ところが 治療に行ってみると 楽になるということを知り

以後、間隔が開くこともあるけれど 私にしては 異例といえるほど

お世話になっている。ぎっくり腰のときなど 

電話して すぐに見てもらったり・・・。

 

足の痛みが少し良くなったら 今 腰がおかしい。

 

メンテナンスをしてよ!労わってよ!

と、体がここぞとばかりに 声を上げているらしい。


治療の後は いつもしんどいんだけど

今日は スーパーしんどい。

我慢して がんばっている場合ではない。


さあ、もう寝なくちゃ。


JUGEMテーマ:健康

大猫たちとの夜

  • 2012.07.27 Friday
  • 15:27
 昨夜は猫の会(文章同好会)の月例会だった。

いつにもましてメンバーの大猫たちの意気が盛んだと感じた。

それにはちょっとしたわけがある。

 

この間 10年間の成果を集めた文集「猫のつづり方」が
出来上がった。それだけでも興奮しているのに

その後、日本語のローカルテレビ番組で
Sさんご夫妻がインタビューを受けて  その本が紹介されたのだ。


「とても変わった題名の本ですねえ。そして内容がすばらしいですね」

と司会の白井さん。もちろん 話題性があるということで

番組に招待されて 出演しているのだから 悪く言われるはずは

ないのだけれど、お世辞だけでないものが白井さんの話し口調から

感じられた。

 

末席に連なる子猫の私とて少々興奮している。

 

そして、驚いたことに その本の話を聞きつけた人から
是非譲って欲しい。お値段は如何ほどか?という話まで
あったという。

そんなこんなで 猫の会の面々は 皆勢いづいている

 

その夜の大猫たちの作品を さわりだけでもご紹介しよう。

 

MR.YSDは、

今年の秋に昔駐在した東海岸のオーバンへと旅行に行くという

一文。その行程のすべてをまるで目に見えるかのように

紹介してくれる。まるで観光案内そのもので 

そのとおりに たどっていけば まったく土地勘のない私でも

オーバンの周りを楽しめそう。

 

MRS.YSDは 

日本にいるお孫さんのところに手伝いに行ったときの近所の人たちとの

交流の様子や日本の老人ホーム見学で見聞きしたこと、さらに 日本から

もどられて夜が更けてからコミュニティーのジャグジーに行き 

ジャグジーの営業時間が終わってしまって閉じ込められて 必死の

脱出劇を演じた話と盛りだくさん。

 

DR.FNHSは、

後進国の深刻な人口増加について 真剣に憂いている一文。

それについての新聞の紙面の人口増加グラフなども見せてくれて

いつもながらに鋭い論調だ。


ものを知らない子猫ととしては、たいそう勉強になる。

 

MR. HGCは、

弱腰の日本政府に物申す一文。危険な飛行機オスプレーを

どうして拒否できないのか?と嘆く。なぜに日本政府は

あんなにアメリカに尻尾を振ってばかりいるのか??と。

 

子猫としても、まったく同感!!

 

MR. YNGUC

川柳のお話。いつもながらにウィットに飛んでいて楽しい。

「野良猫が俺俺と窓覘く」ですって。

 

MRS.SMYA

7年前の忘れられない独立記念日の思い出話。

私などお呼びもつかないくらい我慢強い彼女は

無理をしすぎて 帯状疱疹を発病。運悪く独立記念日で

4連休だったため手当てが遅れて それからずっと痛みと

戦っておられる。

 

我慢しちゃだめなんだけどね。

主婦はどうしてもね。と、子猫は、共感しきり。

 

MR. SMYM

最近話題のいじめに物申すの一文。日本の受験一辺倒

点数だけを重んじる教育を何とかすべきと心を痛める。

 

子猫の私は 

猫のつづり方についての一文を発表。

http://americajijo.jugem.jp/?eid=520


その中で 大猫と呼ばれた先輩方は 「大猫だって??」

と、ちょっと驚いた様子だったけど・・・。

まあ、お許しあれ!!

 

スペシャルメンバー MRS. SWも加わって

いつもながらに楽しい夜が更けていった。


JUGEMテーマ:興味深い話題・出来事など

ロボット足の効果

  • 2012.07.26 Thursday
  • 15:16
 朝起きて ベッドから起き上がり 一歩踏み出すと

左の足の甲の部分がポキッと音を立てる。

すこし痛いが、その痛みは一瞬で消える。

そして、その日一日、その足の甲の骨は

2度と音を立てることはない。

 

毎朝の日課だ。

こんな風に音がするようになって しばらく経つ。

何年前からこうなったんだろう?2年くらい??もっとかな?

たぶん長くて 5年ほど、短くて2年くらいと思う。

正確には思い出さない。

 

なぜ 毎朝その骨が音を立てるのか 足のことを気にし始めて

ついに そのなぞが解けた気がする。

 

一日歩いて体重のかかった私の足は アーチがつぶれて

まっ平らになる。その足は 寝ている間に 元に戻ろうとして

少しだけアーチを取り戻す。

しかし、長い間酷使して弱ってしまった私の足は、

朝の最初の一歩で またつぶれて骨が音を立てる。

 

なぜ、今まで おかしいと思いながら無視してきたのだろう?

 

歩くと 足がひどく痛いと思うようになったのは 最近だ。

3年ほど前からかもしれない。

思い起こせば、朝、パチッと音がするようになってから 

痛みが ひどくなった。痛みが加速したように思う。

 

足の専門医へと行くと決めてから 自分の足の状態に

やっと注意が向くようになったが、それまで、17年間

「痛い、痛い」といいながら その痛みを無視し続けてきた。

 

ついに、専門医を受信して、気にするようになったら

長い間、足を踏み出すたびに 左足のくるぶしは

ぎしぎしと痛み、悲鳴を上げていたのだと

自覚するようになった。

 

別に大して力を入れているわけでもないのに 

急な踏み込みで 痛みが走ることもある。

それは、鈍痛で 我慢できないほどの痛みではないが、

くるぶしは「痛いよう!」と信号を送っている。

 

買物に行ったり 運動したり 台所仕事をして立ち続けると

左足は痛む。腫れ上がる。ずきずきと痛む。

歩き始めは大丈夫なのに どんどん痛みが増す。

しかし、そのくらいの痛みには 慣れっこで

気にならないふりをしていたのかもしれない。

足が弱いから しょうがないのだと思って 我慢していた。

 

毎日毎日 寝る頃には いつも左足首と甲は腫れ上がり

片方だけが 象の足のようになっていたというのに、

そういう状態が普通になっていて、気にすることを怠った。

 

鈍感なのか?

スーパー我慢強いのか?

 

たぶん 両方なのだろう。

 

痛いのは我慢するしかないと思っていたから 

どんどんどんどん症状は 悪化してしまったに違いない。

 

今回のことで よくよく学んだ。

我慢は いけない。

おかしいと思ったら 早いうちにドクターへ行くべきだ。

何年も何年も足の痛みと戦ってきたけれど

もっと早く専門医を受診していたら 無駄に痛みを

我慢しなくても良かったにちがいない。

かわいそうな 私の左足。

 

でも、やっとこの長年の痛みから解放されそうだ。

 

ドクターが「ブレースが出来上がるまで 使いなさい」

と薦めてくれたロボットの足ようなサポーターは 

「こんなもので本当に効果があるのだろうか?」と

半信半疑だったが 実際 使ってみると 

意外や意外 効果抜群。

 

それを履いて買物に行って見た。ちょっと歩きにくいし

かっこ悪いけど、うそのように足は痛くない。

 

台所でご飯を作る時も長時間の立ち仕事になるので

辛かったのが これをつければ 足首への負担が

ないから 足首は 腫れない。

 

すごーーい!さすが 足のスペシャリスト!

 

ブレースもロボット足のようなサポーターも

ドクターがうれしそうに薦めてくれたので

「きっと高いんだろうなあ。ドクターは儲かるんだろうなあ」

と、皮肉なことを考えたけど、痛みを和らげてくれる

効果があるなら 必要経費ということで・・・。

 

これで 近いうちにゴルフの練習に 行ってみるとしよう。

看護婦さんは ゴルフもできるって言ってたからね。

ゴルフしても 足が痛くならないってことだよね。


楽しみだなあ。うれしくて仕方がない。
痛くないということは こんなに楽になるものなの?

それにしても、こんなに喜んでいいの?

(続く)



JUGEMテーマ:健康

ついにロボット足に・・・

  • 2012.07.25 Wednesday
  • 15:10
 色々聞きたいことがあった。

前回の診察のとき、手術しないといわれて喜んで 

すっかり舞い上がってしまい ドクターに 聞きたかったことなど

すべて言ったわけではなかった。

2度目の診察を待つ間に いくつかの疑問が出てきた。


今回も 長女が 一緒に来てくれた。 

病院へ行く途中の車の中で 今日はちゃんと全部の質問を

はっきりさせようと話し合う。 

 

娘にメモを取っておいたら といわれて 早速 箇条書き。

 


その1) 右足が弱い(ポリオだったから)ので
ほとんど左足を使う生活をしている

急にブレイス(サポート器具)をつけて

矯正するということだったけれど

少なくとも17年間 つぶれつづけたくるぶしが

急に 形を変えられて痛くないのか?

日常的に履き続けることができるのか?

 

その2) 中学のときに骨折した左足(これもなぜか左足)は 

右足より短い。前々から足の長さが違うのが原因の不具合も

あるように思う。両足の長さをあわせことができるなら 

この際やってほしい。果たしてできるだろうか?

 

その3) ブレイスが出来上がってくる間 痛む左足のために

何かできることがあるか? 悪いほうの足の平のために 何かできるか?

そして、痛みを 減らすような方法は、あるのか? 

など。

 

予約時刻より15分ほど前にオフィスに到着、

しばらくして、診察室に通される。

 

部屋に入るとすぐに看護婦さんは 明るく 話しかける。

「さあ、今日は足の型を取りますよ。その前に 血圧と体温を測ります」


おっと、もうすでに 補助器具をオーダーすることに話が

決まっている様子。

 

あわてて 右足は小さいときにポリオ(小児麻痺)を患ったため

弱いこと。そして、中学のときに左足を骨折して 左右の足の長さが

違うことなどを話し 用意した質問を次々と看護婦さんに浴びせると

「それはよい情報をありがとう。ドクターに 聞いてみましょう」

と軽い返事。

 

そして、ドクターが登場したかと思うと すぐに左足の膝から下の足型を

取る準備をはじめる。看護婦さんは ドクターの手助けで忙しく

口を聞く暇もない。そこで、娘が気を利かせて ドクターにもう一度 

さっき看護婦さんに言ったことを繰り返す。

 

ドクターは 作業をしながら説明してくれる。

D: 「ブレース(補助器具)は すぐに一日中つけるわけではなく

最初は一日 1時間ぐらいからはじめて だんだんに慣らしていくので

痛くて歩けないというような心配は無用です」


私: 「右足が利かないから 左足が痛すぎて歩けないということになると

困るのですが」と聞くと


D: 「具合を良くするために履くのですから それほど痛みを心配する

必要はありません」なんとも心強い答えだ。さらに質問する。


「どのくらいの間隔で 形をアジャストするのですか?」


ブレースを装着することで、だんだんとよくなることがあるかと

思い 聞いてみる。


D: 「残念ながら あなたの年齢では 劇的な効果はないと

思います。2年に一度とかの割合で 新しいものを作るというのが

一般的です」

 

なーんだ、やっぱりそんなによくなるわけではないのね。

それに これからずっとへんな長靴(補助器具)を履かないといけないのね。

 

ちょっとショックを受けた。

でも、この足の痛みがなくなるなら どんなことでもやらなきゃ。

 

あっという間に 足型は固まる。マイクロファイバーだという。


D: 「3週間後に出来上がるので もう一度 診察に来てください」

と、部屋から出て行く。ほかの患者さんも同時に診ているらしい。

 

ドクターは、もう一度戻ってきて、

左右の足の長さの違いも測ってくれ、

D: 「じゃあ、0.25センチのアジャストを入れておいたよ。

本当は0.5センチ違うけど 急に違う長さになるとかえって

不具合がでるからね。3週間後に またいらっしゃい」という。


私: 「待っている3週間の間に 何かできることがありますか?」

と尋ねると すごーくうれしそうに


D: 「もちろん。そういうことなら 足首を骨折したときに使う

サポート器具があるから それを使いなさい。足首が倒れるのを

防いでくれます。女性の場合、ヒールがなかなか合うのがないと

いうので あまり人気がありませんが・・・」といい、

「さあ、今日の診察はここまでです。ありがとう」

と握手をして 部屋から出て行く。

 

そして、看護婦さんが なんだかごっついものを持って

部屋に戻ってくる。スキーブーツのようなロボットの足のような

サポーターだ。

 

「これは買取ですか?」

思わず訊いてみる。3週間だけ履くのに こんなにごっついということは

かなり高そう!


看護婦さん: 「健康保険で一部は支払われるから心配しなくていいわよ」

と、ニコニコ顔。


私:「これで ゴルフもできますか?」 つい、聞いてみる。


看: 「ゴルフは歩いているの?それとも、カートに乗るの?

カートなら 大丈夫よ。買い物でも 散歩でも。これを履いてね」

と、太鼓判を押してくれる。

 

あーーあ、また、かもられたかな。でもね。足の痛いのには代えられない。

たとえ 3週間だとしても 本物のブレースができてくるまで

このごっついロボット足を試すしかないね。


続く


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自分に甘く、ね!

  • 2012.07.24 Tuesday
  • 13:08
手術しなくてもいいと言われて すっかり喜んでしまったが

次の診察を待っている間に 不安になってきた。

サポート器具を履いて普通に歩けるのだろうか?

何年か前(10年くらい前かな?)足が痛くならない靴を

探していた時 足に優しい靴を売る専門店を見つけた。

そこの店のご主人に相談したとき、足の平のアーチを

補助する靴の中敷を入れるように勧められて

アーチを補助する硬い中敷を靴の中に入れたことがある

 

アーチをサポートしないと疲れるし 絶対使ったほうがいいと

薦められて どんなによい効果があるのだろう?と期待した。

しかし、中敷は足の内側の骨に当たって痛くて痛くて 

その痛さで歩けず すぐにはずしてしまった。

我慢できないほど痛かった。

 

あの時 その本当の意味を知っていたら 我慢しただろうか?

アーチができることのほうを優先しただろうか?

 

うーーん、疑問だ。

 

そういえば、私は床など固いところをはだしで歩くのが 苦手だ。

なぜって しばらく歩くと足の平の真ん中の骨が ゴリゴリと

床に当たって痛いからだ。柔らかなスリッパでも履かない限り

痛くて痛くて 歩くのがつらい。

 

今考えるとその症状は 一日歩いて体重がかかって 足の裏が

完璧に平らになってしまって骨があたるから 痛くなっていたという

ことなのだろう。やっと納得。


そういう状態でも 夕食のしたくはせねばならない。

だから、台所仕事は まるで拷問だ。

 

今までは 足が痛いなあと思いながらも 我慢してきた。

でも、これからは 少し自分を甘やかそう。

思いっきりいたわることにしよう。

我慢は 美徳じゃない。

我慢したおかげで こんなに悪くなってしまったわけだから。

 

おかげさまで 子供たちは立派に大きくなったから

ひとりで がんばらなくてもいいよね。

これからは自分のことをいたわることにしよう。


続く

JUGEMテーマ:健康

手術しなくてもいいの?

  • 2012.07.23 Monday
  • 13:28
 Doctor: 「あなたの足がこういう風に変形した原因はというと、

お産のときに関節がやわらかくなるのですが

そのときに体重が増えて 大きな負担がかかり、

ジョイントがいつもより増えた体重で変形し、

そのままつぶれてしまったのでしょう。

そして、どんどん傾いていって

今のような状態になったのです。

これを治療する方法として 足の平のアーチをサポートして

形を整形させる補助器具をつけるという方法があります」


今まで ただのうっ血だと思っていた足の腫れの原因は 

くるぶしの変形だと「ためしてがってん」で説明していたので

納得していたが、そのくるぶしの変形の原因が お産のときの

関節の緩みと関係しているなんて 目からうろこだった。


だから3女を生んでから 腫れがひどくなったというわけだ。

生むまでも体重は増えるけれど 育てる間も抱っこしたり

常に 自分の体重ブラスの付加がかかっている。

子育ては 自分の体を削る作業なんだなあ。

改めて 納得!!

 

先生は ブレイス(補助器具)のサンプル写真を見せてくれた。

医療用のかかとの補助器具だ。

ロボコップの足のような頑固なもので かかとを固定するものらしい。

 

D: 「あなたの足は たとえていえば、腕を曲げた状態で

17年間暮らしたような状態です。

それを無理やりまっすぐにするのですから 

大変ですが これをつけて様子を見ましょう」

 

私: 「それで普通に歩けるようになるんですか?

手術しなくていいんですか?」

娘も間に入って、何度も同じ質問をする。

なにしろ、もうこれを治すには手術しか手はないのだろうと

覚悟していたから、手術無しでいいといわれたら

びっくりしてしまう。もちろん うれしいびっくりだ。

 

D: 「なるべくなら、手術はしないほうがいいでしょう。

まず、これを試して だめなら手術ということも

ありえますが・・・まずこれをやってみましょう。

医療保険でどのくらい補助がでるか 

費用がどのくらいかかるかを 調べておきますから 

来週また来てください」

 

というわけで、手術は無しで ロボットのような長靴くらいの

長さのサポート器具をつけるという治療をすることになった。

 

果たして この変形した足がどのくらいよくなるものなのか?

費用はどのくらいかかるのか?

後から 不安が頭をもたげてきたが、

そのときは 手術なしという一言にとても喜んで

次の診察の予約を取って ドクターのオフィスを後にした。

 

続く


JUGEMテーマ:健康

足の専門医へ その3

  • 2012.07.22 Sunday
  • 15:38

いよいよ足のスペシャリストへ行く日になった。

 

パサデナに住んでいる長女に一緒に来てくれるように頼んだ。

手術などの細かい話になったら 自分の英語力では

心もとないと思ったのだ。

 

ウェブサイトから問診表などはプリントアウトして

ちゃんと書き込んで持っていった。

 

なぜ その病院へ行くことになったのか?という質問には

簡単に 「2時間歩くと足が腫れて痛くて歩けなくなる」

とだけ記入した。口で説明すればいいと思ったからだ。

 

アポイントメントの時刻より少し早めにオフィスに着いた。

 

窓口で 名前を言うと 診察料の支払いなどについての

アグリーメント(了解)の書類サインを求められる。

そして、コーペイメントという初診料を支払う。

それから またしばらく待った後、看護婦さんに名前を呼ばれ

診察室に入る。             

 

看護婦さんが血圧を測ってくれて ドクターを待つ。

 

数分後 ドクターが現れる。

思ったより若くて元気のいい先生だ。

 

ちょっと私の足をて、

「まず足のレントゲンを撮ります」

という。

あれ、待てよ。

レントゲンは この間 ホームドクターに言われて撮ったばかり。

「まだレントゲンを撮る必要があるのですか?ホームドクターの

ところから レントゲンが送られてきていないですか?」

と聞くと 「ない」という返事。

「変だなあ。送ってきているはずなのに」

と抵抗を試みると 

「レントゲン撮りたくないですか?じゃあ、そのドクターから

送ってもらうのを待ちますか?」

という。

娘が 

「もし、今日ここでレントゲンを撮らなかったら 

もう一度出直しですか?」

と私の代わりに質問してくれて

「そういうことなら、もう一度来ないとだめです」

といわれてしまう。が、もう一刻も待てないくらい足の状態は

よくないのだから それでは困る。

レントゲンを何度撮ろうが 出直すよりましと

「今、レントゲンを撮ってください」

というと、

「では、こちらにどうぞ」

と、オフィスの一角へ連れて行かれる。

 

そこには足専用のレントゲンを撮る装置があった。

左の足の甲を上からとまっすぐな状態とを倒した状態で横からと

3枚のレントゲンを撮り、そして、また診察室へ戻る。

 

少し待っていると先生がレントゲンとともに戻ってくる。

そして、先ほど渡した問診表を見ながら

D: 「ふむふむ、歩くと足が腫れて痛い。それは、いつからですか?」

というので、

私:「17年前に 3女を生んだ後からです」

と、答えると

D: 「痛くなったら、どういう風にそれを直してきましたか?」

と、ドクターは質問したが 意味が分からずに

頓珍漢な返事をしていたら

娘が「違う違う。これはこういう意味」と教えてくれたので

私:「痛くなったら 足を休ませます」

D:「その腫れが直るのにどのくらいかかりますか?」

私:「一晩です。寝て起きると腫れは引いています」

D: 「さあ、レントゲンを見ましょう。どういう状態なのか

それらを見ながら 説明します。はい、見てください。

あなたの足は くるぶしの関節が変形しています。

足の平のアーチがなくなっています。ところでホームドクターの

ところでも同じようなレントゲンの撮り方をしましたか?」

と聞くので 

私: 「いや、そういう風には撮っていない」

と答えると

D: 「ほら、見て御覧なさい。足の角度が垂直でなく倒れていますね。

この2枚の映像の骨の形は 違っていないといけないのに同じです。

ここ(内側のくるぶしの関節)がつぶれてなくなっているのです」

と説明する。

 

やっぱりね。ためして合点で言っていた通りだよ。

くるぶしが倒れていた人、手術してやっと歩けるように

なったって言っていたもの。

(続く)

JUGEMテーマ:健康

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