ソーシャライズとプロム

  • 2012.05.31 Thursday
  • 06:22
今 アメリカは学校が終わる時期なので
あっちでも こっちでも 卒業ダンスパーティー(プロム)が
行われていて 親もその話で盛り上がる。
なにしろ ドレスを買ったり 一緒に行ってくれる相手を探したり
いろいろ準備があるのよね。

「なんで、高校生や中学生が ダンスパーティーをするの?
大人になってからで いいじゃない??」
と、事情がわからない頭の固い私は こちらに来てすぐに
長女や次女がダンスだと大騒ぎするのを横目に
冷ややかに見ていた。

が、何年か暮らすうちに、この子供時代からのダンスパーティーは
どうやら 子供の社会性を育てるためのイベントらしいと
わかってきた。

ソーシャライズ、日本語では なんていうのだろうか?

聞きなれない言葉だ。
社会に通用する。
社会的なグループの必要に応じられる人になること。
社交的に活動すること。

日本人が苦手とする分野かな??

ソーシャライズねえ。

亡き父から聞いた話だと、彼が若かりしころには
青年団というものがあり、村の若い人たちが 集まる場所があったとか。
きっと そこで 彼らはソーシャライズしたんだろうなあ。
村の若者たちは そこで 社会性を学びながら大人への階段を
一歩一歩 登っていったのだろう。

自分の場合、大学時代 そんなもの あったかな?

高校時代は??パーティーなどには無縁だったなあ。

大学では オーケストラに2年間 所属した。
クラブ活動 イコール ソーシャライズだったかな?
合宿に行ったり 放課後の練習、
一年に一度の定期コンサートってのも あったなあ。

後半の2年間は 違う学校の仲間たちと 集まって 
旅行を企画したり パーティーをしたり、月刊誌を
発行したり、・・・わいわいといつも楽しかった。
結構 違う分野の人たちと交流があって 
それが ソーシャライズのチャンスだったかな?

いずれにしろ、アメリカのように学校が提供する大人になるための
準備イベントは なかった。 

アメリカでは 社会に出て 他人とやっていけるようになる
ということがとても大事なようだ。

アメリカというところは、絶対に自分で自分の道を
切り開いていかないといけない熾烈な競争社会だから、
自分を売り込むことが大事になるんだけど
ソーシャライズの能力が無かったら それができないから
小さいときから 訓練、訓練、また訓練。

そうかあ。
アメリカ人はこんな風に出来上がっていくってわけね。

明石屋さんまとまごまご

  • 2012.05.30 Wednesday
  • 14:27
 孫といえば、明石屋さんまの「さんま御殿」という番組に 芸能人の

親たちが出てきて おもしろトークを繰り広げるのを たまたま見た。

 

さんまさん、

「自分に孫ができたとしても おじいちゃんなんて呼ばれたくない」

と大騒ぎ。そして、「じゃあ、なんて呼ばせようかなあ??」と考えた結果

最後に 「そうだ!明石屋と呼ばせよう」と独りで悩んで 独りで決めていた。

 

さんまは 私と同い年だ(伸介も確か同い年だったかな?)。

彼の気持ち 痛いほどわかる。彼の娘のいまるちゃんはまだ若いし

結婚していないから おじいちゃんになる自分なんて 

想像もつかないに違いない。

あの嫌がり方 まるで2年前の自分を見ているようだ。

 

それと対照的に、ある女性お笑い芸人が 自分の父親の話をしていて、

彼は 孫をすごくかわいがってくれるという。彼女が 実家に帰ると

「孫とお酒を飲むまでは 死ねない」と父親が泣くのだそうだ。

 

それを聞いて そういうおじじもいるんだなあと

他人事ながら 感心した。

 

そういえば、去年、私の母が3ヶ月こちらに来ていたとき、

娘(母にとっては孫)とショッピングに行って 母が楽しそうに

していたのを思い出した。それは、あたかも男親が男の子の孫と

お酒を飲むのを楽しみにするのと同じかな???

女はいくつになっても きれいな洋服を着て 小奇麗にしていたいものね。

 

では、私は 孫と何をしたいだろうか???

 

一緒に 台所に立つとか、ショッピングに行く??か??

と想像してみたけれど・・・???よくわからない。

 

一緒に いろんなことができたら それは 楽しいだろうけれど 

そのために長生きしたいか??・・・うーーん、あんまりぴんとこない。

 

なんたって、最初が肝心だったのに、ばばになりたくないばっかりに

素直におめでとうが言えず 長女とその婿殿に大顰蹙を買ってしまった。

それからというもの 日々汚名を回復すべく努力、努力の日々。

もしかして、気分的に負い目があるから 楽しめないのかな??

 

これから じいさんばあさんになる人に こんな馬鹿な私から

反省の一言。特に さんまさんのような人へ、

「どんなに自分が爺さん、あるいは ばあさんになるのが いやでも 

新しい命に、最初にお祝いの一言は 言わないとだめです。

そうしないと一生の汚点となるでしょう」


ばば業と親業

  • 2012.05.29 Tuesday
  • 16:56
この週末は メモリアルデーウィークエンドのため 3連休だった。

まごまごご一行様が おなりになり 楽しく過ごした。


長女が母親になって 2年が経とうとしている。

ということは 私のばば暦も2年というわけだ。

母親というのも、だんだんに母親になるわけだから 

ばばがばばらしくなるのにも時間が必要で 

2年も経てば、だんだんに ばばらしくなって当然なんだけど

いつまで経っても、頼りないばばである(自覚しております。はい)。

 

ばばとしては、娘の子育てを見ていると 自分が子供を育てた

ころを思い出すわけで・・・。

 

いつの時代でも 子育ては たいへん。

 

彼女は 良き伴侶を得て 本当に幸せそう。

婿殿は、すごく育児に協力的。手伝いの域を超えていて 

ちゃんと半々に参加している。すごい!国民性の違いか?

ドイツの人は 女だから育児 男だから仕事という区分けはないと

聞いていたが 本当だ。ちゃんと2人で親行をしている。

2人の息の合った子育てぶりには 感心させられる。

何でも二人で協力し合っている。


そういう生き方もあるのね。

自分にはできなかったけれど。

 

できなかったからといって 私を攻めないでね。

人それぞれ 立場も時代も違うわけで、わが娘たちは、親が頼りなくても

それぞれにいい子に育ってくれている(と私は思っている)。

そして、そういう結果が出ているということは 私の子育ても 

間違っていたわけでもなさそう(と自分を慰める)。              

 

娘たちはもっといい親であってほしかったと思っているんだろうけど・・・。

 

彼女たちの期待に沿えなくて申し訳ないけど、完璧な人間なんて

いないから、精一杯足りないところをがんばっているってことで 

勘弁してね。

 

そんなこんなで 不出来ながらがんばってやってきた子育ても 

もうすぐ終わりだね(末っ子が高校を卒業するときが私にとって

子育ての最終章)。

 

そして、子育てが終わらないのに始まってしまった ばばへの道。

なんだか切れ目がないね。


切れ目がないと子育てとばば業をごちゃごちゃにしそう。

でも、ばば業と親業とは違うわけで 

まずはそこをクリアにしないといけないね。


私としては 少し ゆっくりする時間がほしかったかもね。

欲を言えば・・・。


平成狸合戦ぽんぽことメンインブラック

  • 2012.05.28 Monday
  • 15:03
 昨日は 映画館で娘と一緒にメンインブラック3を見て

今日は 家でまごまごと一緒に「平成狸合戦ぽんぽこ」を見た。

 

宮崎アニメの中で唯一あまり感動しなかったのがこのぽんぽこで 

何度か見ているけれど それほど好きな作品とは言えず

まじめに見たことがないし、あまり好きじゃないから印象が 薄い。

 

だから、何度も見ているのに はじめてみるような気持ちで 見たら、

なんだか今日は 面白いことに気がついた。

 

ぽんぽこのあらすじは・・・

人間の開発のために住処を狭められ 野山を追われる狸たちは

なんとか開発を阻止しようと化けて人間を驚かせて

退散させようとするが 狸本来の人の良さのためか 

なかなかうまくいかず 結局 化けられるものたちは 人間として

生きる道を選び 生き延びるが ストレスも相当で 四苦八苦していて

化けられない狸たちのうちのあるものは滅び、一部は人間の近くで 

なんとか生き延びているというような結末に収まる。

 

宮崎のテーマは 人間と自然との共存なのだけれど どちらかといえば

このぽんぽこは 狸 つまり自然の側に立った作品といえる。

 

何故ここにメンインブラックがでてくるのかというと

どうにかこうにか狸たちが 人間に化けて サラリーマンとか 坊主やら

占いのおばさんやら、そうそう、東京のクラブで働く狐族の生き残り

というのも出てきていた、そんな風に努力しながら人間の世界で

人間にわからないようにしぶとく生きていく姿は

メンインブラックの中で 地球人に変装して人間の中で暮らしている

エイリアンそのものじゃないの?と思ったわけ。

 

エイリアンの中には悪いやつがいて地球を狙ったりして

それを阻止するのがメンインブラックのエージェントで

アメリカ版ぽんぽこ、つまりメンインブラックは 

ぽんぽこに比べると かなり血なまぐさいが

宮崎のそれは あくまでも 人間の乱開発に苦しむ動物たちの声を

反映させたものだから 静かで穏やかだ。

 

この2つの作品、テーマはまったく違うけど 似ている部分が

あるようで、そしてもっと面白いと思ったのは、

なんかこれら2つの映画が  アメリカと日本の国民性を           

ばっちり反映させているのではないかと・・・深読みでしょうか?

 

スペース銃なんてもので どんぱちどんぱち メンインブラックでは

宇宙人は ばたばたと殺される。アメリカでは 侵入者から自分の身を

守るのは 権利だから、殺しても 罪にはならないからね。

一方 日本の狸たちは その抵抗の仕方も 変化(へんげ)の術のみ。

だから 機動隊と戦って殺されてしまうのは 狸たちだ。

抵抗の仕方もなんだか日本風。まるで武器で戦えない自衛隊みたい。


JUGEMテーマ:映画

Men In Black 3(メンインブラック3)を見た

  • 2012.05.27 Sunday
  • 17:48


金曜日に封切りされたMIB3。

封切りと同時に見た娘の友達からの情報で「いいらしい」と聞いて 

「お母さん、見に行こうよ」と娘に誘われて 早速 行ってきた。

 

泣いたね。最後に。

 

この映画 最初の映画は15年前、19977月に出た。

メキシコからの不法移民に混じってエイリアンがトラックに乗っている                        

ところから始まり ゴキブリのお化けと戦うやつ。

 

その5年後 2002年 Men In Black2が出た。

小さな小さな宇宙船でやってきた小さな虫のようなエイリアンが

下着モデルに姿を変えて 地球を脅かすというストーリー。

 

そして、2作目から10年後の昨日、3作目の放映となった。

 

今回は、Jが、リタイア寸前で忽然と姿を消したK

タイムトラベルをして 救いに行く。

http://www.youtube.com/watch?v=IyaFEBI_L24


相変わらず いろんなエイリアンが出てくる。

チャイニーズレストランのキッチンで チャイニーズの姿のエイリアンが

宇宙から来た得体の知れない動物や魚を調理しているという場面では

チャイニーズを馬鹿にしてるんじゃないの?と思わずにはいられなかった。

 

あまりに面白かったので 家に帰ってきて娘と2人、12を見なおした。

 

今までに 何度も見ているのだが 12が ごちゃごちゃになっていたが

両方を いっぺんに見てみると それぞれを比較できて 面白かった。

 

そうそう、エイリアン=宇宙人のことでもあるんだけれど

アメリカに来る外国人はみなエイリアンって呼ばれるのよね。

アメリカ人にとって 私たち外国人は、

もしかして この映画の中のエイリアンと同じ種類なの???

彼らって、あんなふうに私たちのことを見ているのかもしれないなあ。

とっても複雑な心境になったりして・・・。

 

エージェントJ、相変わらずウィルスミスはかっこいいね。

エージェントK、トミーリージョーンズは 15年で 年を取ったね。

それ相応の年の取り方というわけだけど・・・。

ウィルスミスがあまり変わっていないので 余計に年を取ったように

感じるのかもしれない。

 

来月には、アメリカ中の学校が 夏休みに入る。

(大学生もう夏休みに入っているね)

これからはいい映画が目白押し。楽しいね。夏休み。

 

お昼前の早い時間に映画館へ行けば 一人1200円。

昔に比べたら 高くなったけど こんなに楽しめるなら

たまにはいいかな??

次は 何を見に行こうかな?


JUGEMテーマ:映画

vegan(ビーガン)で生きていけるの?

  • 2012.05.26 Saturday
  • 16:39
 「ビーガン」この言葉を始めて聞いたのは 5年ほど前のこと。

 娘曰く

「友達のお母さんはビーガンでね。食べるのは野菜とナッツと

ごく限られた食べ物だけなんだよ」

思わず 私は聞いた。

「何?ビー???何?何なのそれ?」

「ベジタリアンのもっと厳しいバージョン。ビーガンっていうの」

と娘。

「へーーー」なんとも初耳だ。

 

ベジタリアンといえば 野菜しか食べない人のことだと

単純に思っていたら、肉は食べないけれど 卵やチーズは食べるという

ベジタリアンのインド人の家族と旅行先で出会ったし、

うちでホストをしたスピーチコンテスト出場者のユダヤ人の

高校生の女の子は鶏肉や卵を食べるけれど 説明が面倒なので

ベジタリアンだということにしていると自ら言っていたので

そのときも「へーーー!」だった。

 

いろんな人がいるものだと関心させられることばかり。

 

宗教上 食べられないものがあるという人たちもいるけれど

お気楽仏教徒の自分には ちっともそういうことはわからず

食べ物であれば おいしいものであれば 何だって食べてしまう。

食いしん坊だから 肉を食べないなんて信じられない!!

アイスクリーム、ミルクもチーズも 卵も食べないとは!

火を通した野菜もだめ。

とにかくどんな形でも化学処理のしてある食べ物は一切食べない。

「ベジタリアンだって 信じられないのに 何なの?それは?」 

と、5年前は そんな人がいるなんて 信じられず 

想定外で 自分とはまったく無縁の出来事と思っていた。

 

が、最近 少し事情が変わってきた。

末娘のせいである。


彼女が 突然「肉を食べません」宣言をしたのが2年前の6月だった。

肉を食べないでいるなんて できるはずが無い。

きっとすぐに「やっぱり肉が食べたいよう」と 

音を上げるに違いないと高をくくっていたが、あにはからんや。

それから 彼女は 一切の肉片も 口にしていない。

どんな小さなひき肉でも 取り除いて食べている。

そこまでせんでもよろしいでしょう??とあきれるくらいに。

 

そのせいで 私も 肉を食べる量が減ってきている。

私は 肉を食べないなんてできないと思うけれど 

最近は、肉を食べたいとあまり思わなくなってきた。


食べたとしても、ほんのちょっとで 事足りる。

その分 野菜はすごく食べる。

魚やチーズ、卵を 以前より何倍も食べるようになった。

 

というわけで 「ビーガンなんて 信じられない!派」から

「ビーガンもありでしょう!」

と思えるようになった。

 

世の中には いろんな人がいるんですねえ。

頭を柔らかくしていないとアメリカ生活やってられません。


JUGEMテーマ:健康

ナウシカの心

  • 2012.05.25 Friday
  • 10:18
  

「風の谷のナウシカ」を久しぶりに見た。

宮崎駿にはまるきっかけを作ったのがこの映画だった。

やっぱりいい。何度見ても 感動する。

 

それを見ながら 日本国民は まるで 風の谷に住む人たちのようだなあと思った。

放射能で汚染される世界は 腐界が広がるナウシカの世界のようだ。

 

オウムに襲われて 逃げ惑う村人だが ばば様は言うのだ。

「それが運命なら 滅びるしかない」と。

 

まるで 原発問題で 危機に瀕していても 

粛々としている今の日本の姿のようで・・・。

 

日本の心??日本人の品格???

美しすぎる!

しかし、美しすぎるまま 滅びてはもらっては困るわけで・・・。

どうにかしないと。

 

これは日本だけの問題ではなく 全世界的な問題だ。

今日は、ナウシカがとても身近に 

現実の話として 今まで以上に迫ってきた。


JUGEMテーマ:気になること

得した気分だけど・・・???

  • 2012.05.24 Thursday
  • 06:23
 

一週間ほど前に 下着を買った。

 

Nデパートで ファッションリワードという商品券を

使い 6000円くらいのものを800円ほどで買った。

 

家に帰ってサイズを確認すると ちょっと違っていたので

交換してもらおうと またNデパートへ出かけていった。

一週間が経過していたが、タグは取っておらず

もちろん 買ったときのままの状態で 持って行った。

 

サイズが合わないので 交換してほしいというと

そのサイズがあるかどうかを調べますといって

丁寧に探してくれた。

 

商品のある場所を見ただけでは見つからなかったといい、 

その後、コンピューターで 在庫を見てくれた。

(最近のデパートは在庫の数が 売り場のコンピューターに

つながっていて 瞬時に どの店に どんなものがあるのかを

すぐに調べられる。便利だ)

 

 

すると、データでは そのお店にその商品が 1つあることになっていた。

 

どこにあるのだろうとまた探すと それは セール商品として

セールラックにあるということがわかった。

 

なんと半額になっていた。

 

えーー、そんなに安くなっているなんて 知らなかったよ。

たった一週間のことなのに。

 

定価で買ったものが 安くなっているのを発見したときほど

悔しいことはない。

 

たとえ リワードでもらった商品券で ほとんどただ同然で

買っているとしても、それは許せない。

 

「交換するだけじゃなくて 安くしてもらえるんですよね?」

と 売り子さんに言うと、

「もちろんです。サイズ違いをリターンして セールの商品を

お買い上げくださればいいのですから」

と、快く払い戻しをしてくれた。

 

すごい!やったね!!

半額になっちゃった。

お金を返してもらって うれしい!!(2500円返金された)

すごーーく得した気分。

 

だけど、反対に言えば、半額で売っても 利益があるってことなのかな?

まあねえ。そういうことなんだろうなあ。

じゃあ、なぜはじめから 安くしないのかなあ??

安いほうが売れると思うけどなあ。

価格革命になっちゃう?


ただの安物と安価良品の境目がなくなったら それも困るかな?

本当に良いものなら すこしくらい高くてもいいのか?

安物で 最終的に損をするってパターンもあるからね。

 

お買い物 大好き。特にセールが 大好きな私。

考えてみれば、最初から安かったら セールになったからと

喜んで買うこともないに違いない。デパートの販売戦略かな?

 

時々 資本主義の矛盾に 頭が混乱する私。


ちなみに、1ヶ月以内に同じ商品がセールになって

価格が落ちたのがわかった場合 Nデパートでは レシートを

持っていくとその分を返金してくれるとのうわさ。


それに関しては まだ 経験がないので 本当かどうかは

試したことがないが・・・

今回も簡単に返金処理してくれたので きっとうわさは真実なのだろう。

ただし、そこまで細かくチェックしたり 何度も店に行ったりするのは

よほど暇がないとできないかなあ。


時々 思いがけず得するってのが いいのかも。




外国語として日本語を学ぶ

  • 2012.05.23 Wednesday
  • 14:55

全米高校生日本語スピーチコンテストまであと2週間をきった。

オーロラ基金が主催するこの大会は今年で9回目になる。

今年はどんなスピーチが聞けるのだろう。楽しみだ。

 

このスピーチ大会で優勝すると日本で行われる世界大会への

出場権が獲得できるというわけで 毎年 各地から選りすぐりの                                    

兵(つわもの)たちが集う。

 

大会参加資格は、

ノンネイティブ、つまり日本語を母国語としない高校生であること

地域大会で3位以内に入っていること

両親のどちらも日本人ではないこと

日本に滞在期間が1ヶ月未満であること

などである。

なかなか厳しい。

 

10年ほど前のことになるだろうか?日本人でありながら 

日本で生活したことの無い末娘の日本語教育に 悩んでいたころ、

UCIで行われる日本語スピーチコンテストの審査員を頼まれた。

娘はそのころ 日本語学校が大きらいだった。

 

そして、そんなとき、大学生たちの日本語のうまさに感心した。

日本語科の学生の中には クラスをとる以前は、日本とは縁もゆかりも

無く、本当に初めて日本語に接するという人もいた。

どうして数年で そんなに日本語を習得できるのか不思議だった。

漢字、かな、カタカナ どうしてそんなに短期間に理解できるのか?

日本人として 日本に生まれ 育ち、生まれたときから漢字やかなが

身近にあり ずっと勉強してきたとしても難しいそれらを

数年で 習得するとは!すごいね!

 

それを見て、本人がその気にさえなれば 学べるのだと確信し 

日本語嫌いのわが子について悩むことをやめ、芽が出るのを

じっと待とうと思えるようになったのだった。

 

さて、その末娘であるが 10年を経た今、高校生となり

学校で日本語のクラスをとっている。なんと今年は

AP(アドバンスプレイスメント)クラスという大学のレベルの

クラスを取っていて 漢字なども小学校低学年程度の

漢字は読み書きできるらしい。ノンネイティブ(日本語を

母国語としない)友達に混じって 授業を受けているので

かなり普通に日本語をしゃべれる娘にとって 読み書き以外は

楽勝というクラスなので それほどすごいことではないかもしれないが

あの日本語嫌いだった子がねえ。

 

親としては よくここまで堪えた。よく待った。

自分で自分をほめちゃうね。

結果が よい方向に向いてくれて ほっとしている。

 

 

日本人なんだから 日本語取ったりしたらできるの当たり前でしょう!

などとは 思わない。日本語環境の少ない中で 日本語を学ぶのは

本当に大変なことなのだから。

そして、英語がネイティブとはいえない分(親が英語をしゃべらないという

ハンディがある)少しは 得をする部分があってもいいと思うし。                   

 

まあ、ぼちぼちがんばってくれれば それでいい。


 

ホストファミリー募集中

  • 2012.05.22 Tuesday
  • 14:00
  

オーロラ基金が主催する全米高校生日本語スピーチコンテストが

もうすぐ開催される。

 

61日(金)歓迎会

62日(土)スピーチコンテスト

 

今年で9回目を迎えるこの日本語のスピーチコンテストだが、

最初の年から お手伝いしている私としては へーー、もうそんなに

経ったのか?とびっくりだ。

 

アメリカ全土に どれだけ日本語を勉強している高校生がいるのか

詳しくは知らないが 毎年 この大会を目指して アメリカ中からやってくる

高校生たちの日本語のレベルの高さには いつも驚かされる。

日本語のバックグラウンドがまったく無い高校生たちが 23年でこんなにも

上達するものなのかと毎年のように感心する。

そして、毎年 コンテスト参加者のレベルが上がっていることにも

またまたびっくりなのだ。

 

今年も全米からのチャンピオンたち14名の応募があり 

これらのチャンピオンたちの中のもっとも優れた人が 7月に日本で行われる

世界大会への出場権を与えられる。

 

この大会を、支えているのはすべてボランティアだ。

オーロラ基金の趣旨に賛同し 2日間の行事を企画運営する実行委員の

メンバー、ホストファミリーとして出場者の世話をしてくれる

アーバイン近郊の日本人家庭、そして、学生たち、全員ボランティアだ。

 

今年は まだホストファミリーが足りないという。23日まで 募集中。

 

私も数回 ホストした。

正直なところ、受ける前は 心配したが、そんなものは取り越し苦労だった。

相手は 日本語を学ぶ子達だから、もちろん親日家だ。楽しかった。

 

実行委員なので ここ数年は、ホストファミリーは受けていないが、

ホストファミリーを一度経験したら あまりにも楽しかったと 

それ以後、毎年 お世話を申し出てくれるご夫婦もいる。

 

日本の家庭を彼らに少しでも経験してもらうというのが 

ホストファミリーの狙いで、2日間のうちの土曜の朝ご飯、

コンテストの後の夕飯、帰る日の朝ごはんを(そのお宅の流儀で)

家族として一緒に食事をし、2泊の宿を提供する。

 

どなたかわれこそは という方はいないだろうか?



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