シカゴの名物 ディープ・ディッシュ・ピッツァ

  • 2012.02.29 Wednesday
  • 17:56
JUGEMテーマ:好きな食べ物・飲み物

せっかくシカゴに行ったら 「ディープ・ディッシュ・ピッツァ」だと
誰かが教えてくれた。

シカゴ1日目、なんだか中途半端な時刻についてしまって
その有名なピッアには挑戦せず、早めに夕飯を食べた。
そうしたら、お夕飯だかお昼だか おなかが判断できなくて
たぶん時差2時間ということが原因なんだろうけれど
寝る前に おなかがすいてしまい 困ったのだった。

2日目、午前中2時間の大学ツアーへ参加して
お昼過ぎには ホテルに戻った私たち。
動き回ったし、なにしろ 朝ごはんは クッキーとカプチーノだけで
すっかりおなかぺこぺこだった。

ホテルへ戻って一息ついてから 
「お昼と夕食は ちゃんとしたものを 食べたいなあ」
と、張り切った。

お昼だし 前日遠慮したディープディッシュピッツァに
挑戦しようじゃないか?ということに。

携帯電話のYelpというレストラン検索アプリを
使って探すと ホテルの近くに有名店があるらしいとわかる。

そういえば 到着したときにホテルのフロントで 
「おいしいレストランが近くにあるかしら?」
とたずねたときに フロントの若い女性が教えてくれたのも
そのYelpで出てきたお店と同じだった。

「これはいけるかも」とすきっ腹で目が回りそうな私たちは
期待に胸を膨らませて そこを目指す。

家にいると たとえカリフォルニアに住んでいても
ご飯、納豆、鍋、煮物、おでんなどなど
90%が日本食だから、ちょっと冒険気分。

ディープ ディッシュねえ。どんなものかなあ?
すごくこってりで 食べられないくらい大きくて
厚いのが出てきたらどうしよう??と
ろくにリサーチもしていない私。

が、娘はちゃんと調べていたらしい。

店で 一番小さいサイズのマッシュルームピッツァと
シーザーサラダを頼む。何しろ人数が2人なので
少なくとも2皿は頼まないと悪いだろうという
心配りのつもり。

そして、昨日から 生野菜を口に入れていないことに
気がついて、無性に生野菜が食べたくなる。

ウェイターが
「ピッツァは30分かかりますがいいですか?」
という。
へーー、30分もかかるんだ??
と、びっくりだった。

厚みがあるので 時間がかかるようだ。

待っている間に サラダが出てきて 食べる。
が それほどおいしくはない
「こんなサラダ 誰でもできるよ」
というようなものだった。

いよいよ ディプ・ディッシュ・ピッツァが運ばれてきた。
うーん、見た目は お好み焼きだね。




かなりふちに厚みがあるために この名前がついたらしい。

お味は??

うーーん、上に載っているとろけるチーズが ぼよよーーんと
口の中でも 弾力があって 「とてもおいしゅうございました」

シカゴの花丸が また増えちゃったよ! 

まだまだ続くカレッジツアー

  • 2012.02.29 Wednesday
  • 05:39
JUGEMテーマ:興味深い話題・出来事など


大学が用意してくれたランチを食べて ちょっと落ち着いた私たち。

大学関係者と偶然にも同じテーブルで 話ができてラッキーだったねと
話しながら 次のメニューへ。

大講堂で 学部別在校生のパネラーの話を聞く。
ここでも、ゲストに向けて 質疑応答がされ
熱心な親は 手を上げて 何かかにか質問をする。
もっぱら 聞くだけの私たちとは大違いだが
国民性の違いだからね。どうしようもないか。

しばらく聞いた後、学科別に教室を見て回るというツアーに参加。
エンジニアリングのグループは 30人ほどかな?
案内してくれる在校生らしき若者について外へ出る。

地面が凍っている。寒いね。何しろマイナス7度C(22度F)だ。
室内はかなり暖かいが いったん外に出たら 冷たい。
しかし、そのくらいでは寒いとはいえないほどのものらしい。
外に出るたびに コートのチャックを上げ 手袋をはめ
忙しいこと この上ない。

とあるビルディングへと到着し
バイオエンジニアリングはこの部屋、
エレクトリックエンジニアリングは そこの教室、
などなど それぞれの専門へと別れて 教室に入る。

最後が シビルエンジニアリングで
中に入ると 階段状の小さめの講堂になっていた。

教授が一人 大きなスクリーンの前に立って話し始めた。
「君たち シビルエンジニアリングに興味があるの?」
と、再確認。
そして、おもむろに説明を始める。

いろいろ説明してくれたが、要するにシビルエンジニアリングというのは
最近の学問で 橋を如何に 効率よく作るとか
ビルディングを作るときなどは、デザインに優れていて さらに力学的に
可能な形を科学するとか そういうことをリサーチするのだそうだ。

要するに人間が生活していく中で より便利なものを科学するというような
なんだかそんなことだったと思う。
(すごく一生懸命理解しようと努力しているんだけど 日本語のようには
いかないね。やっぱり。耳をダンボのように大きくして 目一杯集中しても
理解の度合いは知れている。最後には疲れてしまった)

その後、ついでにもうひとつ コンピューターサイエンスというのか
電気関係のビルディングに行き、また そこのツアーに参加。

へとへとで 最初の会場に戻ったときには 2時半を過ぎていた。

大講堂のある建物に戻ってきたとき、さっきランチを一緒に食べた
背広のおじさんとその仲間たちが 入り口のところにいて
私たちを見ると「あー、カリフォルニアンがきたよ」と
面白そうに声を上げた。

相当寒そうに外を歩いているのね。私たちって。

でも、そんな風に声をかけてくれるってことは
私たちを 覚えていてくれたってことだから 笑われたって平気さ。

その後は、3時から 学生寮などの施設を見るツアーがあると娘。

が、ここで 私は 音を上げた。
「そのツアーには 一人で行ってね。足が痛くて歩けそうに無いから
ここで待っているから」
と。

かなりこの学校が気にいった様子の娘、
「じゃあ行ってくるね」
と、さっさと行ってしまう。


その間、一人ですることも無く いすに座って待つ。
手持ち無沙汰だけど 
「私、待つわ。いつまでも 待つわ」
そんな歌があったけど グロッキーで動けない私。

そのツアーは 1時間だということだったが
1時間経っても 終わらず 結局4時もだいぶ過ぎたころ
ようやく ツアーは終わり、娘が戻ってきた。

そして、ようやくホテルへと帰ることに。
夕方になり気温が下がりだしたことがわかる。
寒空の中、またしても Metraの駅に向かって歩きだす。

歩きに歩いた一日。

またしても おなかペコペコで エネルギー切れで
へろへろの私とは 対照的に 生き生きしている娘。
この学校がかなり気にいった様子。

寒さが身にしみるけど 有意義な一日だったなあ。
カレッジツアー 大成功じゃない!

大学のスタッフとランチ?

  • 2012.02.28 Tuesday
  • 10:26
JUGEMテーマ:興味深い話題・出来事など

カレッジツアーがなんたるかも知らず 
ただ「行ったほうがよい」という高校の進学指導説明会のときの
先生たちのアドバイスを真に受けて「牛に引かれて 善光寺参り」のごとく
ただ娘の言うがままに シカゴに出かけていった私。

カレッジツアー2校目の土曜日のお昼が近づいたころ、
娘の後ろについて 右往左往しているうちに 
急激に おなかがすいてきた。

なにしろ、朝起きるなり 顔を洗って 7時にホテルを出てから 
うろうろしっぱなしだ。朝ごはんは カフェに行き
食べたのは レーズンの入ったクロワッサン1個とカプチーノを一杯。
寝不足だし 日本食ならいざ知らず それ以上おなかに入らなかった。

それで 半日 目一杯歩いているから そりゃあおなかもすきますよね。

おなかすいてエネルギー切れ寸前だけど イベントは まだまだ続く模様。
いつ終わるんだろうなあ。でも、せっかくきたのだから がんばって
納得いくまで 見て回らないと・・・。

しかし、おなかがすいたなあ。
何か食べたいなあなどとカレッジを見学に来ていることを忘れて
のんきなことを考えていると、娘が イベントプログラムを見ながら 
次に参加したいツアーまで 少し時間があるから お昼を食べようという。

しっかりしているねえ。17歳。
それに引き換え 私、なんて頼りない親だろう?

ご飯食べようということになり、待ってましたと目を輝かせる私。
会場の一角に今日のビジターのためのお昼が
用意されているらしいと さっきから気になっていたのよね。

大学が用意してくれたバッフェ式のフリーランチだ。
わーーい、食事にありつける!!それも フリー。うれしい。
とにかくおなかがすいているし 何かおなかに入れたい。

お味は?

こういうところで出される食べ物に期待してはいけない。
食べられるだけで うれしいことなんだから。
最初から 期待しなければ、がっかりすることもないし
少しでも おいしいとすごくうれしくなる。

そこで出されているものは なかなかのお味だった。
空腹は 最高の料理人という言葉があるけど・・・。

メニューは、マカロニサラダ、マカロニ&チーズ、ベジタリアンサンドイッチ、
フライ(たぶん チキン)、などが出されていた。

肉は 遠慮して サラダとべジサンドイッチなどを 食べる。

ちゃんとランチのためのテーブルといすも用意されていた。

時刻は、ちょうどお昼時、満員だ。

どのテーブルも すでに人が座っているので どこかのグループに
割り込んで座らなければならない状態だ。

どこがいいかな?

真ん中のほうに、大人4人(男性2、女性2)が座っているテーブルが
あり、そこへ入れてもらうことに。

何気なく座ったのだが 話してみると その人たちは 
この大学の教授と学生課の職員だった。

「何年生?どこから来たの?何学部に行きたいの?」
と朝 門のところであった副事務局長さんと同じ質問が
その中の一人から 娘に浴びせられる。

「ジュニアです。南カリフォルニアから来ました。ETC. ETC.・・・」
と、娘。彼女ときたら かなり人見知りで 時々 えっ??と思うくらい
消極的だ。肝心なときに どうしても日本人になってしまう。
アメリカ人に比べるとかなり消極的なんだよね。いつもは元気がいいのに。
今回も 自分をもっと売り込めばいいのにと そばにいて 歯がゆい場面が
何回かあったけど、半日もいたら 少し慣れたのか いつもよりちゃんと
受け答えするので ちょっとびっくり。

するとラフなスタイルの男性が
「カリフォルニアのどこ?僕はね。サンディエゴの大学に行ったから
わかるんだけど、あっちと比べると 寒いでしょう。ここは。
だいたいねえ。サンディエゴなどという暖かいところで コートは
いらないだろうと思うのに どうして毛のついたコートなんて
彼らは着るんだろうねえ。なるほどねえ。貴方たちの格好を見たら
カリフォルニアから来たって すぐわかるよ」
と、からかい口調。

今年はあたたくて雪が少ないけれど
普通は ブリザードが一年に 数回くるとか
雪も もっと多いのだという。

私もつい調子に乗って
「雪が降ったら 何をするんですか?」
などお間抜けな質問をすると
「そうねえ。シャベル(雪かき)するね。雪をかいて、かいて、
かきまくるよ」
と笑いながら答える。

最後に 雪が降ったらシャベルすると笑っていた背広を着た男性が、
私たちに 名詞をくれた。
「僕は 学生課のものだから 何か質問があったらメールを
ください。この学校はエンジニアリングのいい先生がいるよ」
と。

へーー、なんという偶然、また、学生課の人と話せるなんて。
なにしろ、どんなことでもいいから 大学関係の誰かと
つながっておくことはアドバンテージになるからね。
ほんとに コネクションは 大事だからね。

それにしても 感じがいい先生たちだな。
まあ、いかにも寒そうにしている私たちのことをからかっていた風だけど・・・。

<続く>



 

なつかしく拝見しています

  • 2012.02.27 Monday
  • 13:48
JUGEMテーマ:日記・一般

先日 メルマガで「シカゴがどんなところか教えてください」
とたずねたら 読者のけんさんからこんな返事をいただいた。


From けんさん
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「アメリカ事情」、なつかしく拝見しています。

というのも、私は1998年に企業のアメリカ駐在員としてオハイオ州
クリーブランドに派遣され、単身赴任で、英語も下手で右も左もわからずに
ほとんど日本人が居ない環境のなかで2001年に帰任するまで生活した
経験があるのですが、その際覚えたてのインタネットで
この「アメリカ事情」をみつけて、ずいぶん生活の参考に
させて頂いたのでした。

帰任後10年近く経過してこのメルマガのことも忘れていたのですが、
最近になり、偶然再会してまだ続いていたんだと、大変うれしく思いました。

さてシカゴですが、その年の天候にも左右されますが、私の経験では
オハイオ北部と同じかそれ以上に寒かった年があり、たしか98年の冬は
凍死者が20人以上出たりしました。(主にホームレスの人達ですね)
そのくらいの寒さは覚悟したほうが良いです。

車にはウインドウに張り付いた雪と氷を砕くおおきな「へら」
(英語でなんと言うか忘れましたが)が必需品です。
ただ気候はさておき、多分カリフォルニアでは得られない良さは
カルチャーの質の高さだと思います。
もしお嬢さんが来られるのでしたら、全米いや世界屈指の
シカゴ美術館やシカゴ交響楽団を是非体験されたら如何でしょうか。 
ではお元気で。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

時々 読者さんからメールをいただく。
反応があるというのは うれしい。
たとえ悪口でも。

そして、こんな風に アメリカ生活の参考にしてくれる人が
本当にいるのだということが 現実として 実感できると
書き続けてよかったなあと思う。

自慢したくなり けんさんに 了解をいただいたので
ここに ご紹介しました。 Mitsuko

カレッジツアー、なかなか楽しいね。

  • 2012.02.27 Monday
  • 07:21
JUGEMテーマ:興味深い話題・出来事など

カレッジの新入生向けイベントは 朝、9時から始まった。

まずは大講堂での説明会。

参加している新入生は 50人くらい?
みな親子で参加しているから それの3倍に近い人数がいる。
それほど 大人数ではないね。

小さな学校だし、もっと早い時間のキャンパスツアーなどもあり
集まる人数が 分散されているのかもしれない。

両親揃って来ている人が多い。
アメリカでは「学校のことは 両親で」というのが 普通だからね。
 
説明してくれるパネラーが6人ほど 舞台の上に。

時刻どおりに学生課のスタッフとおぼしき人が 司会をしながら進める。
その日の予定、どんな専門学科があるのかなど
その学校の大まかな売りを 大きなスクリーンを使って 説明する。

そうそう、こんなことも言っていた。

来年度(つまり今年の9月)の新入生には その学校独自のツールの
入ったアイパッドが 無料で提供され それを授業に使うのだという。

へーー、アイパッドが無料の上、使い放題。
いいねえ。でも、いったい誰がお金払うんだろう??
さぞかし 授業料が高いに違いない・・・などということを考える。

と、司会者もちゃんとわかっていて そのプロジェクトのために
募金活動をしていて お金は着々と集まっているから授業料が
跳ね上がるわけではないと説明する。

へーー、それは良かったなあ。授業料は、親として頭が痛いからね。

アメリカの大学の学費は 日本に比べるとかなり高いと思う。
その代わり いろいろな学費の補助があり 成績がよければ
スカラーシップが取れる。プロジェクトごとに 奨学金が出るものも
たくさんある。1年目からキャンパスジョブという学校の仕事をし
アルバイトができるという。学年が上になれば 自由時間も増えるので
キャンパスの外で働くこともできるのだ。

それ以外に 親に頼らず 自分でローンを組んで学費を払う学生もいる。
そういう学生が 多いと聞いている。

働くからといって 勉強がおろそかになったりはしない。
成績が良くないと卒業できずに 支払った学費をどぶに捨てることに
なり、そんなことのために苦労して 大学に行くわけではないから 
いったん学校に入ったら、学生たちは死に物狂いで勉強するようだ。

それにしても、アップル社として 企業タイアップがあるのかなあ??
そういえば、昨年亡くなったスティーブジョブズさんは
ドネーションをしない人だったと聞いているが・・・。
彼は いなくなったからね。方針が変わったのかもね。
などと余分なことを想像したりして・・・。

その後は次々と いろんな学科の学生たちが 学校紹介していく。
どこに住んでいて どんな風にその学校を選んだかなど。

プレゼンテーションが うまいね。さすがだな。
「この学校いいかも」と単純な私はすぐにその気になる。

ただの説明だけでなく会場にいる人たちからの質問を受けて
しばらく質疑応答。

そして、次のメニューに。

外に出て 自分が専攻したいと思っている学科の説明会が
大講堂の外に 設けられている。

そこへ。

娘が目指すのは エンジニアリングだというので そこへいってみる。

だけどそれ何???
ここまできているのに まだ ちんぷんかんぷんな私。
なにかの技術を学問するのだろうか?

そこでわかったことは、エンジニアリングといっても 
いろんな分野があるということ。
バイオ、電気、建築 などなど。

その後、またまたさらに詳しい学科別ツアーに参加して
わかったことは 娘がやりたいと思っていることは
シビルエンジニアリングという名前で 要するに 
日本で言えば そんなたいそうな名前をつけずとも昔から
職人気質の親方が工夫してものづくりをしてきたものを
科学することのようなのだが・・・
この自分なりの理解は あっているのか とんでもなく間違っているのか?
日本で言ったら 何を勉強するって言うのだろうか?
カレッジというのは 大学は大学でも 日本でいうと専門学校に近く
卒業後は 専門職としてすぐに就職できそうだ。
学校へ行くのは 卒業して仕事をしたときに それを生かして
なるべく高い給料を取りたいということらしい。

学校説明のとき、パネラーの学生たちも しきりに
卒業前からいろんな企業から 就職の声がかかる
ということを アピールする。

とにかく シビルエンジニアリングというのは
人の暮らしを科学の力でよりよくするための学問なのだそうだ。

へーー、そういうことがやりたいんだ。この子は。

毎日一緒に暮らしているけど
大学について 真剣に話し合ったことはない。

今回、私にとっても 娘を知るいい機会になったようだ。

(続く)

 

いよいよカレッジツアーに

  • 2012.02.26 Sunday
  • 13:07
 JUGEMテーマ:興味深い話題・出来事など

今回、シカゴに来たのは ただの旅行ではない。
娘の大学進学準備、志望校視察である。

娘が自分にあっているのではないかと
調べて一応志望校として考えている大学が 
シカゴのダウンタウン郊外にあり
たまたまこの土曜日に その大学を目指す学生のための説明会が
開かれるというので ちょうど学校の休みと重なったこともあり
出かけてきたのだった。

木曜日の午後に到着し その日は ホテルの周りを散策し
お夕飯を食べただけで終わった。

金曜日は 州立シカゴ大学を 見に行った。
さすが州立大学 大きな大学で 設備も整っている。
プールや図書館なども立派なものだった。

そして、今朝は もうひとつのエンジニアリングの専門校へ。

到着してから 思いのほか暖かな日が続いていたが
今朝は寒かった。

なんと零下7度C。
風が吹きつけると寒さも一段と厳しく感じた。

よし、よし、この寒さも経験することが大事なんだよ。

なにしろ、南カリフォルニアではありえない寒さだ。
道が凍っている。

大学に行くには Metraという電車に乗るのだが 
ビルの3階建てくらいの高さのところを走っているので 
階段を上らなければならないのだが、
階段の一部が凍っていて とても怖かった。

こんなところで こけたりしたら 一大事。
慎重にね。

さすがに3日目ともなれば 昨夜のうちにしっかりと電車の路線も
調べて 準備をしている。

ダウンタウンのホテルから 電車で10分ほどで
大学の駅に着いた。

ここでも階段が怖い。
落ちないようにそろりそろりと降りる。

Metraは まるで宮崎駿のラピタに出てくる電車の路線のようだ。
都市のビルの間の高いところを走っている。
それは 郊外に出ても同じで 空中に線路が浮かんでいるように見える。

電車を降りて 大学の会場を目指す。

途中に 学生の団体が遠くに見えた。
そちら方面に 行けば 間違いないに違いない。

と、大きな男性が 道の角に立っている。

「大学の見学会に来たのかい?」
と、男の人。
「はい」
「どこから?」
「カリフォルニアです」
と娘。
「そんな遠いところから ようこそ。今日は、寒いでしょう?そんなに
暖かいところから来たんだったら。」
とその人。
「はい、カリフォルニアは 今25度近くもあるんです。
だから、寒いのも経験しないといけないので」
と娘。
「何を勉強したいの?何年生?」
と男性。
「高校のジュニアです。目指しているのはエンジニアリングです。
この学校はいいプログラムがあると聞いているので」
と娘。
「そうね。いい先生がたくさんいるよ。僕はこういうものだから
何か質問があったら イーメールをどうぞ。会場はね。
ここをまっすぐ行って その角を曲がって左側にある最初の建物だよ」
と、彼は 名詞をくれた。とても感じがよくて
親切だった。

零下の寒空に 新入生たちを案内してくれていた彼、
名刺をよく見たら 学生課の副事務局長さんだった。

おかげで迷わずに朝の9時前には 説明会場へ着き チェックイン。

あらかじめ連絡済だったようで 娘の名前が書かれたネームタグが
しっかりと用意されていた。

彼のおかげで 大学の最初の印象は 花丸。

(続く)


シカゴ シティーフォト

  • 2012.02.25 Saturday
  • 21:49
 JUGEMテーマ:興味深い話題・出来事など

南カリフォルニアの我が家は 郊外。
シティーライフとは程遠い田舎暮らしだ。

ロスへは100キロくらい離れているので
日本へ帰るとか 今回のようにどこかへ出かけるとか
そんなときに 空港に行くぐらいのもの。
ダウンタウンなどに出かける機会は ほとんどない。

シカゴは初めてだし、ロスの都市部へ出かけることもない。
ほんとうのほんとにおのぼりさんなのだ。

シティーライフ ってこんなものなのかなあ。

もっとたくさん シカゴのダウンタウン
写真いろいろ↓




シカゴのダウンタウンと郊外を結ぶ電車 Metora ↓
大学から ダウンタウンまで 乗ってみた。

シカゴのレストラン イタリアンへ

  • 2012.02.25 Saturday
  • 13:01
 JUGEMテーマ:興味深い話題・出来事など

早朝から がんばってLAX(ロサンジェルス空港)まで運転し
8時発のシカゴ行きの飛行機に乗った娘と私。

4時間強のフライトの後 シャトルバスを使って ダウンタウンのホテルに
ようやくたどり着いたのは 家を出てから 8時間半後。

お疲れさま!!無事に着いてよかったねえ。

朝ごはんも そこそこに出かけたし 飛行機の中では
飲み物だけしか出なかったので
ホテルに着いてほっとしたら おなかぺこぺこなのに気づく。

カリフォルニア時刻なら まだ遅いお昼(2時過ぎ)だが、
シカゴ時刻だともう夕方(4時過ぎ)だ。
お昼には遅すぎるし 夕飯には早すぎる。

どうしようか?

おなかがすいた時にと思って 菓子パンを持っていたので
とにかく少し食べる。

ちょっとでもなにかおなかに入ると 元気が出る。

もう少し時間をつぶして
お夕飯まで待って 何か食べることにしようと決まる。

娘も食べることが大好きなので
こういうとき 意見が合うのよね。

シカゴと言えば?

ディープディッシュピザだとホテルの受付のお姉さん。
シカゴにいるんだから それを食べなきゃと娘もいうけど
疲れているし ピザは重たすぎるから 今夜は違うもの、
なにかちょっとだけおいしいものを食べようか?

でも、どこがおいしいかなんて ぜんぜんわからない。

こういうときは スマホ大活躍。
Yelp(ウェブのレストランガイド)で
イタリアンレストランを検索すると
歩ける範囲に なかなかよさそうなところを発見。

夕飯の時刻まで 近くの公園に行きたい観光スポットがあるからと
娘が言うので ホテルを出る。

外は 冷たい雨。
雪を見たい娘は ちょっとがっかり。
雨が降ってはいるが ぱらぱらだ。
行きかう人たちもかさをさしていない人がほとんど。
コートのフードをかぶり 娘と歩く。

都会だなあ。シカゴは。

雨にぬれながら しばらく写真を撮る娘に付き合い
1時間ほどぶらぶらした後
お目当てのイタリアンレストランへ。

予約はしてないけどと飛び込みで入る。

Yelpによれば なかなかのレストランのはず。

でっかいお皿で大量に出てきたら食べられないので、
注意深くメニューを選ぶ。

サンプルコースメニュー
(小さなサラダ、小さなラビオリ、デザートにテラミス)
が、なかなかよさそうだよと私はそれを頼む。

デザートのテラミス

そして、娘は
スープとおつまみようの量の少ないパスタで。

二人で仲良く分け合って。

おいしくいただく。

テラミスは、カリフォルニアのお店にない味で感激。
さらに カプチーノを頼んだら あまりのおいしさに うーーんと思わずうなり声。
大満足!!

で、ホテルに戻り やっと疲れた体を休める。
お風呂に入り
(お風呂は 深さ20センチで 亀のように平らにならないと
沈めなかったけど 根性で 沈み)

ブログなど書いていると・・・

食事から 3時間経過。

なんだか小腹がすいてきて・・・

何時なのだろう?と時計を見れば 9時。
あんなにおなかいっぱいだったのにね。
すると娘いわく、
「おかあさん、カリフォルニア時刻は 今が夜の7時なんだから
ちょうど 夕飯だね。さっき食べた食事は おなかにすると
遅いお昼ご飯だったんだよ」

うーん、確かにね。
明日も早いから おなかがすいて眠れないのは困るねえ。
それに水ボトルを買ってこなかったね。どうしよう?

パジャマ姿の私と娘はしばし考え
軽いものをルームサービスで取ることに。

半分のサイズのツナサンドとフライドポテトをオーダーしたら
結局 お水はピッチャーでサービスしてくれることになり
大助かり。

しかし、時差がこんな風に現れるなんてねえ。
びっくり!!

その後、ピッチャーで運ばれた水があったおかげで
よく眠れた私たち。めでたし めでたし。

シカゴおのぼりさんの一日目は こんな風に終わりを迎えたのだった。

シカゴは都会だった

  • 2012.02.24 Friday
  • 23:06

JUGEMテーマ:興味深い話題・出来事など 

ロスから飛行機に乗ってシカゴへ
うとうとしながらも 外が気になるので 
飛行機の窓を開けて 外を見るが
一面雲に覆われていて 何も見えない。
なーんだ 面白くない。
見えないけど 雲の下は 雪かな?
天気予報ではシカゴは雪だったからね。
あきらめて またうとうと。
飛び始めて 3時間以上たっただろうか?
「これから着陸体制に入ります。気流が悪いので お気をつけください」
というアナウンス。
いよいよシカゴだ。小さな子供のように また窓を開けて外を見る。
が、飛行機の周りは 厚い雲。何も見えない。
いよいよ車輪が機体から出る音がしたころ
もうすぐそこに 地上が迫っていた。
四角くて 同じ形の家が四角に引かれた道路の両側に
行儀よく並んでいるのが見える。
雨が降っている。
雪じゃない。
なんだかロスの飛行場の周りと似ているのでは?
シカゴは ロスとはちがうから カルチャーショックがあるだろう
などと聞いているのに うん???同じようじゃないの?
待てよ、ロスの周りの家には プールがあるけど 
ここには見当たらない。そうね。プールなんて あるわけないか?
寒い所だからね。
そして 無事にランディング。
飛行機から空港のビルへ。
室内だからなのか 寒くない。
シカゴのオヘア国際空港は 大きな飛行場だ。
出口を探しうろうろ。
空港シャトルを使ってダウンタウンへと向かうことになっているので
標識に従っているうちになんとか シャトルバスのカウンターへと
たどり着いた。
そこでまた予約のバウチャーを見せると
外にシャトルバスが 止まっている。
飛行機の外に出ると さすがに冷たい。
 
われわれがどうやらそのシャトルの最後の乗客らしい。
すでに7人が乗っているので 空いている席は2つ。
ラッキーというべきか、なんとかシャトルに乗り込む。 
10分ほどドライバーを待つといよいよバスは 
シカゴのダウンタウンに向けて走り出す。
途中は 渋滞だった。
45分で ダウンタウンまで行き着くはずだったが
9人の乗客を 次々といくつものホテルに下ろし
最後が 私たちだったので
到着から2時間。やっとこさ ホテルへ。
シカゴのダウンタウンは 高層ビルディングが立ち並ぶ
大都会なんだねえ。
ザ・ビーン(豆、正式名称は 雲の門=Cloud Gate)という
観光名所があるからと 娘に連れられて見に行くと
ソラマメの形をしたピカピカ光るステンレスの塊が
そこに。
アートなんだろうけど・・・
不思議なオブジェだ。
MILLENNIUM PARK(ミレニアムパークの雲の門)↓
(続く)

いざ 出発だ!

  • 2012.02.24 Friday
  • 13:02

早朝 4時半に目覚ましがなる。 
こんなに早起きするのは 久しぶりだ。
 起きられるか心配したが なんとか 起きる。

 眠い目をこすりながら 顔を洗い 着替えをする。 
寒いところにいくと言うので なにしろたくさん着込む。
 暖かくて 薄い下着(日本製)を久しぶりに出して 着てみたら  
やっぱり日本製はいい。(実感!)何枚でも重ね着できる。

 朝ごはんもそこそこにロスの空港まで 車を運転。 
眠たいし 途中で 朝日が昇ってきて バックミラーから目に入って 運転しにくい。
 朝早いから 渋滞はないだろうと高をくくっていたが どっこい 
途中から やっぱりのろのろ運転。 1時間以上かかって 空港に着く。 

日本へ出かけるときなど 車を空港に置き去りにすることはないので 
初体験。出発ロビー近くの駐車場へと車を止めてチケットカウンターを目指す。

 飛行機のチケットは ウェブから購入したのでプリントアウトしたバウチャーだけ。 
チケットカウンターへ行くと なんとカウンターはすべて機械である。 
案内する係りの人がいるけれど サービスカウンターは無人。びっくり。 
どうするのかとその案内人にたずねると 
紙にある番号を 機械に入力しろとのこと。 

こういうときに年をとっていると応用が利かない上に 
目が見えないから うろうろする羽目になる。
なにしろ小さな字で書いてあるから 番号が見えない。
しかし、今回は 娘が一緒だから 娘任せ。 ああ、助かるねえ。

チケットが機械からするすると印刷されて出てくると 
その後は 荷物チェック そして搭乗口へ。 
そのチケットだが なんとも薄っぺらな紙切れで また びっくり。
 エコなんだろうけどねえ。なんかスーパーのレシートよりぺらぺら。

 荷物チェックを終えたのは 7時半ごろだった。 
8時10分発だから ぎりぎりセーフだ。 


Los Angeles 空港 搭乗口

飛行機は 150人乗りくらいの中型機だ。 
なんと、満員。すごいなあ。国内線の数が減っているのだろうか? 
こんなに混むものだろうか?普段日だけど??? 
満員なので 乗客全員が座席に納まるまでに かなり時間がかかる。 
すると 搭乗員からアナウンス。 
「定時に離陸できるよう すばやく席にお座りください。ご協力をお願いします」
 そんなアナウンス 今まで 聞いたことないかも。 

そして、珍しいことに 時刻通り動き出した。 
そして 飛行機は 8時35分 無事にロサンジェルスの青空へと飛び立った。 

海の上へ。 
そして 南に向かい旋回すると カタリナアイランドがくっきりと見えた。 
その後、アリソビエホ、ラグナニゲル、ダナポイント、サンノフレ原子力発電所など
見慣れた場所の上空を抜けて 内陸部へと向かう。 

砂漠を超え
雪山を超え、

シカゴ どんなところだろうか? 
寒いのかなあ? 期待と不安が交互によぎる。 

そして、早朝からなれないことの連続で疲れたのだろうか?
もっと外を見ていたいのに・・・睡魔に襲われて・・・・ (続く)

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