アメリカにはおいしい野菜がない?
- 2011.10.31 Monday
- 06:55
3週間ぶりにファーマーズマーケットに行った。
おいしい野菜と果物を買いに。
普段食料の買出しは
日系のスーパーと近所の現地スーパーへ行く。
豆腐や納豆、刺身など日系のスーパーでしか
手に入らない日本食の食材はMスーパーマーケットで
キャベツやチーズなどは近所の現地のスーパーで
買うことにしている。
しかし、どのスーパーにいっても
野菜の鮮度が いまいちで
「大きな国だから輸送に時間がかかるんだろうなあ。
だから アメリカにはおいしい野菜が無いのかなあ」
と、そんなものだと思って 15年近く暮らしていた。
が、たまたま出かけた近所のファーマーズマーケットで
おいしい果物と出会って
「新発見だ。アメリカにもおいしい野菜があったよ」
と、びっくりしたのは 去年の夏のことだった。
それ以後、新鮮でおいしい野菜を買うなら日曜ごとの
青空市、ファーマーズマーケットへ行くしかないと
病み付きになり 通いつめて1年以上になる。
日曜日の朝の9時から1時までという4時間だけの営業で
早い時刻に行くほうが いいものが並んでいる。
反対に ちょっとでも 遅くなると
欲しいものが売り切れてしまう。
路地売りだから安いのかと思えば
そうではなく どちらかというと高め。
畑で取れる季節物を売っているので
必ず 欲しいものが手に入るという保証は無い。
など、条件は必ずしもいいとはいえないが、
それでも その新鮮さに魅せられて
日曜日は 何をおいてもファーマーズマーケットへ
とかなり頑固にしつこく通っていた。
数週間前までは。
しかし、たまたま用事で行けなかったり、
お目当てのパン屋さんが来ない日があったり
と、ハプニングが重なり、ここ何回か行かなかった。
去年の夏以降 こんなに長くファーマーズマーケットに
行かなかったのは 初めてのことだった。
どうやら自分の性格に原因があるらしいのだが
決めたことは続けないと 気がすまない。
回りだした車輪は回し続けないといけない。
特に 面倒なことに関して その傾向が強い。
止めたら そこで終わってしまう。
しばらく、近所のスーパーとMマーケットの野菜で
何とかやっていた。
「しょうがない。手に入らないんだから。
おいしい野菜は食べたいけど、それで死ぬわけじゃなし」
と。
今朝も実は 迷ったのだ。
「朝市に行かなくても 別に困らないよね。おいしいけど
スーパーよりかなり値段は高いし、めんどうだし・・・」
いつものものぐさだ。
あーー、危険!赤ランプがちかちか ちかちか。
危ない。日曜市の習慣が 崩れそう!
しかし、
もう一方で 食いしん坊の虫がむずむず
「なにかおいしい野菜 あるかもね」
とささやいた。
結局 ものぐさより 食いしん坊虫が 勝利。
出かけた。
そして、やっぱり いろいろ見つけたよ。
ほうれん草、なんて新鮮!葉っぱが しっかりしているよ。
インゲン、摘み立てだ。柔らかそう!!
カリフラワー、みずみずしい!
生落花生、なかなかほかのところでは手に入らないよ、これは。
などなど
家に帰ってきて 早速下ごしらえ。
今日のナンバーワンは
なんといってもインゲン豆
ゆでただけで やわらかくて 甘みがあって
なんとも 朝取りの味。
イチゴより甘かった。
ヤッパリ止められないね。
日曜日の朝市。