アメリカにはおいしい野菜がない?

  • 2011.10.31 Monday
  • 06:55
UGEMテーマ:健康

3週間ぶりにファーマーズマーケットに行った。
おいしい野菜と果物を買いに。

普段食料の買出しは 
日系のスーパーと近所の現地スーパーへ行く。

豆腐や納豆、刺身など日系のスーパーでしか
手に入らない日本食の食材はMスーパーマーケットで
キャベツやチーズなどは近所の現地のスーパーで
買うことにしている。

しかし、どのスーパーにいっても
野菜の鮮度が いまいちで 
「大きな国だから輸送に時間がかかるんだろうなあ。
だから アメリカにはおいしい野菜が無いのかなあ」
と、そんなものだと思って 15年近く暮らしていた。

が、たまたま出かけた近所のファーマーズマーケットで
おいしい果物と出会って 
「新発見だ。アメリカにもおいしい野菜があったよ」
と、びっくりしたのは 去年の夏のことだった。

それ以後、新鮮でおいしい野菜を買うなら日曜ごとの
青空市、ファーマーズマーケットへ行くしかないと
病み付きになり 通いつめて1年以上になる。

日曜日の朝の9時から1時までという4時間だけの営業で
早い時刻に行くほうが いいものが並んでいる。
反対に ちょっとでも 遅くなると 
欲しいものが売り切れてしまう。
路地売りだから安いのかと思えば
そうではなく どちらかというと高め。
畑で取れる季節物を売っているので
必ず 欲しいものが手に入るという保証は無い。
など、条件は必ずしもいいとはいえないが、
それでも その新鮮さに魅せられて 
日曜日は 何をおいてもファーマーズマーケットへ
とかなり頑固にしつこく通っていた。
数週間前までは。

しかし、たまたま用事で行けなかったり、
お目当てのパン屋さんが来ない日があったり
と、ハプニングが重なり、ここ何回か行かなかった。
去年の夏以降 こんなに長くファーマーズマーケットに
行かなかったのは 初めてのことだった。

どうやら自分の性格に原因があるらしいのだが
決めたことは続けないと 気がすまない。
回りだした車輪は回し続けないといけない。

特に 面倒なことに関して その傾向が強い。
止めたら そこで終わってしまう。

しばらく、近所のスーパーとMマーケットの野菜で
何とかやっていた。
「しょうがない。手に入らないんだから。
おいしい野菜は食べたいけど、それで死ぬわけじゃなし」
と。

今朝も実は 迷ったのだ。
「朝市に行かなくても 別に困らないよね。おいしいけど 
スーパーよりかなり値段は高いし、めんどうだし・・・」
いつものものぐさだ。
あーー、危険!赤ランプがちかちか ちかちか。
危ない。日曜市の習慣が 崩れそう!

しかし、
もう一方で 食いしん坊の虫がむずむず
「なにかおいしい野菜 あるかもね」
とささやいた。

結局 ものぐさより 食いしん坊虫が 勝利。
出かけた。

そして、やっぱり いろいろ見つけたよ。

ほうれん草、なんて新鮮!葉っぱが しっかりしているよ。
インゲン、摘み立てだ。柔らかそう!!
カリフラワー、みずみずしい!
生落花生、なかなかほかのところでは手に入らないよ、これは。

などなど

家に帰ってきて 早速下ごしらえ。

今日のナンバーワンは
なんといってもインゲン豆
ゆでただけで やわらかくて 甘みがあって
なんとも 朝取りの味。
イチゴより甘かった。

ヤッパリ止められないね。
日曜日の朝市。
 

お風呂文化

  • 2011.10.29 Saturday
  • 03:16
JUGEMテーマ:気になること
 
毎晩 お風呂に入ってから床に就くのが 
当たり前のことだと思っていた。
お風呂というのは、浴槽につかることで
シャワーだけでは お風呂にはいったことにならない。
長い間、そんな風に思っていた。

でも、長くカリフォルニアで暮らすと
その習慣が崩れるらしい。

ということに気がついたのは
この夏 日本から来た母と暮らしたのがきっかけだった。
母は 毎日 きっちり夕方になるとお風呂に入った。
そう、絶対に欠かすことなく。

そういえば、自分だって ついこの間まで
「お風呂に入らないで寝るなんてそんなばかなことあり得ない」
と思っていた。
アメリカ生活が長い日本人の人たちが
「シャワーだけしか浴びないんです」
などというのを聞いてさえ 耳を疑った。
お風呂なしで 夜寝るなんて考えられなかった。

しかし、人間変われるものらしい。

日本では 特に夏は蒸し暑く 大量の汗をかくから 
お風呂に入って汗を流すことが 必要なのだが、
この砂漠地帯の南カリフォルニアは 
一年中乾燥しているので 蒸し暑いということがなく
いくら気温が高くなっても 激しい運動をしない限り 
汗がべたべたして気持ちが悪いと感じることは 無い。
真夏でもさらっとしている。
お風呂に入って汗を流すということが
日本で暮らすほど 重要事項ではない。

冬でも、日本では、暖かいお風呂につかり凍えた体を
温めてからでないと寒がりの私など、眠れないけれど
こちらでは、それほどの寒さにならないので
その重要性も薄れている。

というわけで、
習慣として、今でも ほとんど毎日お風呂に入ってから
寝るけれど、だんだんと入浴は「ねばならぬ」ものでは
なくなってきている。

寂しいことに、このごろの私は 足だけ洗って 
寝てしまうなんてことが 平気でできるようになってしまった。

お風呂に入るとどんなにリラックスできるか?
一日の疲れ具合だって 違うと思うし
今も お風呂大好きだけれど・・・。

人間というものは 環境で変われるものらしい。

それにしても、知らず知らずのうちに これほどまでに 
影響されていたとは・・・!!
そして、それに気がついていなかったとは?

かなり、ショック!!

沈黙が苦手??

  • 2011.10.28 Friday
  • 12:55
JUGEMテーマ:気になること
 
アメリカに来て 日本との違いにいろいろ気がつく。

どうしてアメリカ人は 食事をしながら 
始終しゃべり続けるのだろうか?それも大声で。

お昼に 久しぶりに 日本食のレストランに出かけた。

そこは すしバーもある日本食レストラン。
おいしいと評判だ。
日本食大好きなニューポートビーチ付近の
現地の人たちで いつも超満員の店だ。

12時半ごろに 食べ始めた。
ランチ時間の真っ只中で レストランは大盛況。
今日も すごく混んでいた。

そして、レストランの中は 人々の声が充満していた。
なにしろ みな良くしゃべる。
良く食べ 良くしゃべる。

そして思い出した。
彼らは 沈黙が苦手だということを。
何でもいいのだ。中身など無くてよい。
しゃべっていれば 落ち着くらしい。

「沈黙は金」というようなことわざもあるというのに
そんなことはお構いなしに しゃべる、しゃべる。

友達とランチに行ったら 私だって
かなり しゃべると思うけど
あんなにでかい声で しゃべるかな?
いや、あんなあたりかまわずの大声は出さないでしょう。
それに私は女だからね。かしましいのは仕方が無い。

が、アメリカ人の場合は 大の男が大声で
わめくようにしゃべるのだ。だからうるささが半端でない。

酒に酔うと日本人でも、たとえ男でも酒の勢いで
大声で騒ぐやつがいるけれど
昼間、ランチ時に 日本人の男が大声でおしゃべりするのは 
あまり見ないかもしれない。

彼ら(アメリカ人)のおしゃべりに対する情熱には
ただただ感嘆符!!すごい。

アメリカに来てよかったこと

  • 2011.10.27 Thursday
  • 13:54
JUGEMテーマ:家庭
 
夫の仕事で アメリカに来た。
16年前の夏のことだった。

なーんにもアメリカについて 知らないままに やってきた。
元来ののんき者、ああだ こうだと心配したりしない性格が
幸いしたのかもしれない。考える暇もなく 来てしまった。

おかげで 日本で暮らしていたら しないでいい苦労が
たくさん待っていたけれど、
何があっても、これも 運命。楽しもう!!
と 前向きに走る努力してきた。

くじけそうになるときもあるけれど、
文化の違いにいまだに戸惑うことも確かにあるが、
いつも家族に支えられて 何とか乗り越えてきた。
そして、これからもたくましく やっていくだろう。

そういえば、アメリカに来ることが決まったとき
父は たいそう心配し 口には出さなかったが
反対していたようだった。

アメリカに落ち着いた翌年 父と母が 遊びに来た。
父の目的は 娘が住んでいるところがどんなところなのか?
安心していいものかどうか?
心配でたまらず 見に来たということらしかった。

なぜそれが判ったかというと
父は 昨年 大動脈剥離で突然亡くなったのだが
3行日記のようなものをずっとつけていて
彼が残した日記には 実際に見に来たことで
とりあえず安心したというようなことが書かれていたのだった。

そうだったのか、そんなに心配していてくれたんだなあと
あらためて 父の親心を知ったわけだが、
そういえば、アメリカに来てからというもの
結婚当初の
「結婚したらお前に帰る家は無いぞ!帰ってくるなよ」
という父の口癖が
「いやだったら離婚していつでも帰ってきていいぞ」
と、180度変わったので びっくりし
「帰っていいよという言葉 もっと早くに言ってくれたら
とっくに出戻ったのに」と 冗談に言ったりしていたが
そのくらい彼が心配していたってことだったんだなあと
今になってわかった。

それにしても、「帰る家が無い」といわれたときの
永遠に突き放されたような寂しさと心細さは
今でも覚えている。
それが、「いつ帰ってきてもいいよ」といわれたときは
反対に すごくうれしかった。

アメリカに引っ越したことで 親心を知るきっかけが
できたわけで、それも よかったなあと思ったりする。

秋風や 墓前にしのぶ 親心


目指せ スーパーばあちゃん道

  • 2011.10.26 Wednesday
  • 13:11
JUGEMテーマ:育児
 
1歳4ヶ月になるまごまごの子守を頼まれて
一泊で 娘のところに出かけた。

娘のところは 共働きだ。
いつもは上手にお互いの予定を調節して子育てをしている。
が、その日は 娘と婿がそろって午前中に用事があるから
まごまごを見て欲しいと頼まれた。

まごまごは かわいいが かなり難しい子で
信じられないくらい忙しい子で
子育ては十分経験しているから どんとこい
と請け負いたいところだが、まったく勝手が違う。
情けないけれど、どうしていいのかわからない。

最近毎週のように遊びに来ているから
すっかりなついているように見えるが
泣くとやっぱりパパかママが必要で・・・。

大丈夫か??私にできるのか?
2人が出かけてから泣き出したらどうしようか?
とまったく自信が無く
おまけに、
朝早くから彼らが出かけるということは
早朝に1時間のドライブをして 彼らの家へ行き、
子守をして その日に帰ってくることになり かなり大変。

でも、できることなら 少しは協力してやりたいが・・・。
どうしよう???

行くなら 前の日から 泊まるしかないなと思っていると、
ちょうどいいことに末娘もその日 学校がお休みだから
一緒に出かけられるというので 好都合が重なった。
末娘の援護射撃があれば 少しまごまごが泣いたとしても
午前中ぐらいやり過ごせるかもしれないし・・・。

というわけで、日曜日の夕方から 出かけた。

そういえば なべの材料が冷蔵庫にあったので
それも持っていく。
ディナーは キムチ鍋を作ろう。
問題は、ドイツ人の婿にキムチ鍋が食べられるかどうか???
だが、しゃぶしゃぶなどは好きということだから大丈夫だろう
と一人で決め込んだ。

お夕食まで デリバリーしちゃうなんて
いいおばあちゃんじゃないの?

それにしても、
自分で判っていることは、元来が わがままなので 
よそに泊まりに行くのが とても苦手だということ。
旅行が 好きになれないのは ただの出不精と
今まで思っていたが、本当の理由は自分の家以上に
居心地のいい場所はどこにも無いからかもしれない。

さて、初めてのお泊りの結果はといえば、
娘たちは 一生懸命 歓待してくれたのだが
その夜は とても冷え込み 洋服とパジャマを重ね着しても
寒がりの私は 寒さに震える夜を過ごし
夜中に 何度も目が覚めた。
(風邪を引かなかったのは ラッキーだった)

そして、初めての長時間まごまごの子守は
もちろん末娘の心強い援護射撃もあり
思ったほど大変でなく 無事 任務遂行。

疲れきって家に帰り着いた夜は
寝不足と子守の緊張感から解放されて
バタンキューであった。

私って、自分の家がこんなに好きだったのね と、再確認。

まごまごは かわいいし もちろん子守はしたいけれど
今のところ振り回されている感がある。

これではいけない。
ちゃんとばあちゃんの威厳をまとい
まごまごを配下に収めねば。

あーーあ、私の目指すばあちゃんの道は 
まだまだ遠いなあ・・・。

国際結婚

  • 2011.10.25 Tuesday
  • 12:40
JUGEMテーマ:家庭

先日、友達が「女子会」なるものに誘ってくれた。

女子会というのが 日本ではやっているらしいというのは
日本に帰ったとき、チラシなどでみたので知っている。
アメリカではヘン(雌鳥=めんどり)パーティーという。

さて、その夜 集まったのは5人。
近所に住んでいる日本人の主婦たち。
在米期間は 20年を超えている人も。
私がその中では一番短くて 16年。

そして、そのうちの3人が国際結婚している。
2人のご主人は アメリカ人 
そして、もう一人の人のご主人は 中国人。

日本なら 女子会といえば
さしずめどこかのレストランにでも行くのだろうか?
居酒屋とか???

でも、われわれの場合は、大体誰かの家に集まって
お料理やお酒(ワインなど)は持ち寄り。

その日は Kさんの家での女子会だった。

われわれの年代だとそろそろ子供が大学へと進学し
子育ても一段落しつつあるところで
子供の大学受験の話がでたり、
Kさんは着実に自分のライフワークを物にしつつあり
すごいなあと感心したり・・・。

と、なぜか第2次大戦の話になり、
(飲み会なのに 珍しく硬い話題で盛り上がったのよね)
中国人のご主人を持つ一人が
「戦争の話を 夫とするのは難しいの」
と語りだした。
「日本が過去に中国にひどいことをしたのは事実なんだから」
と、彼女はご主人に言われるのだという。

もう一人は、あるとき 広島にご主人と行ったのだそうだ。
(アメリカでは 今も昔も 第2次世界大戦を終結するために 
原爆は必要だったと学校で教えている。
そして たいていのアメリカ人は それをそのまま信じている)
「それまで 広島の原爆をなんとも思っていなかった彼が
考えをガラッと変えたのよ。広島には行くべきよ。
見てもらうのが一番よ。そうすれば核兵器を廃絶すべきと
絶対に思うわよ」
というと、もう一人の彼女のご主人(アメリカ人)は
「『広島などに行きたくない』の一点張り」
だという。
「でも子供たちはもちろん連れて行ったわよ。
娘たちは アメリカと日本との間で育つのだから 
知るべきだと思ったから。でも夫の場合は
無理強いしても仕方が無いでしょう。
本人が行きたいと思ったときに いけばいいと思っているのよ」
と、力説。

国際結婚ねえ。うちの婿もドイツ人なので他人事ではない。

我が娘と婿を見ていて思うことは
国際結婚は 分かり合えないってところから始まるから
かえっていいんじゃないか?
って、こと。

でも、外から見るから 簡単に思ってしまえるのかな?

お互いに、努力、もっと努力、我慢の上にも 我慢は
結婚生活の基本かな?

結婚記念日

  • 2011.10.24 Monday
  • 14:00
JUGEMテーマ:家庭
 
今日は 結婚記念日だった。

アメリカ人は とても誕生日や記念日を大事にする。

日本でも お誕生日や結婚記念日を お祝いするが
かなり本人たちだけのイベントのように思う。

それに比べると アメリカでは 
家族で そういう記念日を 大事にする。

そんなわけで、
今日、「お祝いだ!!」
と 娘たちとまごまご アンド婿で
サンデーブランチに出かけたのだが
そのアイデアを出してくれたのは 末娘だった。

なんと34回目の記念日だ。

すごいねえ。
人生の5分の3に近い年月を夫と過ごしていることになる。
文句を言いながら、始終 喧嘩しながら・・・。

最近 気がついたことだが、
夫は 実の母よりも 私にとって 
いつの間にか 家族になってしまっていたということ。

子と親として 母と暮らしたのは 遠い昔。
大学進学と同時に 家を離れてから
お互いに違うルールで長年過ごしてきたわけで
実の母なんだけど、母であっても
多少気を使わないといけない間柄になっている。

ところが 夫とはそういう気遣いなしに
自然に一緒にいられる。
気がつかないうちに、
それが普通で自然なことになっているが
これはすごいことなんじゃないかと 
近頃 思っている。

もちろん まったく気を使わないわけではない。
彼のスケジュールに合わせて 毎日の生活があるのだが・・・。

なんと言ったらいいのだろう。
よく空気のような見えないけれど無くてはならない存在と
いう言い方をするが、
あまりにも身近で まるで自分自身がもう独りいるというか
自分と区別ができなくなっている存在。

こんな状態だから 容易に夫婦喧嘩が起こるのでは???

相手は、自分の中では 自分のはずなのに 
現実は、やっぱり他人のわけで
思うように行くなんて不可能で、
それで 言うことを聞かない自分に腹を立てる。
=夫婦喧嘩が 勃発する。
=犬も食わないといわれる闘争を
四六時中続けることになる。

「私は貴方にとって他人なのよ」
「私は貴方の母親じゃないのよ」
喧嘩をすると時々そう叫びたくなるのだが、
でも、たぶん私も夫のことを
言うことを聞かない自分の分身と思い
頼りがいのある父親として 頼ってきたのかもしれない。

お互い様じゃん。

そう思ったら、
そんな身近な存在でいてくれて ありがとう!!
と 感謝しないといけないという気がしている。

でもね。
いくら空気のような存在と化しているとしても
やはり別々の人間だから
分かり合うためには いつまでたっても
努力が必要だ。

この栄えある記念日をきっかけに
この気付きを生かし
空気の重要性を感じて大事にする努力をするつもり。

私たち、17年もアメリカにいるんだから
(関係ないか?)
ハニーと呼び合わないまでも
もうちょっと 気を使いあったほうがいいのかも・・・。

できるかな?
できていたら もうちょっと仲良しかもね、私たち。

スマートフォンと私

  • 2011.10.23 Sunday
  • 16:14
JUGEMテーマ:日々徒然

昨日のこと、
朝は大丈夫だったのに 午後の3時を過ぎたころに
携帯電話の様子がおかしくなった。

電話をしていたら、急にバッテリーの残量がなくなってしまった。
充電器につないで 復活するのを待った。
しかし、なんと、そのまま それは 息を引き取ってしまった。

そういえば、しばらく前から 充電するときに
どうもうまくいかないなあと感じていた。

充電しようとすると電源が切れたり、
つながっているはずなのに
いつまでたっても 充電できなかったり・・・。

具合が悪いよう!なんか調子が悪いよう!!
と、言っていたのに 気づかぬ振りをして
だまし だまし 使い続けていたのだった。

当たり前のことだけれど 携帯電話は 電気製品だから 
パワーがなければ 働かない。

充電できないというのは致命的だ。

私の大事なスマートフォンは ついに致命傷を負ってしまい
昨日 息絶えたのだ。

たかが機械なのに、私は なんだか自分の一部が 
かけてしまったように感じた。

この電話なしには 毎日の生活がやっていけないと感じた。
完璧に 携帯電話依存症だ。

電話会社の回し者ではないけれど
スマートフォンを使い始めたのは2年以上前のことで
電話としてだけでなく、インターネット、ナビ、計算機、目覚まし
カメラ、ゲーム 検索機能、イーメールのチェックなどなど
スマートフォンと言うだけの事はある。
本当に便利に使っていた。

それは初期のスマートフォンだった。
とっくの昔にアップグレードができるはずだったけれど
愛着があり つぶれるまでは・・・と思っていた。

何とかならないかと思い、
電話会社のカスタマーサービスに電話をした。
「これこれこんな症状で 使えなくなっているのだけれど・・・」
と。

いろいろ相談したが 結果は 
「一番いいのは 別の機種に買い換えることです」
といわれた。

そこで、夕飯が終わってから 携帯電話ショップへと出かけ 
買い変えることにした。

しかし、最新のものは高いので 
同じような機能の古いモデルに 決めた。

古いモデルといっても
私の使っていたものよりは 新しい。
いろいろなところが 改良されているはずだから
使いやすいはずなのだが
まだ慣れていないので 何かしっくり来ない。
逝ってしまったあの初期のモデルが 懐かしい。

安寿 恋しや ほーいほい
寿子王 恋しや ほーいほい

今 私は、安寿と寿子王の母の気分である。

カダフィ大佐暗殺

  • 2011.10.22 Saturday
  • 06:04
JUGEMテーマ:気になること
 
昨日の朝のこと、
6時のABCニュースをつけると
「カダフィ大佐が拘束され 死亡したとのニュースが入ってきている。
ただいま確認中」
と、興奮した口調で ニュースキャスターが叫んだ。
しばらくして、
「映像も入ってきている。確認を急いでいる」
と、繰り返す。

何度も何度も「カダフィ大佐が拘束され 死亡したらしい」
と同じニュースが流れ
捕らえられ連行されている血だらけのカダフィらしい人の
映像が流れた。

その時、彼は生きていた。

そして、その後、「カダフィは死亡した模様」となり
彼と思しき人の死に顔がテレビの画面いっぱいに映った。

カダフィ大佐=リビアの独裁者
=反対派の人たち何千人もを虐殺した=悪人 
リビアでは今年初め政権交代があり 反対勢力に命を狙われていた。

というのが 最近 私が彼について漠然と知っていたことだった。

「死に顔の大写し」
公共の電波で流されるには きつすぎるのでは?
怖いもの見たさもあるが 見たくない。

嫌悪感とともに軽い吐き気がした。

アメリカのメディア、やりすぎなのでは?

ビンラディンの暗殺のときもそうだった。

そして、その後、
クリントン国務長官が スマートフォンで
それを確認して 「オッオー」と顔をのけぞり驚いている様子も。

私の想像だが 
それは、死体の映像を見たのでは???
というリアクションだった。

悪い人だったかもしれないが
彼を慕っていた人もいるはず。

それにしても、
この報道の強烈さの意味はなんだろう?
と昨日から考えている。

彼が死んだということを こんな風にセンセーショナルに
伝えなければならないということなのだろうか?

そうね。
少なくとも 私のような政治音痴にも
これだけの衝撃を与えたわけだから
それを意図したということか?

それでも、
幼い子供たちもこのニュースを見るわけで
映画や漫画の残酷場面を厳しく規制している国なのに
どうして、こんな画面を出してしまえるのか?

悪人だから 殺されて当然なのか?

人間というのはどこまで残酷になれるんだろう?

怖いなあ。

なんとも 殺伐とした気持ちを今日も引きずっている。

あり得ない!!けどアメリカだから?

  • 2011.10.21 Friday
  • 06:27
jUGEMテーマ:興味深い話題・出来事など

またやってくれました。


アメリカだからね(ため息)の出来事。
日本では あり得ない話と思いますよ。ほんとに。

銀行が信用できない社会。
もう、開いた口がふさがらない。
あまりにも腹が立つ。

その銀行というのは
日本の大手銀行とつながっている某有名U銀行だ。

その出来事というのは・・・

数日前、チェック(小切手)を 
ATM(入出金する機械)を使って 自分の口座に入金した。
こちらでは 入金の金額を自分で機械に入れる。
5000ドルね。確かにね」
と 何度も確かめ、間違いの無いように 入力し、 
出てきたレシートもちゃんと確認した。

ATMを使うと翌日に入金処理をされる。
その翌日 インターネットバンキングで 

念のために入金がちゃんとされているか確認する。

と、500ドルの入金が その日にされていた。

5000ドルのはずなのに 500ドルとは??
へんだなあ。
10分の1になっているよ。

銀行の間違い???

でも、そんなばかな。
ちゃんとレシートもあることだし・・・。
金額も確かめて 入れているし・・・。

もしかしたら 夫が500ドルを入金したのかな?
そして5000ドルは その日はまだ処理されいなくて
午後にでも、入金されるのかな?

その銀行口座は夫婦の共同名義なので
夫が預金することだってありえないことではない。
でも、
いまだかつて 夫がATMを使って預金するなんてこと無いような・・・。
でも、もしかしたらそうかもしれないから 彼に聞いてみよう。

と、夫に電話をかけて 真相を尋ねると・・・
やっぱり、
「俺は知らないよ。預金なんてしていない」
と予想通りの答え。

あーーあ、やっぱり銀行の間違いなのね。
めんどくさいけど 放って置くわけには行かない。
そのままにしておいたら、
私の4500ドルはどこかへ行ってしまう。

しぶしぶとカスタマーサービスに電話をかける。
「これこれしかじか、どうしてこんなことが起きるのか?」
と怒りを表したつもり。

心の中では「私の金 返せ!!」とかなり頭にきているのだが
英語だと押しが弱い。
自分でもわかっているのだけれど、うまくいえない。
もどかしい!!

カスターマーサービスのシャンテさんは、
預金したチェックの映像が見られるらしい。
最初は、$5,000.00(五千)ドルが $500.00(五百)に
見えたらしく 500ドルだと言い張ったが
「いくつゼロがあるの?」
と確認すると 
「1・2・3・4・5」
(最後の2つのゼロは 何セントの単位)
と数えて 確かに入金の金額が 5000ドルだったと
間違いを認めた。

そして、

「すぐにクレームを処理するので
ちょっとそのままで お待ちください」
と、電話で待つこと 5分くらい。

「お待たせいたしました。差額の入金は 48時間以内にされます。
Are you OK?(それでいいですか?)」
と、軽い調子。

ついつい「I'm O.K.」といってしまってから
I'm not O.K.」と何度か繰り返し 少し抵抗を試みる。

すると、シャンテさん
「なんとか早くできないかやってみます。
こちらから電話をかけますから 連絡先の電話番号を 
教えてください」
と、丁寧な態度。

そうか何とか早くしてくれるのか。期待しよう。
と、電話番号を教える。

が、その後24時間以上が経過しても 何の連絡も無かった。
インターネットバンキングで確認しても 差額の入金は無かった。
やっぱりいい加減なんだなあ。

そこで、再び カスタマーサービスに電話をする。
クレームナンバーを言って 
「これこれしかじか、どうなっているの?」

電話の応対は ジュリーさんだった。
「今夜から明日の朝までに 返金されることになっています」
というので
「そんなに待たないといけないの?どうして?」
というと
「普通こういうことは3日から4日かかりますけど」
と、平然と言ってのける。

「おいおい、昨日は48時間(2日)で処理されるといったし

その前になんとかしてくれるかもしれないということだったのに
何もしないどころか 長引いちゃうわけ?」
おかしいなあと思いながらも 抵抗する気力さえ失せて
電話を切る私。

もう、誰のお金だと思っているのよ!
間違ったのはそっちなのに。
なぜ なぜ なぜ???

それをうまくいえないもどかしさがまた悔しい!
不愉快!!

でもね。アメリカに暮らしているとこういうことは
たっくさんある。残念ながら。

こんなことでいちいち腹を立てていては、身が持たない。

と思いつつ、私の腹の虫は収まりかねている。

私はただのクレーマーではない。
今回のことに関して 私は何も間違ったことはしていない。
なのに、
ジュリーさんの取り付くしまの無い対応は 何なの?
お客さんをなんと思っているの?

まったく Uバンクは どういう社員教育をしているのかしら??

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