日本と違うバレンタインデー

  • 2008.02.15 Friday
  • 03:40
2月14日はバレンタインデー
あなたは、今年、どんなバレンタインデーを
過ごされましたか?

日本では若い女の子たちが大騒ぎ。
義理チョコ、本命チョコ、
とにかく、女の子には大変な日。


さて、ここアメリカでは???

バレンタインデーは同じように大騒ぎなのだが
ちょっと違う騒ぎ方かな?

まず、子供たち 
仲良しのお友達同士で チョコなどを交換する。
キャンデーや小さなチョコに
バレンタインカードを添える。

というわけで、
幼稚園や小学校の低学年の子供のお母さんたちは
子供のために大騒ぎとなる。
小さい子は自分で用意できないから、
親がクラスのお友達全員プラス先生の分を
用意するのが、定番。

「みんな平等に」という配慮なのだろう。

この習慣には個人的にちょっと困った思い出がある。

末娘のプレスクール時代
バレンタインデーの一週間くらい前に
クラス名簿を渡され
「クラスの一人一人にカードとお菓子を用意すること」
と、突然いわれた。
しかし、一体どうしていいのか???
ちんぷんかんぷん。

その第一回目のバレンタインデーを
どんな風にやり過ごしたのか???

記憶をたどってみると・・・

悲しいかな詳細は忘れてしまったが、
本当に途方にくれたという思いだけは強く残っている。

たぶん、大慌てでカードを作り
日本のお菓子(たぶんチョコレート)を用意し
何とかやり過ごしたような・・・。
(なんて生真面目な日本人気質!!)

そして、
娘がその日にもらってきたバレンタイングッズから学んだことは
カードは 小さな名刺大のものを
ダース単位でお店で買うことができ、
チョコは ハーシーズなどのほんの一口大のものを
2〜3個でよく
カードがそのまま小さなチョコを入れるような袋に
なっているものもあること。

つまり、気張らずに 
ほんのちょっと気持ちを表すだけで十分だったらしい。
ス−パーなどで売っているもので
お金をかけずに簡単に用意することができということもわかった。

もちろん、ちょっと工夫して子供と一緒に作ったなと思われる
手作りのカードというのもあったけど
圧倒的に買ったものがほとんどだった。

その翌年からは
簡単にカードを手作りしてみたり
時間がないときは スーパーで買ってみたり
何とかやり過ごすことを覚えたような・・・。

そして、すっかり末娘も成長し
去年もそうだったが 
このイベントは親の手を離れた。

もう、クラス全員分用意するなんてことはなく
仲良しのお友達だけに
一口チョコレートを手渡しているらしい。
というか、たぶん、お友達と一緒に
用意していったチョコを食べているのだろう。

さて、大人バージョンのバレンタインデーは??

アメリカのバレンタインデーでもっとも大事なのは
恋愛感情だけではなく
一般的な愛=相手を思う心を表す日だということ。

親子の愛、
友達に対する愛、
夫婦の愛(新婚さんばかりでなく熟年夫婦でも)
と、かなり幅広い。

特に、日本と圧倒的に違うのだが、
バレンタインデーというのは、
「結婚しているカップル、
あるいは それに近い関係にある男女の間では
男性が、一年のうちでもっともロマンチックな日を
演出しなくてはならない」・・・らしい。

お互いに気持ちを表しあうのだが
男性は、バラの花などを奥さんに送るのが一般的。

そして、雰囲気のいいレストランで
2人きりのディナーというのも、かなり定番。

その結果、
その日はかなりお高めのレストランも満杯となり
バラの花の値段が高騰する。

ちゃんとしたレストランでその日食事をしたいと思ったら、
あらかじめ予約してしっかり押さえなくてはいけない。

が、バレンタインデーなど眼中にない私の場合
今年もまた失敗した。

夫が出張中とて 
「外食して済まそう。焼肉食べたいかも」
と、予約の電話をかけたが、
行きたいお店はすべて満席。
「週末ならわかるけど
木曜日というのに、なぜ???」
としばらく考えた挙句に
「そうか、バレンタインデーだ」
と、気がつくのにだいぶ時間がかかった。

とりあえずは違うレストランに行くことができたが
そこのお店でも
気がつけば、周りはカップルだらけ・・・

あーあ、世の中は、すっかりバレンタインデーー!!だったのね。










大統領選 オバマかヒラリーか

  • 2008.02.08 Friday
  • 02:11
大統領選の予備選挙「スーパーチューズディ」は
終わったが
まだまだ熱い選挙論争である。

小中高がつながっている学校へ行っている中学生の娘が
火曜日に学校から帰ってきて
「学校で高校生たちが選挙をしていたよ」
というので
「うっそーー」
と思わず言ってしまったのだが
この国の選挙権は18歳からだ。

アメリカって、不思議な国だ。
お酒が飲めるようになるのは21歳からだし
ギャンブルができるようになるのも21歳からなのに・・・。

そのためかどうか分からないけれど
子供でも選挙というと
かなり熱い感じ。

その夜、宿題をしながら
コンピューターで逐一チェックを入れる娘。
「今は、オバマが 勝っている。
ヒラリーが優勢だ」
と、報告をしてくれる。
「日本の中学生がこんな風に誰が首相なるのかと
気にするだろうか?ありえないなあ」

そこで、翌日のこと
友達の娘さん(高校2年生16歳)に
「xxちゃんはオバマとヒラリーのどっちがいいと思う??」
と聞いてみると
「どちらかというとオバマかな?」
との答え。
なぜかと理由を尋ねると
「政治の経験は豊富でいろいろ知っているという点では
ヒラリーなんだけど
オバマは若いし 黒人だし
なにか新しいことをしてくれそうな気がする。
イラク戦争にも反対しているし
そういう点で、やっぱりオバマかな」
と、とてもわかりやすい説明をしてくれた。

それを聞いて
「xxちゃん、やるじゃない!!」
とすっかり感心してしまった。
普段はどちらかというと
末っ子でいつまでもかわいらしいという感じの
xxちゃんなのに
こんなにきっちりと自分の意見を言えるなんて
すごいなあ。

それに引き換え
わが身を振り返れば
選挙で興奮したことなど一度もないし
「誰が首相になろうとどうせ同じだよ」
と政策なんて気にしたこともない。

と書きながら・・・思い出した。

そうそう、一度だけだけど
阿部さんが総理になったときには
ちょっと興奮したな。
何しろ、成蹊で同い年で
同じキャンパスで学んだので。

でも、彼、何もしないうちに
辞任してしまった。
ちょっとがっかりしたなあ。

そういえば、
「夫婦であっても選挙ではもめるから
お天気の話をするような感覚で
近所の人と政治の話をしないように」
と、昔ESLのクラスで習った。
「ふーーん、そんなものなのか」
と、そのときは漠然と思ったが
このお国では、本当にそうかもしれない。

「誰が首相になろうと関係ないね」
と、かなり政治に興味の薄いわれわれ日本人とは
大違いのお国柄。

大いに反省した。
日本人として、もっと真剣に政治に参加しなくちゃ。
それが大人の義務ってもんだ。

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