今年もレベルアップの全米ハイスクール日本語スピーチコンテスト

  • 2014.05.29 Thursday
  • 03:39

毎年7月に日本で行われる日本語スピーチコンテスト世界大会に出場の

アメリカ代表を選ぶ全米大会が 524日(土)に

州立大学アーバイン校で 開催され 無事に終わった。

 

最初の年からお手伝いをしているので はっきりと分るのだが

出場する高校生の日本語レベルは 年々高くなっている。 

まったく日本語環境に無い高校生たちが 数年の日本語の勉強で 

こんなにすばらしいスピーチを 流暢な日本語で できるようになる

ということがすばらしいと思う。そして、そのスピーチの内容が

またすばらしく 毎年のことながら感動する。

 

同じように数年ボランティアを続けるMさんは、

この感動が欲しくて お手伝いをしているという。

まったく同感だ。

今年の参加者は 14人。それぞれにすばらしかった。

ボランティアの地元アーバインの高校生たちと↓

 

優勝は、テキサスの10年生(日本で言えば 高校1年生)の

グリニスさん、「母の愛」だった。

仕事から疲れて帰ってくるお母さんが 「あんたたちなんか嫌い」

と言いながらも 自分を愛してくれていると分っている。

お母さんの辛い気持が 分るので 自分はお母さんを支えていくつもりだ。

と、感動のスピーチ。

 

2位は テキサスの12年生(高校3年)ウィリー君、

「正確な翻訳を目指して」

日本語の宿題を 友達は 翻訳ソフトでやったりするけれど                           

コンピューターがする翻訳は ぜんぜん正確ではない。

自分は 大学でコンピューターサイエンスを勉強して

正確な翻訳ができるソフトを開発したい。

 

後で、来賓の某日系大企業のF通社長、コメントを求められ、

彼をリクルート。そのウイットの効いたコメントに 

会場は 暖かい笑いに包まれた。

 

3位は ニューヨークの12年生(高3)ワン君、「絆の大切さ」。

震災大使の日本の高校生との交流を通じて その強さに感動し

絆の大切さを学んだ。そして、昨年の日本への6週間の留学で

出会ったホストファミリーとの絆を大切にしたい。

 

ワン君、前日の歓迎会のときのオリエンテーションで

出場の順番を決めるとき、一番のくじを引いて

「僕は運が悪いです」なんて、自己紹介をしていた。

トップバッターというのは 緊張もことさらだったに違いない。

が、すばらしいスピーチで 会場を魅了した。

 

会場のオーディアンス賞を貰ったのは

サガー君、カリフォルニアのサンホゼから出場の12年生(高3)。

「目をつぶって選んだ日本語」

授業を選ぶのに眼をつぶって選んだのが日本語だったという。

がんばって勉強したので去年日本に留学することができた。

愛媛の高校に行った。初めて制服を来て通学して恥ずかしかったが

日本での生活は楽しかった。電車の中でやくざのような人に出会い

挨拶をした。怖かったけれど 面白かった。

 

彼の身振り手振りから とても楽しかった様子が スピーチから

伝わってきた。

 

ドラマチックな内容でスピーチをしたのは ソル君、

カリフォルニア、ぺブルビーチの10年生(高1)「希望の声」。

 

7年前、聴覚障害者の幼馴染が 自動車事故で亡くなった。

そのことがきっかけになり「希望の声」という障害者センターで 

一昨年から ボランティアをしている。そこで、自分は、

手話を学んだり、センターで障害者の子供たちと遊んだりしている。

 

彼には、VIPアワードが授与された。

 

アリッサさん↓、

アラスカから参加の10年生(高1)は

「競争っていいな」というタイトルのスピーチをした。

自分は水泳をやっている。自分は競争するのが大好きだ。

スポーツだけでなく 勉強でも一番になりたい。

競争が大好きなのは 自分の性格だと思っていたら

家族も皆競争が好きだということに気がついた。

この大会の後は 地元アラスカで行われる美人コンテストに

出ることになっている。 

と、元気なスピーチをしてくれた。

このスピーチを聞いていて、私は この間の林真理子の「野心のすすめ」

思い出していた。

ここにいる高校生たちは、誰よりも 一番になりたいと思い

並大抵ではない努力をしているに違いない。

彼らの優秀さは 日本語(語学)だけのことではない。

すべてに発揮されている。

他人より秀でるためには 努力、努力、努力。それしかないんだね。

そして、それを苦と思わない情熱が彼らにはある。

 

すごいねえ。毎年のことなんだけど 感心しきり・・・。

(続く)
http://americajijo.jugem.jp/?eid=876

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