教育のあり方 アメリカ流

  • 2013.04.02 Tuesday
  • 11:43
 今朝のニュースを見ていたら 

ジョージア州 アトランタの学校区で 

全国共通テストの結果の改ざんがあり 

教育長以下35人が起訴されたそうだ。

先生たちは 生徒に答えを教えたり

解答用紙を書き直したりして 点数を上げていたという。

 

成績の改ざんが疑われたのは、

この地区の成績が 一年で45パーセントも急上昇し

ありえない結果だということで 捜査が始められて

発覚したという。

 

これは アトランタだけのことではなく

表ざたにならないけれど、全米規模の問題だと

ニュースで 言っていた。

 

このニュースを聞きながら 思い出したことがある。

15年前 私が、IVC(アーバイン コミュニティーカレッジ)に

必死で 通っていたときのことだ。

アメリカの先生は 優しいなあと感心した。

なぜって、試験を受ける前の授業で 

試験の練習をするのだが 

試験とまったく同じ問題が クイズに出る。

それを丸暗記して 本番に臨めば 点数が取れる仕組みだ。

 

そして、もし、試験が都合で受けられないなどということが

あった場合も、先生に会って

「なにかメイクアップできることはないか?」

と相談すると 特別の宿題をするとか なにか別のことで

点数をくれる何らかの方法を 提案してくれる。

 

「やさしいなあ。一発勝負でなくてもいいんだ」

と、感激したものだ。

 

「どんな方法であれ 努力すれば報われるシステムだ」

ということを 学んだ。

 

日本では あまりそういう補填の方法を使ったことが無い。

何時も一発勝負。

試験のときは 練習と同じ問題が出るなどありえない。

大体は 練習問題をまた一ひねりしてあって難しい。

試験は 簡単に点数が取れないような仕組みになっていた。

受けられなかったら それで終わり。

なにか別のことで点数をもらえるなんて

思ったことも無かったので

これは、非常に 新鮮だった。

 

が、これにはわけがあって アメリカの先生たちは 

自分がしっかり生徒を 教育しているという査定を

受けなければならず、その査定の基準というのが、

生徒の成績だと聞いた。

 

だから 先生たちは、自分の教える生徒たちに

どうしてもいい成績を取ってもらう必要がある。

教えている生徒たちの成績が悪いと 先生として

失格の烙印を押されて 教職が続けられなくなるらしい。

先生も大変だ。

 

一度 免許を取得すれば 退職するまで その席が保障される

日本とは ちょっと事情が違う。

日本では 毎年 先生として その業績のチェックがされる

というようなことを聞いたことがない。

実際はどうなのだろう??

 

こちらでは、公の学校は 大体がシティー(市)の管轄で 

地域の財政状況に応じて ばっさりと人員削減されることもある。

昨今 アメリカも景気が悪いから 先生の首切りは

毎年問題になり 子供たちの将来のためにと

保護者が寄付を募り 学校区に寄付して 

先生の確保をすることもあるが、

先生たちは、自分の教師としての腕の問題だけでなく 

経済的理由で首になるから かうかしてはいられない。

もちろん 業績の悪い先生から 首切りされるのだから。

 

だからね。

共通テストの生徒の成績を改ざんするなんてことが

起こるのだろうなあ。

 

生徒の成績をメイクアップするのはいいシステムだけれど

先生が 自分の無能をメイクアップするのは いただけない。

努力が報われるのは うれしいけど

ごまかしは だめ。


それも 教育現場という将来を背負う子供たちを育てる場所では

絶対に だめ。


アメリカのシステム、とってもいいと思うけど

その使い方を間違えてはいけない。


コメント
そうなんですね。勉強になりましたー。
でも、嘘はいけませんね。。
  • のぶこ
  • 2013/04/02 5:21 PM
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