52歳の卒業生

  • 2012.05.20 Sunday
  • 17:03
 今、アメリカは 卒業のシーズンだ。

今週、アイビーリーグのアメリカの有名校であるコロンビア大学を

一人の清掃員が卒業した。

現地のニュースはもちろんのこと 日本語のニュースでも 彼のことを

取り上げていた。

コロンビア大学のウェブサイトにも彼のことが取り上げられている↓。

http://www.latimes.com/news/nationworld/nation/la-na-columbia-janitor-graduates-20120514,0,4859982.story


大体の内容は・・・

彼の名前はGac Filipaj52歳 ユーゴスラビアからの戦争難民。

清掃員の仕事をしながら 大学のクラスを取った。

 

大学の床を拭き、トイレをきれいにし、ゴミ箱のごみを集めながら、

勉強し、宿題をして夜の清掃に出かけて12年間もかけて 

単位を取り学位をとった。

彼はローマ哲学と政治家セネカが好きだったという。

ラテン語やギリシャ語も取ったという。

 

それにしても、すごいね。相当の情熱が無ければ 何年もかけて

ひとつひとつ大学の単位を取るなんてことはできないに違いない。

私にも覚えがあるが、アメリカに来た最初の数年間は それこそ必死で

ESLのクラスに通った。しゃべれないし 聞き取れないし、読めないし

本当に不便だったからだ。とりあえず生活に困らないくらいの

英語をわかりたいと思った。一応 そのころはがんばっていたね。私も。

 

それにしても、彼には脱帽だ。

彼は大学の職員だから クラスが無料で取れたというが、

そういう人たちにチャンスが与えられるアメリカの大学のシステムは

なかなかいい。

 

なによりも、彼は 学びたいと思えば どんな環境でもできる

ということを証明してくれている。

 

彼は まだ勉強を続けるつもりだとテレビのインタビューを受けた

時に答えていた。すごいなあ。ほとんどのアメリカの人たちが

大学に戻る主な理由は 資格を取って給料を上げるためだが

彼の場合は「心が豊かになるため」らしい。アメリカにいると

そんなことを言う人は いないので すごく新鮮!

彼には ますますがんばって欲しい。


JUGEMテーマ:学問・学校

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