猫の会 10周年

  • 2011.12.15 Thursday
  • 08:09
JUGEMテーマ:最近のマイブーム
 
今年2011年、文章同好会「猫の会」は、めでたく10周年を迎えた。

夏目漱石の「我輩は猫である」にちなんで
その名が 命名されているというだけに
現在の参加者8名の文章を書くとことへの
意気込みは 並々ならぬものがある。
ちなみに ほんの末席ながら 私も参加している。
参加者の平均年齢は 70代後半・・・かな?
大先輩ばかりなので ひとりひよっこのような気分だ。

今夜も 7時より発起人S氏のお宅で「猫の会」がある。

いつもは、作品を一人1つ持ち寄って みなの前で朗読し
それについてみなで自由に意見を交換する。
みなそれぞれに自分の力量は分かっているので 書評は無し。
というのが、お決まりなのだが 今夜は少し違う。

10年を記念して みんなの作品を集めて本にするというので
今まで書いたものの中から3つ選んで持っていくという
課題が出ている。

えーー、10年間書いてきて 3つを選ぶなど できない。
どれもこれも どんぐりの背比べだ。どうしよう。

が、優等生(???)の私、課題は しっかりと遂行せねば。

ということで 今日になって過去の原稿を開いてみた。

どれもこれも 書き散らしたものばかりだが
少し手直しをすれば何とかなるかも。

行き当たりばったりで ワードのファイルを開いては
ちょっとずつ直し なんとか やっと3つを書き直したのだが
書いておくものだなあと自分でうれしくなったことがある。

末娘の様子が数年前に書いたものの中に残っていて
ああ、彼女 こんな風だったのか?
と、少し忘れかけていたことを思い出した。

なんともベイビーな彼女だったのに
今では まったく違う人になっているのをあらためて発見した。

娘が 中学になったとき 夜更かしの挙句に 
居眠りをして学校に呼び出されたとか
娘を連れて 日本に帰るときに 彼女のアメリカンの態度を
付け焼刃で しつけなおそうと必死になっている私とか
過去の自分が そこに生きていた。

原稿を直しながら、
よーし、これからも 書き続けるぞ!!
と、そんな気になった今日の私。
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