たまには詩など

  • 2006.05.26 Friday
  • 14:57
「すれ違っていただけ・・・」 
                  

長い間、傷つけあってきた。

いつからなのか?
何が原因なのか?
誰が悪いのか?
どうして、お互いにそんなにも傷つけあうのかよくわからなかった。

そして、
なぜ、そんなにつらいのかよくわからなかった。
お互いにお互いを傷つけあっているのに
ちっとも気がつかないで苦しんだ。

相手が一方的に自分を傷つけているのだと思っていた。
自分はそれに対抗しているだけだと思っていた。

なぜかよくわからないのに
相手から怨まれていて
責められているといつも感じていた。

自分が相手を恨んだり、
相手を責めていると思ったことはなかった。

ただただ傷ついていた。



日本でも高名なカウンセラーだというその人と
話をしたとき、
気づきは前触れなしにやってきた。
そのカウンセラーが特別何をたずねたというわけでもないのに・・・。

ただ、何が問題なのかと問いかけに対して
夫がもう少し積極的に子供の面倒を見てくれたらいいと思う
と答える自分がいた。

友達と愚痴を言い合っているときなど
よくそれと同じことを繰り返していたのに、
それまでその言葉の裏にある意味を理解したことは無かった。

はっとした。
そうだったのか!
相手を責めている自分がいた。

自分で自分を責めているとばかり思っていた。
息子を亡くしたのは自分の責任だと思っていたはずだった。
相手にその責任を問うたことは一度も無いはずだった。

 
人間は弱い。
自分を責めていたら生きていられない。
辛すぎる。

 あまりにも長い間、
 自分を責めすぎて
 辛すぎて
 いつのまにか、それを相手のせいにしていた。

自分が、その責任を相手に転嫁することで
ようやく息をしている事実が
そのとき、突然浮かび上がった。

そう、13年も。



その後、私は自分を許してやることにした。
不思議にも、自分を許したら相手を許すことができた。
そして、
自分に優しくなれた分だけ同じように他人にも優しくなった。
そして、それ以後、それほど傷つかないですむようになった。



愛の形。
それぞれに違う。

傷つけあうのも 愛の形なのだろう。
が、許しあう愛もそのすぐ隣にある。
なかなか気づかないけれど・・・。

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