おめでとう(次女の結婚)

  • 2017.08.10 Thursday
  • 22:33
結婚式の日 次女は 輝いていた。

式は 夫となる人の両親の家の裏庭で 執り行われた。

式には、彼の親戚、新郎新婦のごく親しい友人たち、
そして 二人の親兄弟、その家族が一堂に集まった。

前日まで苦虫を噛み潰していたおっとっと、
=花嫁の父は きっと心で大泣きしたに違いない。
が、表面上は 平気そうな顔をして バージンロードを花嫁の手を支えて歩いた。

私は バージンロードを歩く二人を見て 涙が込み上げた。

思い起こせば22年前、突然日本からカリフォルニアに引っ越してきた時、
次女は 中二になったばかり、英語力は中学で一年間 学んだけで ほとんどゼロに近かった。
こちらの生活は それはそれは大変で 3年経っても日本へ帰りたがった彼女。

でも、頑張るしかなく。。。

その頃の彼女を支えてくれたのが 日本語学校(朝日学園)で
仲良くなった日本人のお友達だった。

その友人のうちの何人かはすでに日本に帰国 こちらに残っている人は少ないが。。。
彼らは 日本から、そして、オレンジカウンティ(南カリフォルニア)から
彼らの子供達と共に 式に参列してくれた。

そして、彼らに囲まれた娘は 嬉しそうで誇らしげだった。

これが あの頃
「こちらに居たくない。一人でもいいから日本へ帰りたい」
と泣いていた娘なのか?

その後、彼女が こちらでやっていこうと覚悟を決めたのがいつなのか 私は知らない。
が、彼女はいつの間にか 立派に自分の道を突き進み いつの間にか自信をつけ
新たな友人知人、良い上司に恵まれ 人生を共に歩むパートナーまで見つけた。

「親がしっかりしていないと子供はしっかりするのよ」
と 私は 普段うそぶいているのだが。。。

彼女の努力なしには 今日の日はない。

親のやれることなどしれている。
どんなに頑張っても 私は呑気すぎて いつまで経ってもダメ親だ。

ダメ親は これからも 口出しをせず 邪魔にならずにそこにいようと思っている。

おめでとう、XX子!

奇しくも 長女も今月で結婚10周年。

そして、なんとおっとっとと私もルビー婚式だって。。。驚き!
(若かったなあ、結婚した頃は。もしかして 子供だったんちゃうの?)

若い二人(っていうか マチュアなお二人)に習って 結婚生活見直そう!

なーんてさ。ほんとかな?


コメント
お嬢さんのご結婚、おめでとうございます。
幸せそうな様子が伝わってきました。多感な中学生時代に渡米、自分の居場所を見つけるまでの親子の苦労が実りましたね。
  • sachiko yamaguchi
  • 2017/08/12 6:45 PM
幸子さん、
ありがとうございます。

親ができることって 知れていますね。
幸せは 自分で掴むものなのでしょう。

親は そこにいてくれるだけでいいのだと
最近 年老いた親を見ながら そう思います。

なので、自分もそうありたいと思っています。
  • Mitsuko
  • 2017/08/13 2:56 AM
ご結婚までの道のり色々とあったのですね。本当におめでとうございます!
  • sam
  • 2017/08/13 4:03 AM
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