「手紙」 東野圭吾著

  • 2016.11.04 Friday
  • 19:17
「手紙」 東野圭吾著

病棟のミニ図書コーナーで 見つけた。

東野圭吾の作品なら 読めるだろうと選んだ。

どんな物語かというと。。。

弟(高校生)の大学進学の費用を盗もうと独居老人宅に 空き巣に入ったが、
留守と思った家が 留守ではなく 犯行を 見られてしまったがために
その家の住人である老婆を殺してしまう兄。

兄弟には既に親はなく 必死で働き体を痛めてしまった兄の期せずして犯した強盗殺人という罪に
翻弄される弟のそれからの人生。

淡々と物語は進んでいく。
自分が犯した罪ではないのに 重い十字架が これでもかこれでもかと弟に覆いかぶさっていく。
弟のためのお金欲しさに罪を犯した兄は 堀の中で 弟の存在だけを生きがいに生きていく。
彼と弟を唯一繋ぐのが 手紙。

兄の生きがいである弟へ宛てた手紙さえ 弟にとっては 犯罪者家族への差別の原因となる。

どんなことをしても彼らにハッピーエンドはないが、それでも 自分の足で立とうとする弟の生きる姿勢と最後の兄の気づきで救われる。

全体的に 重苦しい作品。

それにしても サスペンスドラマなどを見ていても思うのだが、
老婆殺しの場面、老婆に見つかった犯人が ああも簡単に殺しに転じる?
というのが 少し嘘くさい。
物語だから。。。

いくら作り物だとしても。。。

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