トイレの隙間

  • 2024.03.10 Sunday
  • 14:22

最近 日本に帰って感心するのが、公衆トイレ。

素晴らしくきれいになっている。

空港や駅、高速道路のサービスエリアのトイレは軒並み新しくなり、

ウオッシュレットと音姫(トイレの音消し)が 必ずついている。

音姫に関して言えば、自分で操作しなくてもセンサーで自動的に

スタートして 音消しをしてくれる。

びっくり!!とても繊細な心配りだ。

アメリカには ウオッシュレットも音姫も無いので

逆カルチャーショックを受ける。

  

公衆トイレというと、忘れられないのが 

初めて降り立ったロサンゼルス空港のトイレの作り。

カリフォルニアで、初っ端の衝撃だった。

トイレ1個分の面積が、だだっ広い。

複数のバッグ(一時帰国のときなどの荷物はどうしても大きくなる)を

トイレに持って入っても余裕。

 

さすが、アメリカ!それは、申し分ない。

が、ドアを締めて鍵をかけたとき、

そのドアに、縦に一センチくらいの隙間が開いている。

要するに、便座に座ったときドアの隙間から、外が見える。

「これでは、外にいる人と目が合ってしまいそう!

これって、どういうこと?トイレはしっかり閉まるものなのでは?」

足元もスケスケ。

外から中に入っている人の靴が見えるという状態。

隙間だらけだから、当然、音は漏れ放題。

トイレに入りながら、ちっとも落ち着かなかった。

その上、みんな平気で大きめの手持ちのバッグなどを

トイレの床に置いている(足元に隙間があるからそれが見える)。

おいおい、ちょっと衛生上大丈夫なのか?

もう、びっくりの大行列!

それまでのトイレの常識は、ひっくり返った。

 

 そのことについては、後々、仕方がないことだと考えられるようになった。

というのは、単独で旅をする場合、荷物は手の届くところに

置いておかないと持っていかれてしまう。

治安が悪いから用心しないといけない。

 

後に、公衆トイレが完璧に個室にならないということについて 

現地の人(多分その頃せっせと通っていたESLの先生)の話では

「あの隙間は、密室にならないようにわざと隙間を空けている。

つまり、犯罪防止、犯罪抑止力。安全のためだ」

と説明してくれた。

確かに、空港にはいろんな人が出入りする。

犯罪も多発する。簡単に密室になってしまうトイレは

危険極まりない。「そうだったのかあ!」と、

これも治安の悪さが原因の事象だと教えてもらった後は、

隙間に感謝さえ覚えるようになった。

そして、時が経ち、ロサンゼルス国際空港から

日本へと何度も行き来をするうちに、

今では、他の人達と同様に音や隙間が気にならなくなっている。

 

そんなわけで、日本で 駅のトイレなどに入ると

しっかり個室になるから 落ち着くが、

「音姫って必要?エネルギーの無駄使いでは??」

などと、最新式のトイレのおもてなし過剰度が気になるという天邪鬼ぶり。

 

最後に、ウオッシュレットについて、

まだまだこちらでの普及率は低い。

現地の人によると、

「便座が温かいと他人が座った後のようで嫌だ」

とのこと。

「寒いときなどあの暖かな便座が癒やしなのに、

そんなふうに思う人がいるんだなあ」

とわかるような気もするけど・・・

ウオッシュレットに甘やかされてしまった今では

冬の冷たい便座はちょっと勘弁してほしい。

寒い時期のほかほか便座、いいよねえ。

最近の情報では、日本などに出張に行き

一旦ウオッシュレットに慣れると

日本人でなくともウオッシュレットを欲しくなる人も居るという。

ウオッシュレットの回し者ではないが

日本の偉大なる発明の一つであろう。

 

 

JUGEMテーマ:気になること

ベイビーもカーシート??(1995年春)

  • 2022.03.22 Tuesday
  • 06:21

そんなこんなで LAX(ロサンゼルス空港)初体験、お上りさんの私達は 

無事にYさんに拾われて 一路 オレンジカウンティーを目指すことに。

 

車に乗る段になって またまたびっくりの出来事が・・・

 

それは、「赤ちゃんは ベビー用のカーシート。そして、8歳以下

あるいは身長57インチ=140センチ以下の18歳に満たない子供もカーシートが必要」

というルール。

それがないと道路交通法違反で罰金!だという。

 

その当時(1995年)の日本は シートベルトの着用義務もそれほど厳しくなかった。

病院から退院するときなどは 籐で編んだかごに寝かせて

後部座席にちょっとおいて そのかごの隣に大人が乗って押さえていた。

首が座ってからは、抱っこして乗って大丈夫だったのに・・・。

 

えーー、赤ちゃんも単独でカーシートに乗せるの?

と、びっくり!!

アメリカ生活ベテランのYさん、そんなわたしたちのために

カーシートをちゃんと用意してくれていた。

彼の娘さんが使っていたものを貸してもらって 

末っ子Nは、お初のベビーカーシート体験。

滞在中は それを使っていいと言ってもらった。

ホット一安心。

 

ところで、今の日本のチャイルドシート規則は

どうなっているのだろうか?

 

そんなこんなで、走り出す前から 

またまたカルチャーショックだったが

走り出すと またまた目が丸くなる。

 

一番の違いは 右側通行だが・・・。

 

宿泊のホテル(オレンジカウンティーの)へ向かう途中の

フリーウェー405の車線の多さたるや壮絶!

え〜〜!一方向に57車線ある??

そのなん車線もの道路を すごいスピードで 大量の車が 流れている。

なんかスケールが違うなあとつくづく感心したのを覚えている。

 

そして、さらに、カープールというシステム。

運転者以外に人が乗っていれば カープールレーンという専用レーンを

使えるのだと言いながら 一番左端のカープールレーンへと

車を車線変更させるyさん。

一人に車一台というのがほとんどなので 

誰かとライドシェア(乗り合わせる)すれば

空いたカープールを走れて 

朝晩のラッシュアワーでは スイスイ走れるのだという。

 

 

とにかく、びっくりの連続・・・。

目をまん丸くして 口をポカーンと開けて

時差があることなど すっかり忘れて

車窓から 青い南カリフォルニアの空を眺めていた・・・

お上りさんの私達だった・・・。

 

 

続く↓

日本と違う乳児予防接種 

そんなにいっぺんに打つの?

http://americajijo.jugem.jp/?eid=1413

 

JUGEMテーマ:お出かけ

恐怖の公衆電話(末娘0歳)

  • 2022.03.17 Thursday
  • 13:49

のんきといえばのんき。考えなしといえば、なんともアホ。

 

3人の娘を連れてのアメリカ生活がどんなものになるのやら

なーんにも考えずに 英語の中で暮せば 自然に英語力がつくに違いない

などという夢物語を信じていたあの頃。

今思い出しても冷や汗がでる。

 

アホでのんきな我々がまず、どうしたか??

 

1995年4月末のことだった。

 

末娘 若干4ヶ月を連れて我々家族五人、

オレンジカウンティーという場所を見に行こう。

果たして 引っ越しをして

生活ができるかどうか?

皆で見に行かねば・・・

と、ロサンゼルスの位置を地図で調べることもせず

関西国際空港を飛び立ち、一路、ロサンゼルスへ。

 

そして、・・・十数時間後 

LAX(ロサンゼルス空港)に無事着いた。

 

まず、最初は、嬉しいカルチャーショック・・・。

 

飛行機を降り、イミグレーションを通り抜け、

赤ちゃん連れの私達は いの一番に外に出ることができた。

これが、子供連れと身障者にはとても優しい国アメリカの洗礼を受けた

最初の出来事だった。

 

予想外に早く飛行機を降りた私達を待ち受けていたのは・・・

世の中 そんなに甘いことばかりはなかった。

次のカルチャーショックは かなりショッキングった。

 

幸運にも、OCに住んでいるおっとっとの遠い親戚が

我々をロスの空港の出口で待っていてくれるはずだった。

が、そこに彼は居なかった。

 

おかしい!

誰も居ない!

右も左もわからず、英語は全くチンプンカンプン・・・途方に暮れた。

 

空港の公衆電話で 電話を掛けてみることに。

今ならスマホで、かんたんな電話のやり取りも 

その頃(1995年当時)は 携帯電話はまだ無かった。

 

さて、その公衆電話だが・・・

これもまた日本とシステムが違っていてびっくりだった。

 

今では、公衆電話は 全く必要がなくなったので

使い方も覚えていないくらいの遠い話だが・・・

 

まず、クオーター(25セント)を入れて

ダイヤルを回し・・・

繋がってから 更に コインを足していくというシステムだった。

 

が、電話が 繋がらない。

 

何かが、間違っている!

が、わからない。

 

何度も何度も掛けてみる。

が、何度やっても 繋がらず、

入れても入れても コインが戻ってきてしまう。

 

なんと、市外局番の前に1をつけないと繋がらないのだという

常識も知らなかった我々。

 

その電話が通じたのか、って?

どうやらそのへんの当時の記憶が怪しい。

 

電話機の前で ああでもないこうでもないと

冷や汗をかき、あたふたしているうちにお迎えのYさんが

到着して めでたしめでたしとなったのか?

もう、忘れてしまった。

 

が、要するにそんなに早くイミグレを出られるはずがないと

のんびりお迎えに来てくれたYさんが

あまりに早く外に出た我々にびっくりしていたのは

しっかり覚えている。

 

とにかく、その後が思いやられる恐怖の公衆電話事件というか

なんともセンセーショナルな我々一家のアメリカデビューだった。

 

続く

赤ちゃんもカーシートが要るの?↓

http://americajijo.jugem.jp/?eid=1357

 

 

今では めったにお目にかからないなんとも懐かしいペイフォン↓

 

 

JUGEMテーマ:日々徒然

怒れるこりんごちゃんへ

  • 2019.04.09 Tuesday
  • 10:06

私は、怒っている。

誰に?

って、不甲斐ない自分に。

 

だって、ひどいことされたのに ちっとも言い返せなかった自分に

もーーーっ!腹が立つ!

なによりも、私はなんにもしていないのに 

あほみたいに扱われ 時間を無駄にされて すごすご帰ってきたのだから

腹の虫が収まらない。

怒っている。

 

何があったのかというと

今日は 久しぶりにコスコ(コストコ)に買い物に行った。

そして、レジに並んでいる時、それは起こった。

 

レジの前にキャッシャーの補助をしている女性がいて

「コスコのメンバーカードは?」

というので カードを渡す。

 

メインのキャッシャーは 前の人の支払いを終わるところだった。

 

その時、私は思い出した。

メンバー割引のチェック(60ドルくらい)があったことを。

それを使おうとバッグから それを出してキャッシャーに渡す。

完璧に そちらに気を取られ 渡したメンバーズカードのことは上の空。

 

すると、キャッシャーが「メンバーズカードは?」

というので 

「えっ?カード??戻してもらってないけど」

と思う間もなく、補助の彼女(メンバーズカードを預けた人)が

「ポケットにでも入れているんじゃないの?」

と 畳み掛けてくる。

でも、返してもらってない???

 

が、そう言われたら いつもぼーーっとしているし、

時々 自分でも意識しないうちにものをしまう癖がある私は、

気が付かないうちにカードをどこかへ入れたかな?

と、バッグをひっくり返すことに・・・。

 

しかし、無いものを探しているのだから あるわけがない。

 

結局、支払いの順番を飛ばされ バッグの中身を全部出し、

ひっくり返し、助手の女(実は、こいつが犯人なのだが)まで 

どれどれと私の荷物を ひっくり返す。

が、無い!

 

「もらってないけど?彼女(助手の女)が持ってない?」

ともう一度聞くと、

助手の女は 自信満々に

「カードはメンバーに返している」

と何度も繰り返す。

 

でも、どこにもないのだから・・・。

バッグにも入っていない、その辺に落ちても居ない、ポケットにもない。

おかしい!

途方にくれる私。

何度も 何度も ポケット、バッグ、財布の中など すべて見尽くす。

 

どのくらい経っただろう?

やっと私が持っていないことを納得したキャッシャーが

「あなたのショッピングカート(買い物かご)はどこ?」

と聞く。

すると、順番を後回しにされて 置き去りにされていた私のカートを

指し示して 助手が 

「カートはここ」

といった途端に カートの中の買い物のお菓子の箱の上にカードを発見!

「ここにあった!」

と、叫んだ!

一件落着。

その瞬間まで、あるはずのないクレジットカードを探していて

狐につままれた状態で 「最悪だ!カード紛失だ!」と 

パニックっていた私は、何がなんだかわからないうちに

とにかく カードがあったことに ホッとして嬉しくなり 

そのメンバーカード(クレジットカードが付いている)で支払いし

レジを離れ・・・

何歩か歩くうちに・・・

だんだん正気を取り戻す。

 

待てよ!

なんかおかしいんじゃないか?

 

ショッピングカートは レジに並んだ時から 助手しか触っていないので

メンバーズカードをそこに置いたのは 助手なのだ。

あんなに威張って 

「カードはメンバーに返すことになっているから私は知らない!」

と言い張っていたのに、そんなことは すっかり忘れて知らん顔、

「ごめんなさい」

の一言もないとは・・・。

あんなに自信満々に言われたら 

「あんたが持っているんじゃないの?」

と、とてもじゃないけど言い返せなかったよ。私。

 

何度も言うけど、私は 大衆の面前で 恥ずかしげもなく 

バッグの中身をひっくり返し、 順番を後回しにされ、

レジで私の後ろに並んだ人にも 「こいつバカ?」と思われ、

もしかして「ボケ婆さん?しょうがないなあ」と思われて

彼らの同情を買ったかもしれない。

こんな踏んだり蹴ったりの扱いを受け のこのこ帰るはめに・・・。

 

悔しい!! 

一言も言い返せなかったなんて、私はアホだ。

英語が流暢だったら 

「あんたのせいでしょ!あやまんなさいよ」

と、あの助手の女に 言ってやった??かもしれない。

 

というか、日本では こんな扱い 受けないと思うなあ。

自分のミスを客のせいにするなんて 

「ありえへん!」

 

今日は、ワンちゃんを診てもらいに犬のドクターに行き、

トリプルA(日本でいうならJAF)で 国際免許証を発行してもらい、

他のところでは、きちんとしたサービスを受けることができたのに

どうしたんだ、このコスコの接客の悪さは!

 

時々、当たるんだよね。こんな事件に。

久しぶりに 怒りのやり場所に困る私!

 

さて、この記事のタイトル「怒れるこりんごちゃんへ」だが

こりんごちゃんは ニューヨークにお住まいの日本人。

インターネットラジオを配信していて 私のメルマガを長い間

読んでくれていて 今年に入って インタビューまでしてもらい、

それを機に すっかりお友達になったんだけど、

最近の彼女のブログに 医療事情について 怒り心頭の記事があり、

他人事じゃないと思っていたら 今回の事件。

彼女の問題に比べたら 私のはちっちゃいけどね。

 

こりんごちゃん、あなたの気持ち 本当によく分かるよ。

話が通じない相手、英語での対応、常識の違いをどう乗り越えるか?

時々 途方に暮れる。

この国では 時々 とてつもなく不可解なことが起こるよね。

こりんごちゃんの切実な怒りの原因は、↓

https://ameblo.jp/lexington/entry-12451791761.html

私の場合、ただ 自分がぼーーっとしているから

起こったことかもしれないけど

それでも この扱いは無いような・・・。

 

いくら腹を立てていても 前には進めないので

ここでは、せいぜい鈍感 お気楽力を発揮して

「めげずに たくましく生きよーーー」

っと 気を取り直す私。

 

 

でも、今回のことは 肝に銘じて

ときには、勇気を持って 自分を主張しよう!

お人好しでは この国ではやっていけないわ!

 

 

この写真は イメージからお借りしていますので

今回の方では ありません。あしからず↓

 

 

 

JUGEMテーマ:日々徒然

平和への祈り(折り紙)

  • 2018.09.25 Tuesday
  • 21:27
先週の土曜日は アーバイン市のお祭りだった。
その名も グローバルビレッジ フェスティバル。

アーバインに住む世界中の人々が 一同に集い
自国の文化を紹介し合う一大イベント。
それぞれの団体が テントを借りて 知恵を絞って
自国の文化のデモンストレーションをする。
exhibitors(出展者)のセクションに居並ぶテントの数は 今年は、33。

その他 世界中の食べ物を味わえるフードセクションや
子供のセクション、キッズビレッジ 売り買いが出来るマーチャンツ(商人)コーナー
(ビジネスチャンスがあるに違いない)などなど。

2001年の911事件の後に
「お互いに違いを認め合い、お互いをわかりあえれば
差別や偏見は少しでも減るだろう。
誤解が減り、むやみに敵対することもなくなるに違いない。
そうすれば、もっと住み易く 平和な街になるだろう」
と、アーバイン市が始め
最初の年の参加は たったの4カ国だったという。

が、年々参加する団体が増え 元の場所では 参加者を
収容できないほどの人気イベントになったようだ。

今年は アーバイングレートパークに開催場所を移して開催する初めての年。

そんな中、日本紹介の一環としての折り紙のコーナー。

以前は 折り紙専門のテントがキッズコーナーに出ていたが、
今年は 出なくなったということらしく。。。

ととろ図書館でも 時々 読み聞かせの時などに
お楽しみイベントで 折り紙遊びをするけど。。。

こんな大きなイベントで 折り紙のデモンストレーションは 初めてで。。。

いっぱしに日本を背負って立つつもり(ほんとか?)で ボランティア。

10時のスタートから 夕方終了の6時まで ひっきりなしに
折り紙に挑戦する 子供達で 大賑わい。
想像をはるかに超えて 賑わっていた気がする。
どんな簡単なものを折るにも 結構時間がかかるから
余計にそう思うのかもしれない。

折り紙で イッチバン注目されたのは 30枚ものピースを
組み立ててMさんが作った見事な折り紙のくす玉!(アートだね!)

「どうやって作るの?
これが作りたい!」
と、何人もに言われ その度に Mさんを指差して
「彼女に聞いて」
と。

私は、難しいのは無理なので 折り方が書いてある本を
あんちょこにして なんとかリクエストに応えたり。。。

途中、応援に来てくれたY子さん、Kさん、助かったなあ。
Mさん、最初から最後までありがとう!

1日があっという間に 終わり。。。

日本のテントでは 折り紙の他に 日本の昔懐かしいおもちゃ
(羽子板、こま、けん玉、などなど)を 手にとって遊べるよう展示、将棋の対戦
コーナーやら ドラえもんの塗り絵体験など、
その他にも 日本の観光パンフレットを置いたり。。。

高校生のボランティアもおもちゃコーナーに 5〜6名来てくれて
一生懸命やってくれていた。

欲を言えば、朝の準備=展示の設営と最後の後片付けの時、
午前と午後の休憩やら交代要員の
ボランティアの人数が
もう少し欲しいかもしれない。








コスコは安いが。。。

  • 2017.07.28 Friday
  • 14:03
毎日日本では考えられないようなことが起こる。
アメリカって面白い!

って、笑って済ませられるようなことじゃない!ぷんぷん!
が、いちいち腹をたてると身がもたないから 笑うしかないことが多い。

今回も「アメリカあるある」の一つ。

一週間ほど前に ベッドシーツセットをCostco(コスコ、日本ではコストコ?)で買った。

昨日のこと、
シーツを変えようと 買って来たセットの入れ物を開けて中身を出す。

まずは マットのカバーをセット。

嬉しいな、今日から 真っさらなシーツだぞ!

次に上掛けの下にかけるシーツをセット。。。しようとすると。。。
なんと!真ん中あたりが20センチほどざっくりと切れている。

新品なのに?
ケースから出したばっかりなのに?

なぜ?
唖然!

自分で縫って直そうか?

しかし、この裂け目、私の落ち度ではなく 明らかに不良品。

しょうがないなあ。面倒だけど コスコに返品だ。

まず、買った時のレシートを探して。。。

コスコねえ。用事がないのに行くのは嫌だなあ。
が、このまま泣き寝入りはもっと嫌。

その日の午後、コスコへ。

入り口のカスタマーサービスへ。

カスタマーサービス、
「どうなさったんですか」
私、
「シーツが切れてました」
カスタマーサービス、
「まあ、よくあることね。
メンバーシップカードを見せてください」
レシートも出す私。
カスタマーサービス、
「きっと梱包を開けるときに切れちゃったのね。
返金はクレジットカードにしますよ」
とスムーズにことは運ぶ。

が、当然ながら 彼女からすみませんの言葉はなく。。。
もちろん、シーツを切ったのは彼女ではなく
謝る必要は彼女にはないわけで。。。
しかし、日本人的に考えるとなんだかモヤモヤするわけで。。。

アメリカでは コスコやターゲット、ウオールマートなど
大型安売り店が身近にあり 便利で安いが
その商品管理たるやお粗末そのもの。
日本では考えられないほどひどい。

その代わり 商品に不具合があれば とても簡単に返品できる。
すぐに返金してくれる。

コスコが 日本にも進出している昨今 事情を知らない日本の人たちは
びっくりしているんじゃないかなあ?

大きなお世話かもしれないけれど
もしコスコで買い物をして不具合があったら
どしどし交換に行ってくださいね。

それとも 日本のコスコでは こういうことは 起きないのかも?


良薬は口に苦し

  • 2017.05.17 Wednesday
  • 12:24
苦い!
食後に飲むようにと処方されたシロップの飲み薬だ。

事の始まりは、5〜6日前のこと
「少しめまいがするなあ。ちょっと疲れが出ているかも」
と思っていたら その数日後に 耳鳴りがして 聞こえが悪くなった。
頭が水中に沈んでいるみたい。
なんか透明なヘルメットをかぶっているような。。。
気持ち悪い。

時々こんな風になる。

ひどくならない内に病院へ行くことに。

が、日本ではほとんどお医者さんにかかったことがないので どうしようか?
ホームドクターはまだ決めてない。 とりあえず、内科?

叔母に聞いてみると 近所の内科を教えてくれた。
友人が教えてくれた内科も同じところだった。

病院に電話をすると その日は まだそれほど混雑していないとのこと。

初診の場合、日本のお医者さんは ほとんど予約は取らないのね。

早速 出かけて行く。

受付で「めまいと耳鳴り」というと 我慢できないようなら
横になる場所があると 言ってくれたが
それほどでもなかったので 待合室で待つ。

10人以上の順番待ち。

やっと順番が来て診てもらったのは1時間以上経ってから。

血圧は正常。
念のために 血液検査をしますとのこと。
どんなめまいなのかを聞かれ
「頭を動かすと 目が回る」
というと
「耳鼻科に行った方がいい」
とドクター。

別室で 採血をされて 2日後に血液検査結果を聞きに来るようにと言われ
めまいを止める薬と吐き気止めを処方され 終了。

薬局で処方箋を提出して 薬をもらう。
薬をもらいながら、
「アメリカではこんな簡単に薬は出ないよなあ」
と思う。

翌日、耳鼻科へ。

今度は 耳の中をドクターが診てくれて異常なし。
聴覚検査の結果 左耳が難聴気味との結果。

聞こえをよくする薬を出しますとのこと。
思わず
「薬で聞こえるようになるんですか?」
と質問すると
「良くなるから薬出すんですよ」
と、ドクター。

ここで「でわのかみ」はまた 思う。

アメリカ「では」こんなに簡単に薬は出ない。
保険会社が渋い(保険金でカバーするのを極力セーブする)から
ドクターも簡単には薬を処方しない。

と言うわけで 日本とアメリカの違いに戸惑いながら またまた薬局に行き
3種類のお薬を渡されて帰宅。

その中の一つが 液体の薬で 苦くって とってもまずいんだけど
「4日分の薬を飲んでまた受診して下さい」
と言うドクターの言いつけを守ってるわけで。。。

日本の医療制度 大丈夫なのか?
もうちょっと厳しくした方がいいんじゃないのか?

大きなお世話かもしれないが、アメリカの厳しい医療事情と
日本のそれをついつい比べてしまう「でわのかみ」なのである。


注)
「でわのかみ」とは?
アメリカ暮らしが長いとついつい 何かにつけて アメリカ「では」とのコメントが
多くなる。それを揶揄して「でわのかみ」と陰口を叩かれることから。


部長先生 ごめんなさい!病院事情 日本 対 アメリカ

  • 2016.11.12 Saturday
  • 20:24
病院事情 日本 対 アメリカ

今年で アメリカ生活21年(早い!)になった。
その間 日本で病院にかかったことがなかった。

今年の春、にわかに足の手術をするなら日本でと思い
実家の近所のE整形外科を受診。
なんと21年ぶりの日本の医療体験となった。

大きな病院で確かな治療をしてもらうために紹介状を書いて貰った。

近所の整形外科の先生は
「僕の情報はもう古いから」
と言って S県立病院の整形外科部長先生に宛てて 紹介状を書いてくれた。

指定された日に その病院へ行った。
この病院の先生なら きっと腕利きの専門医を紹介してくれるはずとワクワクしながら
「手術をしてくれる病院を紹介して欲しい」
というと 部長先生、
「どこか他の病院へ行くというならもうここですることはありませんね。自分で調べなさい」
と冷たく言った。
自分には全く関係ないと言わんばかりの態度に びっくりしながら
「自分で調べてもわからないから ここに来たのです。紹介してはいただけないのですか?」
と食い下がると
「じゃあ、後で調べて連絡しますよ」
と気のない返事。
一時帰国中で 時間に限りがあるので のんびり待ってなどいられないと思った私は
「いつお返事いただけますか?」
と食い下がった。
すると
「そうねえ、1週間くらいかな」
とまたまた嫌そうなお答え。

アメリカの場合、ホームドクターから専門医への紹介は 当たり前。
より専門的な治療へとバトンは渡される。
「日本でも当然そうに違いない」
と思っていた。

私は、その時、その部長先生の横柄な態度に ただただ目が点になってしまった。

それ以上取り付く暇もない雰囲気だった。
半日以上待ってやっと診察室に入ったのにもかかわらず ものの3分で追い出された。

どうやら 私の言動が 部長先生のご機嫌をいたく損ねてしまったらしい。
まず
「これこれしかじか こんな足の状態ですが どうか診ていただけますか?」
と言わないといけなかったのだと 帰ってから 知ることになる。
「そうか。それが賢いお願いの仕方だったか。私ってとっても失礼な患者だったのね」

その後、一週間経っても部長先生からのお電話はなく 仕方がないので また別の病院を受診。
そして、奈良の病院を紹介して貰って 現在療養中。

20年以上日本を離れると 言動がおかしくなるわけで。。。

部長先生様、どうか非礼のほどなにとぞ お許し下さい!


銀行の窓口嬢 素敵!

  • 2016.09.03 Saturday
  • 09:14

銀行の窓口 親切だわあ!

 

 

日本にいると当たり前すぎて そのありがたみに

気が付いていないことが たくさんあるように思う。

 

昨日のこと、振り込みをする必要に迫られて 銀行へ。

 

銀行での振り込み作業は 20年ぶりかもしれない。

20年の不在は 浦島太郎状態を意味する。

銀行に入ること自体 どぎまぎする。

 

まず、要件の種類を選んで 番号札をとる。

昔は 単に列に並んで順番待ちをしたものだったが・・・。

 

番号札を確保したら 待ち時間を使って振込用紙への書き込み。

振込用紙も昔とは書き込みの仕方が変わっているので

ちょっとまごつく。

何とか読み解いて 書き込み完了。

 

待っている人のために 十分な数の椅子が用意されている。

座って自分の番号が呼ばれるのを待つ。

しばらくして呼ばれたので窓口へ。

 

振込用紙を差し出して 

「振込お願いします」

と 私。

窓口嬢が 

「窓口でなさるよりATMでのお振込みのほうが

手数料はお安いですが そちらでのお振込みにされますか?」

と 言ってくれる。

「???(へ、手数料安いの?)では、ATMで」

ちょっと間をおいて 答えると

その間をちゃんと察してくれて

「係りの者が一緒に行って ご説明しますが・・・」

と、親切なことこの上ない。

せっかくのお申し出だったが、

機械の操作は 何とかできるだろう。

そこまで お手数をかけては申し訳ないと思い、

「ATMの操作にそってやれば いいのですね?

じゃあ、やってみます」

と、ATMでの振り込み 初挑戦。

 

で、機械の指示通りにサクサクと振込完了。

なーんだ、簡単だったよ。

 

それにしても、窓口嬢の親切なこと。

素晴らしい!

「振込お願い」と用紙に記入までして目の前に現れた客に

安いほうの手段を教えるなど なんてお客思いなんだ!

かもねぎを逃がしてやるようなもんだろう。

 

日ごろ不愛想なアメリカの銀行窓口のスタッフに

(20年前はびっくらこいたけど)

そんなもんだとあきらめてしまった身としては

このスタッフの丁寧さ、親切さは 

涙が出るほどうれしくなってしまうわけで・・・

 

日本て 素晴らしいわあ!

 

JUGEMテーマ:興味深い話題・出来事など

日本の品格

  • 2016.05.11 Wednesday
  • 09:31

地下鉄に乗ろうと改札口で ポケットを探った。
あれっ?スイカ(前払い現金カード)が無い?
さっきまで乗っていたタクシーの中で病院の診察券を探すために
バッグの中や洋服の両ポケットなどをひっくり返して
ゴソゴソ物探しをしたから その時に財布に入れたかな?
バッグのどこかに入れたかな?

焦る!
が。。。
財布の中には無い!

時は朝の通勤ラッシュの真っ只中。
歩くのが遅い私より数歩前を歩いていた連れは
すでに改札を通ってホームへ行ってしまった。
早く探して追いつかないと。。。

もしかしたら タクシー?
落としたかな?
診察券を捜している時に スルッと座席に落ちたのかな?

あーーあ、ドジだねえ。相変わらず。
スイカカードには まだ1200円位残っていたのになあ。
それより何より それが無いと 切符を買うのが面倒だよ。
そんなこんなで バタバタあたふた 改札の前でやっていると 携帯電話が鳴った。
きっと連れが業を煮やして 電話かけてきたに違い無い。
もしかしたら既に乗り継ぎ駅に到着して 電車を降りてみたら私がいないのに気がついたのか?
と慌てて電話に出ると
「XXタクシーです。スイカカードを落とされましたか?」
タクシー会社から電話だった。
「今 電車に乗ろうとして カードがないのに気がついて探していたのです」
「XX駅ですね。運転手がお待ちしています」
助かったー。
失くしたと思って諦めたカードが無事に戻ってきた。
凄いなあ。日本のタクシー。

そのタクシー会社に 携帯電話番号と住所と名前が登録されいるから できることだけれど
アメリカではありえない。
アメリカでこういう状況で物を失くしたとしたら絶対に出てこない。
ありえない!
だって私の落としたスイカカードには名前が入っていなかったし
現金と同じに使えるカードだし
落ちていたことを知っているのはタクシーの運転手さん一人だし。。。

断言してしまってもいい。
アメリカではクレジットカードのようなものを落としたらすぐに使われてしまう。
戻ってくることは 99.99%ない。

良く日本へ旅行した外国人が感心するんだけど
落し物が 財布が ちゃんと届けられて手元に戻ってきたって。
この日本社会の良心 凄いね。
それを普通にできるってことが 品格ある国民ということを証明している。

今日はドジをしたおかげで この日本社会の品格を実感!
日本人としてほんとに誇りに思う。

さて、タクシーの運転手さんから カードを受け取り
慌ててホームへ降りていくと 散々に待たされて
いくつもの電車を見送ったという連れはブンブンに怒っていた。
平謝りするしかなかった私。
すんません!






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