高いけど少ない!!!

  • 2024.01.20 Saturday
  • 11:32

今年はいろいろ新しい風が吹いている・・・気がする。

 

今まで 

「まあ、いいか」

と目をつぶって来たことに

手を入れて刷新する

という自分では 画期的な出来事が 

いくつか起こっている。

 

一つは 散歩。

あまりにも足腰が弱いので

まずは 散歩↓からと

http://americajijo.jugem.jp/?eid=1418

歩くことを決めて

今のところ 続いている。

 

 

そして、その2は・・・

 

これも随分と前から小さいのにしたら???

使いやすいのに・・・

 

と常々思ってはいたけれど

高すぎて(コスパが非常に悪い)なかなか決心できなかったもの。

大体、たかが蒸留水なのに

ちょっと前までは、ガソリンより高かったボトル飲料水。

 

最近ガソリンの値段が 信じられないほど上がったので

5ガロンで比較するととんとんになっている。

 

ちなみに、直近の請求書は 一ヶ月一本配達してもらったら

20ドルを超えていた(うち配達料が10ドル)。

 

高い!

 

が、

水道水はまずいし

カルシウが多量に含まれているので あまり飲みたくない。

そして、

万が一の災害時に このボトルがあると安心できる。

という理由で いくつかキープしておきたい。

 

問題は、この5ガロンのボトルの重さだ。

米1ガロン=約3.78リットル

5ガロン=19キロ弱

 

この19キロをウオーターサーバーにセットするのが

一仕事だ。

 

残念ながら。セットしてくれる男手は ない。

自分でなんとかしなければ ならない。

 

まず、配達は 門のところまでなので

台所まで 運ばねばならない。

が、重すぎる。

5ガロンなど 持ち上がらないから

地面をごろごろ転がすのだが

腰をかがめて ごろごろさせるのだって 大変だ。

 

そして、それ以上に危険なのが

ウオーターサーバーへセットするとき、

19キロを持ち上げて ひっくり返し

サーバーとボトルを接続する作業。

 

持ち上げることができないのに

ひっくり返すなど できるわけがない。

 

しかし、やらねばならぬ!

 

というわけで、

頭をフルに使って

サーバーとほとんど同じ高さのスツールの上に

ボトルを載せて なんとか滑らせて ひっくり返す

という方法で なんとかセットしている。

 

が、この作業、超危険。

ひっくり返している途中で 変な方向に倒れそうになる。

おっとっと!

 

下手をすると怪我、もしかしたら 骨折

の危険あり!!

怖い!

セットするたびに ヒヤヒヤしている。

 

この間、娘たちが来たときに 

ちょうど空になり ムコ殿にセットしてもらったので

とても 助かった。

 

次女が帰り際、

「小さいボトルにしたら?そのほうが扱いやすいんじゃない?」

と、ぼそっと呟いた。

 

そうだよなあ。

安全第一だわ。

怪我をしたら元も子もない。

 

と、やっと目が覚めたというのか

決心がつき

3ガロンボトルをオーダーすることに。

 

それにしても、その値段に またまたびっくりぽん。

高いのは 知っていたが、

3ガロンになっても 値段は 5ガロンとほとんど同じ。

 

こんな高い水 飲めません!

 

だけどねえ。

歳を取ると できないことが多くなる。

 

高くても 自分でなんとかできるものを

使うほうが いい。

安いけど、不便、さらに危険なめにあうより

使いやすいものを・・・。

 

3ガロンボトル、

さっそく配達され、

運んでみると

2ガロンの違いだけど

とっても楽。

これなら、持てる。

とりあえず、危険は 回避できそう。

 

 

 

ウオーターサーバー↓

 

 

  

 

5ガロンと3ガロンボトル↓

 

 

 

 

 

JUGEMテーマ:今日のこと

極楽 極楽!

  • 2024.01.11 Thursday
  • 16:09

数日前の午後 マッサージに。

クリスマスプレゼントだと近所のサロンの予約を

娘が 取ってくれた。

 

歳を取ると体のメンテナンスは 必須。

 

普段のメンテナンスは

2週間に一度のカイロプラクティク(整体)なのだが・・・。
 

マッサージ、生まれてから 何度目だろう。

数えられるほどしか 経験がないが・・・。

 

最初は 地中海クルーズ中に 船の中のサロンで。

それが最初だった。

マッサージって何よ?

あんまさんのマッサージは知っているが

サロンでマッサージ??

その時は、慣れないことで ドキドキした。

が、確かに、気持ちの良いものではあった。

マッサージ室には 

ジャグジーつきのバスタブがついていた。

しかし、使っていいものかどうか分からず

結局 使わず・・・。

多分 あれは マッサージの後に お風呂に入って

ゆったりしてよかったに違いない

・・・と後で心残りだった。

 

あまりにも気持ちが良かったので

それに味をしめて 

たしか、次は 日本の温泉で。

15年くらい前のこと、

今、大変なことになっている芦原温泉で。

母と末娘と行った時、

娘を母に見てもらい

ちょっと贅沢だなと思いながら・・・。

一人至福の時間を満喫。

 

東京の田園調布でのこと。

友達との待ち合わせまでに時間がありすぎて

飛び込みで商店街のとあるマッサージ屋さんに入った。

なんにも調べもせずに入ったものだから

変な雰囲気だったけど

とりあえず、無事に施術してもらったことも。

 

そういえば、

お友達が経営しているデザートスプリングスのホテルの

スパでのデープティッシューマッサージ。

このときは あまりに疲れ過ぎていて 

体がガチガチで

揉み返しが 強烈に出てしまい 

気持ちよさより、辛さのほうが勝った。

 

そして、去年、

娘のところにベイビー誕生で 手伝いに行き

異常に寒くて 肩がこり、少々疲れた。

カイロプラクティクかマッサージか?

というので 娘が行っているというマッサージ店に

何度か行った。

 

その時は、マッサージで かなり元気が出た。

 

・・・というのを 娘は覚えていてくれて

クリスマスプレゼントとなったわけ。

 

今回は 贅沢にも 80分のマッサージ。

何日も前から ワクワク。

が、初めての場所だしなあ。

ちょっと不安。

 

と、心配していると予約をするやいなや、

マッサージ店から メールが届き、

「予約時間の1時間か1時間半前には到着しましょう」

と、書いてあった。

 

ウェブで調べると マッサージの前に

ジャグジーなどに入って リラックスするらしい。

そのために十分な時間を取れるように・・・

 

ええええ???どういうこと。

 

そして、前日、

携帯に 予約確認の電話がかかってきた。

録音の音声だった。

 

1)予約の30分前に到着すること

=1時間から1時間半は前に来て・・・

とメールでは書いてあったのに?????

 

2)本人確認のできるもの(免許証など)

 

3)支払いの証明(娘が支払ってくれている)

 

4)水着が必要なら 持ってきてもいい。ご自由に。

 

ということだった。

 

機械音声なので 聞き返すことができず

その電話で また 疑問が増えてしまった。

 

当日、

 

1)30分前ってどういうこと???

=早く行き過ぎてもなあ。手持ち無沙汰だからなあ。

と、色々考えて 30分ちょっと前に到着の運びに。

 

2)免許証は いつも持っている。

 

3)娘からギフト券という証明書をもらって解決

 

4)水着はとりあえず 持った。

 

いえーーい、マッサージだあ!

嬉しい

という反面、初めての場所で 恐る恐る。

 

受付で 名前を言い

初めてだというと

中に通されて ツアー(説明を受け)

30分ほど余裕の時間で

サウナに入り 体をほぐし

 

80分のマッサージ!!!

 

気持ちよい よい!!!

90パーは気持ちよかった。

 

しかし、 肩と首がゴリゴリで

痛かった!!

 

痛いというべきか??

どうしよう???と迷いつつ 

まあ、痛気持ちいいと思えばいいか?

と、めんどくさいので 我慢。

 

しかし、マッサージで 我慢って おかしくないかあ???

と逡巡し・・

結局 まあ、いいかあとそのままにして

80分経過。

 

終わって、

ジャグジーへ入るのもよし

自由にファシリティーを使っていい

ということだった。

 

そこで、備え付けのハーブティーを飲みながら

クワイエットルームとかいう薄暗い部屋で 一休み。

 

そして、30分ほどそこで過ごしてから帰宅。

 

その日、そこにいた利用者の皆さんは 

慣れた物腰で 優雅に過ごしていらっしゃったけれど

なかなかゆったりするまでの余裕のないお上りさんの自分。

 

なかなかねえ。

慣れないとねえ。

なんかなあ、やっぱり優雅に 

落ち着いてとは行かず

ほんとにリラックスまでには まだちと遠いかも・・・。

 

でも、でも、こんな経験 なかなかできないから

楽しんだよ!

ありがとう!

 

 

 

 

 

 

去年の極寒体験は

一瞬で不凍液も凍る!

インスタントフリージング↓

http://americajijo.jugem.jp/?eid=1368

 

 

 

JUGEMテーマ:今日のこと

蚊にはモスキートコイル!

  • 2023.09.14 Thursday
  • 06:31

最近の南カリフォルニアは 蚊が多い。

 

砂漠地帯で 基本水たまりは無いので

「蚊が生息できない」↓

http://americajijo.jugem.jp/?eid=564

はずだったのに

温暖化の影響なのか?

 

ここ何年も 蚊の異常発生が続いている。

 

今年もこのところカリフォルニアらしからぬ蒸し暑い日が続いていて

今は、乾季なのに 時々雨が降る。

 

そして 蚊がブンブン飛んでいる。

 

日本ならさしずめ 

フマキラーとかベープマットとかを使うところだが

こちらには 同じようなものが 見当たらない。

 

もっと強力なゴキブリ用、蟻用のスプレーはあるが、

強すぎて それを使う気にはならない。

 

数年前に アマゾンでたまたま蚊取り線香を見つけて

ここ数年、使っていた。

やっぱり、蚊取り線香でしょう。

優れもの!

 

が、先日 使い切ってしまった。

 

今回も オーダーを・・・と思ったが

何故か オーダー画面が怪しげ。

 

やめた。

 

しかし、毎日のように蚊に襲われて 

毎日 数カ所かまれて 痒くてたまらない。

 

そうだ!

日系スーパーに行ったら 売っているかもしれない。

 

そして、東京セントラル(コスタメサ店)で

やっと見つけた。

 

金鳥の蚊取り線香ではなかったけど

 

Mosquito Coil 無事に手に入れました。

 

コイルの色が おなじみの緑ではなく 黄色っぽいし

匂いもちょっと違う。

 

でも、これしか無いんだから・・・。

これで 蚊から身を守ることができる・・・に違いない。

 

 

 

 

 

 

JUGEMテーマ:家庭

囁きおばば

  • 2023.01.24 Tuesday
  • 05:49

YouTubeでラジオが聴ける。

これは、日本語に飢えている我々のような海外在住者には

とても素敵なツールだ。

 

お気に入りというか毎週必ず聞く番組の一つが

「安住紳一郎の日曜天国」

バラエティー番組で とぼけているようなふりをして

絶妙な受け答えをしている彼を観たことはあったものの 

活躍し始めたのが95年以降のようで

我々が 日本を出てしまってからのブレイクだったらしいこともあり、

彼について ちょっと前まで あまり知らなかった。

 

日天と呼ばれるその毎週日曜日の放送は

翌日にYouTubeで配信される。

過去に放送された分も次々と聴けるので

一時 その安住さんのユニークな世界観とか彼の博識、

番組のゲストとのユニークなやり取り、

なんとも言えない面白さに病みつきになり 

ほとんど聴いてない回は無いといえるほど網羅した。

 

そして、去年暮れだったと思うが、

どんなお題だったか定かでないのだが、・・・。

(もしかしたら、最近挑戦していること?というのだったかも)

 

最近孫が生まれたという男性からの投稿で、

孫が可愛くてしょうがない。その子の初めての言葉は

絶対にパパでもなくママでもなく「じいじ」と言わせたい。

そこで 孫を抱きながら、「じいじだよ」と連呼している。

絶対に「じいじ」を孫の最初の言葉にするのだと頑張っている。

という投稿が紹介された。

 

放送を聴いたときは そんな馬鹿な、赤ちゃんの最初の言葉は 

まんま、とかママとかパパとか発音しやすい言葉に決まっている。

じいじは無理でしょ!

と 冷ややかに思ったのだが・・・。

 

去年暮れから次女のところに第2子が生まれて

手伝いに来ている私。

新生児を抱っこしながら その放送を思い出した。

ベイビーを抱いたとたん 

「よっしゃ!私も挑戦するぞ!」

と、思い立ち

「Eちゃん、ミミですよ!良い子でしゅね。ミミですよ!」

と、ベイビーの耳元でたこができそうなほど囁いている。

 

 

なぜ、「ばあば」でなく、「おばあちゃん」でもなく「ミミ」なのか?

長女のところに子供が生まれたとき、なんと呼ばれたいか?

という話になり、私の母を娘たちが「ばあば」と呼んでいて

私の祖母は「おばあちゃん」だった。

その他の呼び名は無いだろうか?ということで、

こちらでは おばあちゃんだろうが何だろうが名前で呼ぶから

私の名前の最初の音を取って「ミミ」がいいだろうということに。

 

ちなみに、次女のところでは上の子(3歳)に「パパ、ママ」でなく

「おとうさん、お母さん」と呼ばせているので

ミミのほうが言いやすい!

 

という利点はあるものの 明日にはひと月のご奉仕は無事終了し

カリフォルニアに帰るため 囁きおばばは一旦終わりとなる。

 

ミミを最初の言葉に などというのは冗談であるが

ついついベイビーを抱っこすると、

「Eちゃん、ミミでしゅよ。」と連呼してしまう。

 

ふと耳にしたおじいちゃんの心境に大いに共感を覚えてしまった私。

 

そしてあろうことか 読まれるわけはないと思いながらも

日天宛てに「私も放送に影響されて囁きおばばやっています」

などと 生れてはじめてメールを送ってしまった私。

 

何だか、久しぶりに生まれて初めてのチャレンジ!

今年は 春から楽しいぞ!

 

囁きおばば「ミミ」↓

 

JUGEMテーマ:家庭

家猫への道

  • 2023.01.22 Sunday
  • 06:12

野良を保護して ↓家の中へ入れてやった次女家族。

http://americajijo.jugem.jp/?eid=1381

 

しかし、生れついての野良猫、くもは 人に甘えることを知らない。

が、獣医さんに診てもらうために またまた捕らえられたくも↓。

http://americajijo.jugem.jp/?eid=1382

 

獣医さんが到着。

その若い男性獣医さんは前に飼っていた猫が

お世話になっていて信頼できるということだった。

 

どういう経過で くもが我が家にたどり着いたかを

詳しく話し、この子を家で飼いたいということを説明する。

その後、

何をするか?どうするか?

を獣医さんは、婿殿と娘に説明。

 

どんなふうにくもを診察するのだろう???

と思っていると・・・。

 

どうやら、狭いパスルームで、作業をするという。

まずは体重測定と全体的なボディーチェック。

麻酔をして 血液検査のための採血、

その後、マイクロチップを背中に埋めこむという。

 

見たところくもは 病気のようには見えないが、

デンバー近辺の野良猫の場合、

かなりの確率で 重篤な伝染病にかかっている可能性があり

その場合は 助かる確率はほとんどなく短命だろうと説明された。

娘たちは そのリスクも受け止め、必要な処置をしてもらうことに。

 

そのうえで 獣医さんはくもの入ったケージと一緒に 

バスルームに籠った。

くもの逃げ道は 塞がれた。

 

どんなことがそこで起こっていたのか?

 

我々は待った。

鳴き声は、聞こえなかった。

小一時間が過ぎ ドクターがバスルームから出てきた。

 

ケージの中で くもがぐったりしていた。

麻酔から覚めかけているらしく、弱弱しく動いていた。

 

ドクターは 麻酔が覚めるのに 4〜5時間かかるので

餌は それ以降に与えること、

首の後ろは チップが入っているので 数日は触らないこと、

血液検査の結果は 翌日にはわかるだろう。

など、など、一通りの説明をして 帰っていった。

 

婿殿は 意識のもうろうとしているくもを

彼女の最近の隠れ家、上の階のクローゼットへと連れていき

ケージのドアを開けて、放してやった。

彼女、一目散に クローゼットに駆け込んだという。

 

何日もかけて だんだんに慣れてきたくも。

なのに 彼女にしてみれば またしても、捕らえられ、

訳の分からないいじめにあったと思っていることだろう。

再び我々に気を許してくれる日は 来るのか?

 

彼女が安心して 食堂で餌を食べるようになり

ちょっとずつだが、心を許す兆しが見えるまで3週間近くかかった。

しかし、必要だったとはいえ今回のことで、

くもがまた心を閉ざしてしまうのではないか?

 

彼女は それから2日ほど 上の階のクローゼットに立てこもり

姿を見せなかった。

 

が、食堂に置いてある餌が 減っていた。

彼女は、人気のない夜間に 降りてきて餌を食べているらしかった。

 

そして、数日後、くもは だんだんにまた姿を現すようになった。

我々は一様に安心した。

が、彼女を刺激しないよう なるべくちょっかいを出さないように

気を付けた。

彼女はどうやらこの家を気に入っているらしいと皆で言い合いながら。

 

そして、くもがこの家に来てから4週間ほどが 経とうとしている今、

なんという変わり様だろう!

彼女は 体をさすってもらうのを喜ぶようになった。

わざと目の前でゴロンと横になり 

さすってほしいと催促するようなしぐさをするようになった。

 

くもは、ひと月で野良を卒業したようだ。

 

ベイビーに興味津々のくも↓

 

 

ただし、まごまご3歳は親に似て動物好き、猫好きで 

くもと遊びたくてたまらず、追いかけまわし ちょっかい出すので、

くもは 彼の足音がするだけで、上の階へと逃げていく。

 

くもと遊んでいると、

「まごまごじゃなく くもを連れて帰りたいんじゃないの?」

と、娘に言われてしまった私。

 

犬派だった私、娘家族の影響で 猫もかわいいなと思うこの頃である。

 

立派に野良を卒業だね↓

 

 

JUGEMテーマ:興味深い話題・出来事など

くも 再び囚われる!

  • 2023.01.21 Saturday
  • 05:55

厳しい寒さにさらされた12月末のある日、

野良猫のくもは 家族として迎えられた。↓

http://americajijo.jugem.jp/?eid=1381

 

第二子が生まれたばかりでそれどころではないのでは?

と 思ったけれど 野良といえども命。優しいのね。

 

捕まえられたショックで階下の物入れの中に隠れてしまったくもだったが・・・。

 

数日すると、だんだんに人が居ても 食堂に現れるようになった。

が、なかなか触らせてはくれなかった。

近づくのもだめで 少しでも近寄ると逃げてしまうのだった。

 

しかし、徐々にではあったが

手からおやつを食べるようになり

猫じゃらしのおもちゃに反応するようになり・・・

 

年が変わって、1月のある日、

獣医さんが来てくれることになった。

それは、家猫になるためのステップだった。

 

その日までに くもを捕まえないといけなかった。

が、体に触らせてもくれない彼女を捕まえるなんて 無理だ。

 

どうするのか?

 

子供用ベネドレル(液体アレルギー薬)で眠らせたらどうかなあ?

=飛行機に乗るときなど 小さな子にべネドレルを飲ませ(一服盛る)て

ちょっとおとなしくさせるなどというのは小児科の先生などが

お勧めしてくれる方法ではある。

 

が、猫に効くのか?果たして、安全なのか?

と、疑問があり、これは却下。

 

結局、餌をケージに仕込んで くもが自主的に

ケージに入ったところを捕まえることになった。

 

ケージの中で餌を食べさせる訓練が始まった。

何日もかけて その場所で餌を食べても安全ということを分からせる。

 

最初は、なかなか慎重なくもだった。

それで 捕まえられたのだから無理もない。

 

餌は食べるのだが、後ろ足はケージの外。

いつでも逃げ出せるように。

ちっともリラックスしていなかった。

 

でも、婿殿は 何日もかけて くもの警戒心を解いていった。

数日後、体全部をケージに入れた状態で 餌を食べるくもを目撃。

これなら 何とかなるかもしれないと思われた。

 

いよいよ獣医さんが来るという日、

前日から餌をお預けにされたくもはお腹が空いていた。

 

そして、当日の朝 餌を仕掛けた。

ケージに入って餌を食べ始めるくも。

急いでケージのチャックを〆る婿殿。

やった!大成功!

が、ケージの中で暴れるくも。

婿殿は、ケージにバスタオルをかけてやり暗くし 

そのまま獣医さんの到着を待つことに。

 

それから数時間、くもは閉じ込められていた。

午後、家に獣医さんがやってきた。

それにしても、この暴れる野良猫をどうやって診察するのだろうか?

 

続く

家猫への道

http://americajijo.jugem.jp/?eid=1383

 

このラグが好きらしく ごろごろするのだが 近づくと逃げる↓

 


 

JUGEMテーマ:興味深い話題・出来事など

猫派?

  • 2023.01.20 Friday
  • 11:40

どちらかというと犬派である。

 

子供の頃実家で猫を飼ったことがあった。

その子が 台所のシンクの裏側をトイレにしたため

潔癖症で動物嫌いな母の逆鱗に触れて

それ以来、猫はペットの対象から外された。

 

母の影響で 私も猫をそれほど好きではなかった。

 

そんなわけで、娘たちも犬派だと思っていたら

何年も前のこと、一人暮らしを始めた次女が 猫を飼い始めた。

一時期、2匹飼っていた。

 

彼女は結婚し 婿殿も猫好きのため何の問題もなく家族となり、

北カリフォルニアからデンバーへ 一緒に一匹が引っ越してきた。

一匹は先に天国へ逝った。

 

その一匹も寿命が来てまごまご(3歳)が

生まれるほんのちょっと前に 逝った。

彼らは、しばらくペットのいない生活をしていた。

 

猫のいない生活3年が経った去年秋。

彼らの家の周りに野良猫の親子が現れた。

元来の猫好きのため、婿殿は その親子に餌をやるようになった。

母猫は しばらくして姿を消した。

が、子猫2匹は 餌を食べにやって来ていた。

 

次女と婿殿は 彼らに名前を付けた。

女の子は、くも=空に浮かぶあの雲だ。白地に黒い模様がある。

男の子は、ほし=星。黒い部分がもう少し多く 毛足が長い。

 

ひと月ほど前 私がデンバーにやってきた頃、

2匹の内、くもは 餌をやる婿殿に

ちょっとずつ近寄ってくるようになっていた。

しかし、ほしは警戒心が強く 餌を食べに来るが 

近寄っては来ない状態だった。

 

そして、その日、

デンバー歴代2位という異常低温(−25℃)に見舞われた前日の夜。

その話は何度もしている。↓「インスタントフリージング」

http://americajijo.jugem.jp/?eid=1368

 

この寒さでは野良猫たちが 生き残れないかもしれないと心配し

娘と婿殿は 野良猫救出作戦を実行した。

 

餌の容器をケージの中に仕込み 餌を食べに来たくもを

ケージに閉じ込めて捕獲。

 

ケージのままお風呂場に連れていき 蚤取りシャンプーで洗ってやった。

しかし、相手は野良猫。

娘は 指をくもに噛まれてしまった。

 

洗い終わって外に出されたくもは 

慌てふためいて階下へと逃げて行った。

そこに、彼女用の餌、トイレと暖かい寝床が 用意された。

彼女は しばらくその階下の玄関スペースで暮らしていた。

 

しばらくすると、餌は皆のいる食堂に 置かれるようになった。

一階の玄関スペースは 寒い。

暖房は 2階と3階の居住スペースのみだ。

くもは、数日後には 人のいない時間を見計らって

少しずつ家の中をうろうろするようになった。

が、ちっとも馴れる様子は無かった。

 

婿殿は 野良に詳しい。

彼女は、産まれたときから野良。

人に飼われたことがない。

彼女が気を許すには相当の時間がかかるだろう

と、初めから言っていた。

 

そして 時間が経っていった。

 

続く

「くも 再び囚われる!」

http://americajijo.jugem.jp/?eid=1382

 

くも↓

 

 

JUGEMテーマ:興味深い話題・出来事など

またまた異例の大雪

  • 2023.01.19 Thursday
  • 06:07

年末異例の低温とストームによる積雪に見舞われたデンバーだった。

が、

徐々に 気温も落ち着いて 暖かい、といっても0℃から10℃前後の

毎日が続き、昨日の日中には あちこちに積もって溶け残った雪も

ほとんど消えていた。

 

と、思ったら 昨夜から大雪注意報。

警報がでたので まごまご3歳の幼稚園は 今日はお休み。

 

カリフォルニアに雨を降らせた雨雲が 

今日はデンバーに雪を降らせている。

 

 

次女が、

「居る間に 異例なことが何度もあるねえ」

と昨夜の警報が出た後で言った。

「ラッキーなのかも」

と、冗談を返した。

 

今も 雪は降り続いている。

警報は 朝方、一旦解除されたが、

ストーム警報は夕方まで続くらしい。

 

前回、夏に手伝いに来たときは 近くのスーパーに運転して

買い物にも行ったりしたが、

今回は しょっぱなから異常な低温を体験し、

その後に雪が降り 気温が上がらず 

ショッピングモールの駐車場や脇道はアイスバーンのままで

とても運転する気にはならない。

 

「スノータイヤは凄いよ。私でも雪道を運転できるんだから」

と、次女はいうが・・・。

怖い。

手伝いに来ているので 

ほんとうは買い物くらい行ってやれるといいのだが。

不案内な場所で それでなくてもおどおど運転になるのに

そのうえ、雪があったりしたら どうなることやら。

 

雪体験といえば、・・・

次女たちはこちらに引っ越してきた時 

10月だったが、ロッキー越えをしている最中に

雪に見舞われ チェーンを装着して乗り切ったそうだ。

彼らは 雪の怖さを知っている。

 

しかし、ここで暮らす限り 

この気候と仲良くやっていくしかないこともわかっている。

彼らはいつもの雪の少ない冬であっても、

毎年、冬にはスノータイヤに履き替えて

安全第一を心がけているとか。

ノーマルタイヤのまま冬を越す人たちがいたとしても

だそうだ。

 

長女たちの年末のロスアンゼルスとデンバーの往復は

本当に大変だったと思う。

 

今回は、無謀なロッキーの山越えを敢行した彼ら。

それをブログに書いたところ、

皆さんに どうやらハラハラドキドキをさせてしまい

命に係わる!

とのご意見を頂いた。

確かに そうだったと思う。

 

念のため言っておくと、

長女の婿殿は

「冬のデンバーへのドライブは金輪際しない。懲り懲りだ」

と言っていた。

彼はドイツ人 ハンブルグ出身。

とても慎重な性格で 無理はしない。

カリフォルニアが長いが 

冬の運転が危ないことは承知していると思う。

だから 着いたとき震えていたのだと思う。

彼は、二度と冬に車で来ようとはしないだろう。

 

皆さんも、絶対真似をしないでください。

そんな人、居ないと思うけど 念のため。

 

日中にもかかわらず 雪で視界が悪い↓

 

 

 

JUGEMテーマ:気になること

出かけてみたものの・・・(デンバーへの道)

  • 2023.01.15 Sunday
  • 03:21

飛行機がダメなら 車で・・・。

長女家族は、なんと車でのデンバー往復を決断。

事の始まりは↓

http://americajijo.jugem.jp/?eid=1374

 

果たして、彼らを待っていたものは???

 

いくらアメリカが車社会だといっても、この季節に??

ロッキー山脈を越える??

 

ロサンゼルスからデンバーまで車で走るとしたら・・・

 

調べてみた。

一番の近道をして1017マイル=およそ1640キロ

気が遠くなる距離だ。

 

ロサンゼルスから(101番)、パサデナ方面(210番)へ、

210番から15番に乗り、ラスベガスを通ってひた走り、

そこから70番で、ユタ州からロッキー山脈を抜けて デンバーに。

 

休みなしで 走りっぱなしで

事故などの道路の問題無しでゆうに15時間以上かかる。

 

無理して走って 3時間ごと、いや、4時間を走り続け(可能か??)

何度か休憩を10分とか入れるとすると、3回は休むだろうし

2回は、軽く食事をするとして プラス余分に1時間以上はかかるだろう。

一日で走れる距離ではない。

 

調べてみてわかったのだが

ロサンゼルスからコロラド間を車で走る場合は 

途中あちこちの観光スポットを回りながら 

何日もかけて走り抜けるルートらしい。

 

今回、ロッキー山脈を抜ける一番近いルートは 

最初っから閉鎖、あるいは、走っている途中で

通行止めになる可能性が大きい。

もし運よく閉鎖されなくても 危険極まりない。

 

安全な南回りのルートを取るように助言。

しかし、南回りはさらに遠い!             

大丈夫か??

 

彼らは その夜 出発した。

とりあえず、どこまで走れるのか?

 

南回りの場合、

パサデナ(210番)からラスベガス方面(15番)へ

途中のバスト―で西に(40番)乗り換えて アリゾナ州を抜けて

ニューメキシコ州アルバカーキから北上(25番)しデンバーへ。

全行程およそ1270マイル=約2050キロ

 

なんと、北回りに比べて 410キロ余分に走ることになる。

 

 

車の運転 大体一日に走れる距離は 私の場合、400キロがせいぜいだ。

2050キロなど 冗談でしょう?

長女と婿殿と交代で運転するとしても・・・。

 

出発したと連絡が来たのは 午後の4時過ぎだった。

その日、彼らが目指したのは アリゾナ州キングマン。

最初の難関は、夕方のロサンゼルスの渋滞を抜けること。

最初から苦難の道。

キングスマンに無事についたと連絡が来たのは 

それから9時間後の真夜中 一時を過ぎていた。

 

途中、ロッキーを抜ける最短距離は 無理なのか?と

再々にわたり次女あてにメッセージが送られてきた。

が、危険過ぎるから勧められないと返事を返すという一幕も。

 

デンバーを目指す彼らの旅は こんな風に始まったのだった。

 

続く

デンバーへの道↓

http://americajijo.jugem.jp/?eid=1376

 

 

 

 

JUGEMテーマ:お出かけ

 

飛行機が飛ばない

  • 2023.01.14 Saturday
  • 07:33

2022年年末、異常な寒波が到来したデンバー。

12月22日には、異常な低温(−24℃)に見舞われ、

そして、その次の週の後半28日にまた異例のストームが来た。

夕方の雨が雪に変わり 30センチ以上積もった。

デンバーというところは、雪が降るとしても 

降雪量はさほど多くないというのに 異例のことだという。

普段は、降ってもすぐに消えてなくなるのだとか。

 

次女がデンバーに越してきて5年ほどになるが

こんなに気温が低くなったのも初めてだし

こんなに雪が積もるのも 初めてだという。

ちなみに 12月22日(木)の異常低温は歴代2位だそうだ。

 

家の中は暖かいので 生活に支障はないが

その影響で 長女家族のデンバー訪問は とんでもないことに。

 

ベイビー誕生をお祝いするというので

長女家族も年末の数日間を デンバーで過ごす計画をたてていた。

彼らはLAX(ロサンゼルス)からデンバーに飛んでくる予定だった。

が、出発の前日、突然彼らの乗る便がキャンセルされた。

 

理由は、簡単だ。その一週間ほど前の寒波で 

飛行機のダイアは、軒並み遅延、キャンセルが相次いだ。

フライトの遅れは遅れを呼び、キャンセルはキャンセルを呼び

アメリカ中のフライトスケジュールがめちゃくちゃになってしまい 

どうにもならない状況になった。

 

長女家族が計画した4泊5日のデンバー旅行は絶望的となった。

必死でデンバー行きを探すと、代わりのフライトはなんと4日後。

それでは、彼らの4泊の計画は めちゃくちゃだ。

 

飛べないとなった彼らは、どうしたか??

飛行機がダメなら 車で・・・なんと車でのデンバー往復を決断。

 

続く

「出けてはみたものの」↓

http://americajijo.jugem.jp/?eid=1375

 

奇麗だけど 恐ろしい雪↓

 

 

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