帰りはまさかのロッキー越え
- 2023.01.18 Wednesday
- 13:33
異常気象の影響でフライトキャンセルとなり
「飛行機が飛ばない」↓
http://americajijo.jugem.jp/?eid=1374
二日かけて 車でやっとの思いで冬のデンバーに
たどり着いた長女家族。
そんなに大変だったのに、その翌々日、
出発してから4日目の早朝、彼らは帰路についた。
なんとも短い滞在だった。
産まれたばかりのベイビーとのご対面!
12月の家族行事のプレゼント交換。
その後の家族で囲むご馳走!
積もったばかりのまっさらな雪でソリ遊び
などなど
訪問の目的を 着いた翌日、たったの一日で
ぎゅうっと凝縮してこなした彼らだった。
雪で遊ぶ↓
4日目の朝、 7時過ぎ 彼らからテキストが来た。
これからロサンゼルスに向けて 走り始める。
二日かけてロサンゼルスを目指すという。
確実に翌日には家にたどり着きたいので
そちらには寄らずに 宿から出発する、と。
その日の予報では 来た時のような雪の脅威に
さらされることはなさそうだった。
そして、
彼らの選んだルートは、最短距離、ロッキー山脈越え。
ノーマルタイヤで。
今思い出すと無謀だが、
来た時に比べれば 我々もさほど心配していなかった。
メジャーな道路はすぐに雪かきされるので
「嵐さえ来なければ 大丈夫に違いない」
と。
走り始めて3時間も経たない10時45分頃、
デンバー組がお正月用の食材を買いに
日系スーパーに出かけている途中に テキストが来た。
ワイパーが故障して とても怖かったけど 婿殿が修理して
何とかなった、と。
そういえば、デンバーで次女が乗っている車には
ウォッシャーに 不凍液が入れてある。
どろどろの雪解け道を走るには ワイパーは 必須だ。
フロントグラスを 洗うウォッシャー液が凍ってしまったら
前方が見えなくて怖ろしいことになる。
天気は回復したとは言うものの まだまだ山越えは厳しかった。
ロサンゼルスを目指しひた走る彼らの前には、
山を越えるとまた山、いつ果てるとも知れない山越えが待っていた。
しばらくして、どこでこの山道は終わるのか?
と、長女から 泣きの入ったメッセージが来た。
しかし、もうすでに位置情報のシェアも終わっていたので
それに応えるすべもなく・・・。
しばらくして彼らの山越えは無事に終わりを迎えたらしかった。
途中の景色は素晴らしかったらしい↓
出発から12時間後 セントジョージ(ユタ州)に着いたとの知らせ。
ちなみに、デンバーとセントジョージ間は 630マイル=1015キロ
そして、その翌日 彼らの旅が始まって5日目、
朝の8時半(最終日 残りの距離も前日より減って余裕が・・・)
残り400マイル=約650キロを 走り抜けて 午後の4時過ぎ
無事に自宅へと到着したとのメッセージ。
それにしても、こんな風にもう一度彼らの旅を 大まかにでも辿ってみると
それだけで 疲れてしまうほど。
本当にお疲れ様!
これにはさらに後日談がある。
彼らは ロスアンゼルスに帰り着き 一日の休憩を取り
さらなる旅、日本へと飛んだ。
タフだねえ。
と、デンバー組は ため息をついた。
が、彼らも人の子。
日本に到着後に 一人ずつお腹の風邪をひいたそうな。
無事に全員リカバリーし めでたし、めでたしではあったが・・・。
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