リハビリできるところを教えて欲しいのですが。。。

  • 2017.07.25 Tuesday
  • 18:09
久しぶりに病院へ。

別に具合が悪いのではなく
足首の手術からもうすぐ9ヶ月が経とうというのに
いつまでたっても歩けるようにならないので
専門家によるリハビリをファミリードクターに 紹介してもらうために。

予約を取っていたが 受付で かなり待たされる。
やっと診察室へ。
そして、また待つ。

かれこれ1時間以上経過してやっとドクターの登場。

まずは ドクターにどんな手術をしたのかを手短に説明する。

ドクターは まずは 患部のレントゲンを見たいという。
そこで レントゲン室へ。

レントゲン技師のおじさん、
「どうしたの?骨を折ったの?」
きっとなぜレントゲンを撮る必要があるのかを聞く。
「いえ、去年くるぶしの手術を受けたのです」
と私。

足首にレントゲンを当てるとすぐに
「なんと ホームデポみたいだね」
と技師さんが驚きの声をあげる。

そりゃそうだ!

私の左足首周辺には 3センチx1.5センチくらいのプレートに
ビスが打ち込んであるし
踵から足先に向かって大きなねじ釘が2本打ち込まれている。

びっくりするのも無理はない。

好きでビスやらプレートやらを入れてるわけじゃないけど
足の痛みを取るためには 手術をするしか仕方のなかったから。

何枚か角度を変えながらレントゲン写真を撮る。

再び ドクターの診察室へ。

今日は 見習いのドクターもいて
主治医と2人興味深げに私の足首の写真を診ている。

レントゲン技師さんに
「ホームデポだ」
って言われたと彼らに言うと
「確かにね」みたいなリアクション!

ドクターが
「凄いね。ほら見てごらん!」
とドクターのパソコンに現れたレントゲンの映像を私に見せてくれる。

久しぶりに見た自分の足首のネジたちは 思っていたより随分長かった。
そして、ドクターの解説入りで まじかにまじまじと見ると
それはそれで 新たな感慨と発見も。

ホームドクターはそれらのレントゲンを見てしきりに「凄いねえ」といい。
「じゃあフット(足)のスペシャリストを紹介します」
と足の専門医の情報をくれる。

そうそう、アメリカってこうなのよね。

主治医は 入り口。
難しい案件はどんどんスペシャリストへ。

リハビリ(フィジカルセラピー)の場所を直接 紹介してもらえると思ったけど 。。。
甘かった。

診察室 ↓







ホームディポみたいだねと言われたボルト入り足首↓


歯科検診(治療費が高い)

  • 2015.06.14 Sunday
  • 07:51

アメリカの医療費は高い。

20年こちらで生活しているので 

そんなことは常識だと解ってはいるのだけれど

それでも 高いなあと思う。

 

今日は、歯の定期健診に行った。

定期健診は、6ヶ月に一度受ける。

歯のクリーニング、専門のスタッフが歯の歯垢を落として 

歯をぴかぴか つるつる きれいにしてくれて

そして、虫歯がないかをドクターがチェックしてくれた。

 

いつもは何枚か分けて歯のレントゲンを撮るのだが、

それに加えて、今日は、ぐるりと頭の周りを

機械が回るレントゲンも撮った。

これは いつもより料金が高いなとびくびく。

 

今、私は歯の治療に対する保険を持っていない。

治療費は 実費だ。

 

保険を持っていると 部分的に その場で払い

その後 何週間後かに 保険会社が支払わなかった分の

請求書が送られてくる。

 

保険を持っていても カバーされる料金は部分的なものだったが

保険でカバーされることもないとなるとその金額たるや

「どんだけ〜〜!!」

今日のお支払い金額は、223ドル(約25000円)だった。

ヒェ〜〜!高い。

そして、

「小さな虫歯がありますよ。治療しましょう」

といわれて 明後日に予約を取ったのだが 

「大体どのくらいかかりますか?」

と 聞いたら 

200から300ドルです」

と受付のお姉さんが。

高いねえ。

こまめなケアをしておけば、大事には至らないというわけだけど

それでもねえ。

日本では いまどき 同じような歯の治療はどのくらいかかるのだろう?


JUGEMテーマ:健康

逆さまつげが 悪い?

  • 2013.08.25 Sunday
  • 16:30
 目がかゆい。特に左目の右端、つまり顔の中心に近いほうの目の端が

かゆくてかゆくて しょっちゅう 目の端をぐりぐりと押さえて

かゆみを我慢する。そして、泣いてもいないのに

涙がいぽろぽろぽろぽろ 出る。さらに、始終 目やにがついている。

 

年だから??これは自然現象?

などといつもののんき癖で 放っておいたけれど

最後には、左目が 真っ赤に充血。

うさぎさんのお目目のようになってしまい

これは病院だなとやっと気がついた。

 

そういえば 去年の今頃、朝になるとでっかい目やにが

左目につくようになって、アメリカに来て 初めて眼科を受診。

目に入れる塗り薬を 処方してもらい、あっという間に良くなった。

 

眼鏡医と眼科医↓

http://americajijo.jugem.jp/?eid=578

 

そのときと、同じ症状だ。

 

予約を取って 受診した。

 

ドクターは、どういう症状が出ているのか質問しながら

検眼のとき使うのと同じ機械を使って 目を注意深く観察。

どちらのほうが かゆいのか?どちらの目がどういう症状か?

と尋ねるので

「左目のほうが かゆみも強いし 涙がぼろぼろ出るし

目やにもすごい」

と答えると、

「左目の目の端のまつげが 目の中に刺さるように生えているから

涙がでたり かゆかったりするので そこに生えているまつげを

今から抜きます」

といい 早速 ピンセットを使って まつげを引っこ抜いた。

 

そして、目薬を処方してくれて 

[2週間後に症状が緩和されれば 大丈夫。

もし、症状が 治まらないようなら 電話して

もう一度受診しなさい」

という。

 

去年も同じ症状だったけど、逆さまつげが 悪かったなんて

言わなかったけどなあ。最近山火事があったりして 

この目のかゆみは、アレルギー?などと考えていただけに

ちょっと狐につままれたような気分で 帰路に着いた私。

 

数日が経った今、症状は少し良くなったようではあるけど

まつげは 伸びるからなあ。伸びたら また 眼科へ行って

抜いてもらわないといけないのかなあ?

アメリカの医療費、高いんだよねえ。

まつげくらい自分で抜けるかな?


JUGEMテーマ:健康

穴を埋めますか?骨を削りますか?

  • 2013.08.16 Friday
  • 14:23

一年ぶりに 足のドクターに行った。

 

最近、小児麻痺の右足が 悲鳴を上げているらしく

すぐにこむら返りをする。

そして、偏平足からロボット足となった左足は 

ますますくるぶしが潰れてきているような・・・。

偏平足の足は アーチが潰れていて 土踏まずのところの骨が

出っ張っている。その部分がブレイス(補助器具)に当たるので

骨とブレイスのクッションとの接点の部分に 2センチくらいの

穴が開いてしまった。

クッションが無いので ますます擦れて痛い。


ドクターには、補助器具に不具合が生じたら 受診しなさいといわれていた。

 

やはり専門医に見てもらわないといけないのでは??

と、自分としては かなり考えた末の受診だった。

なんたって足の専門医なんだから これを見たら何かいい知恵を

出してくれるだろうと期待していた。

 

受診当日、一年ぶりで 先生の顔はすっかり忘れてしまっていたが・・・。

 

まず、診察室に通されるとお決まりの看護婦さんの問診からはじまった。

診察台に乗るようにいわれて、靴を脱ぎブレイスをはずすようにいわれた。

簡単な機械で血圧を測り おでこをくるくるっと触って熱も測り

「どうしましたか?」

と聞かれるので

「ブレイスに穴が開いたんです」

とブレイスの穴を見せながら、答えると

「それは大変ですね。ドクターが修理してくれると思いますよ。

ドクターが来ますので少しお待ちください」

と、なにやらPCに入力すると 看護婦さんは部屋を出ていった。

 

数分後、ドクターが現れた。

「調子はどう?」

と、軽ーーいタッチ。

そうそう、そうだった。このドクター、やけに陽気なやつだったな

と一瞬で思い出しながら

「上々です」

と、答えながら、いつもの矛盾に悩む。

アメリカのお医者さんて面白い。

具合が悪いから来ているのに How are you? (こんにちわ)

っていうから、I'm fine! (調子いいです)ってつい答えちゃう。

だけど、後から、そんなこと 聞くなよ!ってムカッとする。

 

その通り一遍の挨拶が済んで やっと

「今日はどうしたんですか?」

と聞いてくれる。

 

そこでやっと、本題に入り、ブレイスに穴が開いてしまったこと、

ますます足首が 悪くなっているような気がしていること、

ポリオの右足が 弱っていてすぐにこむら返りを起こすこと、

ブレイスの穴は 骨とぶつかっているためにできたことなどを

訴えた。

 

私の訴えなど 取るに足らないという様子で、ドクターは、

「今から、穴を修理するからね」

と簡単にいうので

「この骨とぶつかるんですよ。何かいい方法無いんですか?」

と飛び出た骨を見せると ドクターの返事は、

「通常 ブレイスは 1年半か2年しないと

新しいものを作らない。解決法は二つある。

ブレイスの穴を埋めるか 骨を削るかだけど、どっちにする??」

と、冗談めかして おっそろしいことをいう。

いくら冗談と分っていても 

「骨を削るのはいや!」

と 硬く辞退。

すると陽気なドクター

「私も骨を削るなんてのは お勧めしません」

と、真顔でいう。

小児麻痺のほうはフィジカルセラピー(マッサージなど)を

薦められたけど そちらも辞退。

高価だけど効果が期待できないから。


ほっとしながら 

「しかし、このドクター、ほんとに大丈夫かいな??」

と、首をかしげた私。

 

ロボット足の顛末はここから↓

http://americajijo.jugem.jp/?eid=537


土踏まずの白いところが 穴を補修した部分 ↓


JUGEMテーマ:健康

歯の定期健診へ

  • 2013.04.09 Tuesday
  • 15:36

今日は、歯の6ヵ月ごとのチェックアップ(定期健診)の日だった。

歯医者さんへ行って来た。


こちらの歯医者さんでは 保健を持っていれば

大体 半年に一度のチェックアップは 保健でカバーされる。

全額ではないけれど いくらか出る。

 

虫歯になってから 治療するのではなく

虫歯になる前に 予防する。

 

チェックアップは 保健でカバーされる。

そのほうが 治療費が 安いからということらしい。

予防医学のほうが 本当に病気になるより

安いから それに対しては お金が出るわけだ。

 

でも、その規則はとても厳しくて

半年に一日でも足りないと 一銭も出ない。

半年以上経っていれば 長い分には 何も言われない。

一年経っていようがなんだろうが カバーされる。

 

アメリカの医療費は 高い。

馬鹿みたいに高い。

商業保健だからだ。

健康保険料は、どのくらい治療費がカバーされるかによって

料金が決まる。一律でないところが 日本と違う。

いい保険は 高い。


そして、そんなに高い保険料を払っているのに 

保険で払われた後に自分で支払う医療費も 日本より高い。

日本の健康保健制度はいいね。


オバマさんは、国民皆保健を目指しているが

結局 その負担は 中産階級にどっとのしかかっている。

 

そんなに医療費が高ければ お医者さんは さぞや 裕福だろうと

思うと ドクターの奥さんの友達は たいして儲からないという。

 

いったい 誰のところにお金が行っちゃうんだろう??

不思議だ。


JUGEMテーマ:健康

optometrist (眼鏡医)とophthalmologist(眼科医)

  • 2012.08.28 Tuesday
  • 14:54
 英語がわからないというのは悲しい。

お医者さんにかかるにも すぐに決心がつかない。

 

だけど 毎朝 鏡に映るでっかい目やに、

気になって 気になって 仕方がない。

 

日本の眼科医は 眼鏡屋さんとは違うが

アメリカの眼鏡医は 簡単な診察をしてくれて、

眼鏡もそこで作ることができる。

ずっとお世話になっていた目医者さんは 

日系人で 日本語がわかるので 助かっていた。

 

ところが、いつのころからか目のふちが赤くなって 

肌荒れのようになり傷になっているかのように

ちくちく痛んだ。

それに、目が時々無性にかゆかった。

その症状から アレルギーだと思っていた。

 

去年あたりから 目やにが出始めて、

それが だんだんひどくなった。

薬屋さんで売っているアレルギーの目薬を 時々つけていた。

しかし、目のふちの赤みも目やにも一向によくならなかった。

そんなに大したことではないと放って置いたら

症状がどんどん悪くなってしまい

さすがに病院にいったほうがいいと思うようになった。

 

友達にいい眼科医を教えてもらい

やっと重い腰を上げて 受診した。

日本語が通じないのが 難だけど・・・。

 

うーーん、やはり違うみたい。

眼科医の診察とその診断、今までに受けたことのないものだった。

目の中に塗る塗り薬を処方された。

 

これで でっかい目やにから開放されるだろうか?


それにしても 最近医者通いばっかり。

年だねえ。


JUGEMテーマ:健康

ついにロボット足に・・・

  • 2012.07.25 Wednesday
  • 15:10
 色々聞きたいことがあった。

前回の診察のとき、手術しないといわれて喜んで 

すっかり舞い上がってしまい ドクターに 聞きたかったことなど

すべて言ったわけではなかった。

2度目の診察を待つ間に いくつかの疑問が出てきた。


今回も 長女が 一緒に来てくれた。 

病院へ行く途中の車の中で 今日はちゃんと全部の質問を

はっきりさせようと話し合う。 

 

娘にメモを取っておいたら といわれて 早速 箇条書き。

 


その1) 右足が弱い(ポリオだったから)ので
ほとんど左足を使う生活をしている

急にブレイス(サポート器具)をつけて

矯正するということだったけれど

少なくとも17年間 つぶれつづけたくるぶしが

急に 形を変えられて痛くないのか?

日常的に履き続けることができるのか?

 

その2) 中学のときに骨折した左足(これもなぜか左足)は 

右足より短い。前々から足の長さが違うのが原因の不具合も

あるように思う。両足の長さをあわせことができるなら 

この際やってほしい。果たしてできるだろうか?

 

その3) ブレイスが出来上がってくる間 痛む左足のために

何かできることがあるか? 悪いほうの足の平のために 何かできるか?

そして、痛みを 減らすような方法は、あるのか? 

など。

 

予約時刻より15分ほど前にオフィスに到着、

しばらくして、診察室に通される。

 

部屋に入るとすぐに看護婦さんは 明るく 話しかける。

「さあ、今日は足の型を取りますよ。その前に 血圧と体温を測ります」


おっと、もうすでに 補助器具をオーダーすることに話が

決まっている様子。

 

あわてて 右足は小さいときにポリオ(小児麻痺)を患ったため

弱いこと。そして、中学のときに左足を骨折して 左右の足の長さが

違うことなどを話し 用意した質問を次々と看護婦さんに浴びせると

「それはよい情報をありがとう。ドクターに 聞いてみましょう」

と軽い返事。

 

そして、ドクターが登場したかと思うと すぐに左足の膝から下の足型を

取る準備をはじめる。看護婦さんは ドクターの手助けで忙しく

口を聞く暇もない。そこで、娘が気を利かせて ドクターにもう一度 

さっき看護婦さんに言ったことを繰り返す。

 

ドクターは 作業をしながら説明してくれる。

D: 「ブレース(補助器具)は すぐに一日中つけるわけではなく

最初は一日 1時間ぐらいからはじめて だんだんに慣らしていくので

痛くて歩けないというような心配は無用です」


私: 「右足が利かないから 左足が痛すぎて歩けないということになると

困るのですが」と聞くと


D: 「具合を良くするために履くのですから それほど痛みを心配する

必要はありません」なんとも心強い答えだ。さらに質問する。


「どのくらいの間隔で 形をアジャストするのですか?」


ブレースを装着することで、だんだんとよくなることがあるかと

思い 聞いてみる。


D: 「残念ながら あなたの年齢では 劇的な効果はないと

思います。2年に一度とかの割合で 新しいものを作るというのが

一般的です」

 

なーんだ、やっぱりそんなによくなるわけではないのね。

それに これからずっとへんな長靴(補助器具)を履かないといけないのね。

 

ちょっとショックを受けた。

でも、この足の痛みがなくなるなら どんなことでもやらなきゃ。

 

あっという間に 足型は固まる。マイクロファイバーだという。


D: 「3週間後に出来上がるので もう一度 診察に来てください」

と、部屋から出て行く。ほかの患者さんも同時に診ているらしい。

 

ドクターは、もう一度戻ってきて、

左右の足の長さの違いも測ってくれ、

D: 「じゃあ、0.25センチのアジャストを入れておいたよ。

本当は0.5センチ違うけど 急に違う長さになるとかえって

不具合がでるからね。3週間後に またいらっしゃい」という。


私: 「待っている3週間の間に 何かできることがありますか?」

と尋ねると すごーくうれしそうに


D: 「もちろん。そういうことなら 足首を骨折したときに使う

サポート器具があるから それを使いなさい。足首が倒れるのを

防いでくれます。女性の場合、ヒールがなかなか合うのがないと

いうので あまり人気がありませんが・・・」といい、

「さあ、今日の診察はここまでです。ありがとう」

と握手をして 部屋から出て行く。

 

そして、看護婦さんが なんだかごっついものを持って

部屋に戻ってくる。スキーブーツのようなロボットの足のような

サポーターだ。

 

「これは買取ですか?」

思わず訊いてみる。3週間だけ履くのに こんなにごっついということは

かなり高そう!


看護婦さん: 「健康保険で一部は支払われるから心配しなくていいわよ」

と、ニコニコ顔。


私:「これで ゴルフもできますか?」 つい、聞いてみる。


看: 「ゴルフは歩いているの?それとも、カートに乗るの?

カートなら 大丈夫よ。買い物でも 散歩でも。これを履いてね」

と、太鼓判を押してくれる。

 

あーーあ、また、かもられたかな。でもね。足の痛いのには代えられない。

たとえ 3週間だとしても 本物のブレースができてくるまで

このごっついロボット足を試すしかないね。


続く


JUGEMテーマ:健康

手術しなくてもいいの?

  • 2012.07.23 Monday
  • 13:28
 Doctor: 「あなたの足がこういう風に変形した原因はというと、

お産のときに関節がやわらかくなるのですが

そのときに体重が増えて 大きな負担がかかり、

ジョイントがいつもより増えた体重で変形し、

そのままつぶれてしまったのでしょう。

そして、どんどん傾いていって

今のような状態になったのです。

これを治療する方法として 足の平のアーチをサポートして

形を整形させる補助器具をつけるという方法があります」


今まで ただのうっ血だと思っていた足の腫れの原因は 

くるぶしの変形だと「ためしてがってん」で説明していたので

納得していたが、そのくるぶしの変形の原因が お産のときの

関節の緩みと関係しているなんて 目からうろこだった。


だから3女を生んでから 腫れがひどくなったというわけだ。

生むまでも体重は増えるけれど 育てる間も抱っこしたり

常に 自分の体重ブラスの付加がかかっている。

子育ては 自分の体を削る作業なんだなあ。

改めて 納得!!

 

先生は ブレイス(補助器具)のサンプル写真を見せてくれた。

医療用のかかとの補助器具だ。

ロボコップの足のような頑固なもので かかとを固定するものらしい。

 

D: 「あなたの足は たとえていえば、腕を曲げた状態で

17年間暮らしたような状態です。

それを無理やりまっすぐにするのですから 

大変ですが これをつけて様子を見ましょう」

 

私: 「それで普通に歩けるようになるんですか?

手術しなくていいんですか?」

娘も間に入って、何度も同じ質問をする。

なにしろ、もうこれを治すには手術しか手はないのだろうと

覚悟していたから、手術無しでいいといわれたら

びっくりしてしまう。もちろん うれしいびっくりだ。

 

D: 「なるべくなら、手術はしないほうがいいでしょう。

まず、これを試して だめなら手術ということも

ありえますが・・・まずこれをやってみましょう。

医療保険でどのくらい補助がでるか 

費用がどのくらいかかるかを 調べておきますから 

来週また来てください」

 

というわけで、手術は無しで ロボットのような長靴くらいの

長さのサポート器具をつけるという治療をすることになった。

 

果たして この変形した足がどのくらいよくなるものなのか?

費用はどのくらいかかるのか?

後から 不安が頭をもたげてきたが、

そのときは 手術なしという一言にとても喜んで

次の診察の予約を取って ドクターのオフィスを後にした。

 

続く


JUGEMテーマ:健康

足の専門医へ その3

  • 2012.07.22 Sunday
  • 15:38

いよいよ足のスペシャリストへ行く日になった。

 

パサデナに住んでいる長女に一緒に来てくれるように頼んだ。

手術などの細かい話になったら 自分の英語力では

心もとないと思ったのだ。

 

ウェブサイトから問診表などはプリントアウトして

ちゃんと書き込んで持っていった。

 

なぜ その病院へ行くことになったのか?という質問には

簡単に 「2時間歩くと足が腫れて痛くて歩けなくなる」

とだけ記入した。口で説明すればいいと思ったからだ。

 

アポイントメントの時刻より少し早めにオフィスに着いた。

 

窓口で 名前を言うと 診察料の支払いなどについての

アグリーメント(了解)の書類サインを求められる。

そして、コーペイメントという初診料を支払う。

それから またしばらく待った後、看護婦さんに名前を呼ばれ

診察室に入る。             

 

看護婦さんが血圧を測ってくれて ドクターを待つ。

 

数分後 ドクターが現れる。

思ったより若くて元気のいい先生だ。

 

ちょっと私の足をて、

「まず足のレントゲンを撮ります」

という。

あれ、待てよ。

レントゲンは この間 ホームドクターに言われて撮ったばかり。

「まだレントゲンを撮る必要があるのですか?ホームドクターの

ところから レントゲンが送られてきていないですか?」

と聞くと 「ない」という返事。

「変だなあ。送ってきているはずなのに」

と抵抗を試みると 

「レントゲン撮りたくないですか?じゃあ、そのドクターから

送ってもらうのを待ちますか?」

という。

娘が 

「もし、今日ここでレントゲンを撮らなかったら 

もう一度出直しですか?」

と私の代わりに質問してくれて

「そういうことなら、もう一度来ないとだめです」

といわれてしまう。が、もう一刻も待てないくらい足の状態は

よくないのだから それでは困る。

レントゲンを何度撮ろうが 出直すよりましと

「今、レントゲンを撮ってください」

というと、

「では、こちらにどうぞ」

と、オフィスの一角へ連れて行かれる。

 

そこには足専用のレントゲンを撮る装置があった。

左の足の甲を上からとまっすぐな状態とを倒した状態で横からと

3枚のレントゲンを撮り、そして、また診察室へ戻る。

 

少し待っていると先生がレントゲンとともに戻ってくる。

そして、先ほど渡した問診表を見ながら

D: 「ふむふむ、歩くと足が腫れて痛い。それは、いつからですか?」

というので、

私:「17年前に 3女を生んだ後からです」

と、答えると

D: 「痛くなったら、どういう風にそれを直してきましたか?」

と、ドクターは質問したが 意味が分からずに

頓珍漢な返事をしていたら

娘が「違う違う。これはこういう意味」と教えてくれたので

私:「痛くなったら 足を休ませます」

D:「その腫れが直るのにどのくらいかかりますか?」

私:「一晩です。寝て起きると腫れは引いています」

D: 「さあ、レントゲンを見ましょう。どういう状態なのか

それらを見ながら 説明します。はい、見てください。

あなたの足は くるぶしの関節が変形しています。

足の平のアーチがなくなっています。ところでホームドクターの

ところでも同じようなレントゲンの撮り方をしましたか?」

と聞くので 

私: 「いや、そういう風には撮っていない」

と答えると

D: 「ほら、見て御覧なさい。足の角度が垂直でなく倒れていますね。

この2枚の映像の骨の形は 違っていないといけないのに同じです。

ここ(内側のくるぶしの関節)がつぶれてなくなっているのです」

と説明する。

 

やっぱりね。ためして合点で言っていた通りだよ。

くるぶしが倒れていた人、手術してやっと歩けるように

なったって言っていたもの。

(続く)

JUGEMテーマ:健康

なぜ これまで医者に行かなかったの?

  • 2012.07.20 Friday
  • 14:31
なぜ 今になって 急に足が気になり始めたか?

 

第一の理由は 日常生活に不都合なほど歩けない状態だと

やっと気がついたからだが、いったいこんなに悪くなるまで

どうして放って置くことができたのだろう?

 

自分でもあほじゃないかと思うほど我慢強いなあと

今さらながらにあきれる。

 

足は痛かったが カリフォルニアの生活は 車で出かけることが多く

歩いて足が痛くなっても 少し我慢すれば 車に乗って休めるので

何とかなってきたのだと思う。

 

そういえば、日本へ里帰りするたびに 足が痛くなって

辛い目にあった。今思えば、それは 日本では、歩くしかない

状況だったからだ。

 

長時間歩くと 腫れて痛む足は 

こちらの生活では 何とかごまかせたが

日本では そういうわけにはいかない。

しかし、日本にいる間は 歩くより仕方がなく、

腫れた足を引きずりながら いつも歩くのだが 

痛みに耐えられなくなると 靴が悪いのかもしれないと 

靴屋さんに飛び込んで 靴を買うのが常になっていた。


しかし、この状況も 飛行機に乗ると気圧が下がり

足が腫れるから いつもより足が痛むのだと

思い込んでいた。


本当の原因は まったく違うところにあったのに

素人の浅はかさというべきか?


こんな風に足が腫れるようになったのは 17年前に3女を生んだ

とき以降で、そのときの日本の産科の医者の説明は、

「帝王切開で生んだため 自然分娩と違い急激にホルモンの

状態が変わり、体の中の水分バランスが壊れて 足が腫れた」

というものだった。


このときの足の腫れ具合も半端なものではなく

その腫れのために退院するのが遅れたほどだった。


その半年後、3女が6ヶ月のときに 

日本からアメリカに越してきた。

 

その後も 足の腫れはちっともよくならず 足が腫れ続けるのは

子供のころに左足を骨折しているから 左足の太い静脈の弁が

壊れてしまい、うまく心臓へと血液が 戻っていかずに 

うっ血することによるのだろうと自分なりに考えていた。


それに加えて、左足の親指は内側に倒れこみ外反母趾になっている。 

だから、外反母趾も 痛みの原因だと考えていた。

 

足はずっと腫れ続けた。

そうとう痛みもひどかった。

しかし、痛いからと休んでいることはできなかった。

慣れない生活で 四六時中、目の回るような生活だった。

初めての異国での生活。言葉は通じないし・・・。 

足にかまけている暇はなかった。


そして、足の痛みは 日常的なものとなった。


が、歩かなければ痛くないということもあって

とにかく毎日の生活が 一番。

痛いのは自分の鍛え方が足りないのだと思っていた。

「痛い」というと

家族からは

「鍛えないと弱くなる一方だ」

といわれ、そうなんだろうなあぐらいに思っていた。

 

しかし、17年の我慢の末、さすがに日常生活に支障をきたすと

感じはじめていたところに 決定的な気づきが訪れた。


それは、NHKの「ためしてがってん」という番組でやっていた

「危ない偏平足」の事例だった。

 

偏平足のために歩行不自由になった人の症状が 

まったく自分の左足とそっくりだった。

偏平足のために 足首が倒れてしまっている。

自分の足を見てみたら 驚いた。「私の足と同じだ!」

そのときまで そういう風にじっくりと

自分の足を見たことがなかった。

症状もそっくりで 歩くとくるぶしの周りが腫れる。痛む!

その歩行困難になって手術したという人も 

長い間 痛みを我慢して歩いていたという。

 

これは やばいよ。

やっぱり 早く足のスペシャリストへ 行かなくちゃ!

これ以上我慢しちゃいけない!


続く

JUGEMテーマ:健康

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